密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

北パニック官邸情報操作に孤立化するな。トランプ政権の軍事と外交の鍵を握る三人の元将軍

北朝鮮問題、何とかトランプから過激な言葉を引き出そうと電話会談を続ける安倍首相が、トランプの韓国への愚痴を御用メディアを通じて大々的に吹聴。言うに事欠いて、”8月29日の日米電話会談で、トランプ大統領は、北朝鮮との対話にこだわる韓国について、「物乞いのようだ」と痛烈に批判した。”のだそうだ。
まあトランプの表現の稚拙悪質不適切は有名なので嘘とは言わないが、電話首脳会談の中身を、しかも他の同盟国が関わる内容を、軽々にフィオ長するのが責任ある国のトップの態度なのか?加えて、電話会談は他の人が確認できないし、アメリカでは日本のアベとトンデモトランプの会話なんてニュースプライオリティーは最低であるので報道されない。


トランプの陰で危機を煽る安倍政権と日本国民のリアクション、と、アメリカの温度差
について、田中康夫ちゃんがいいこと言ってますです。



田中康夫の「だから、言わんこっちゃない!」vol.78『トランプ政権・安倍政権 日米その彼我の違いとは!』


日本では、狂犬(マッドドック)のあだ名が誤解されやすいマティス国防長官。
アメリカの行為の軍人は、とてもエスタブリッシュメント。長い厳しい職務を引退後、大学で穏やかに教鞭を取り自分の研究にいそしんでいた彼に、”トランプ”からお声がかかった「相手はドナルド・トランプだぞ」と懸念する友人に、国防長官就任を前向きに検討し、就任を決めたのは、元軍人ならではの、真のアメリカの危機を救う役割という認識があったからだろう。凶暴赤ん坊大統領政権を支えている三人の元軍司令官について書かれたこの記事、4ページにわたる長い記事だが、是非一読してほしい。
”言動が予測不能で大統領という職務にふさわしくないと思われるトランプの下、政権は混乱したまま発足から半年以上が経過した。とはいえ将軍たちの友人が当初抱いた疑念は、別の感情に変わってきた。「安堵だ」と、3人を知るジョンズ・ホプキンズ大学の軍事史家エリオット・コーエンは言う。「彼らは大人の任務を果たしてきた立派な大人だ。この政権に彼らが必要なのを、神様はご存じだった」”ー記事より
安倍に煽られ、Jアラートの翻弄され、マスコミの過剰に恐ろしい北朝鮮軍事・科学力で不安を募らせる、一般の人たちは、少し安心できるだろう。


三人は保守派で(多分記事の筆者も)、オバマ大統領とは見識を異にしていたが、こうした違う意見ん中、軍人ではないオバマ大統領に最終権限がある状態はまさに文民統制が機能していた状態だが、現在の、原人統制では、頼りは経験と知識を持ち、冷静で大人の判断のできる彼らが要だ。文民統制は、とりあえずティラーソン氏が担うだろう。


イラク戦争でも彼らの軍功の評者に反発を覚える人もいるだろうが(私もちょっと)、要点はそこではないので、あしからず読んでください。


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韓国からのアメリカの大避難訓練、日本とアメリカの報道の齟齬


果たしてこれは有事を告げる“前触れ”なのか。9日の北朝鮮の「建国記念日」が近づき、いよいよキナ臭くなってきた。CIAと米国土安全保障省の職員がソウルに“結集”し、20万人余りの在韓米国人の退避計画を入念に確認し始めたという。6日の聯合ニュースが伝えた。


6日の聯合ニュース(NHK?) 方や、ほぼ同時期にトランプは習近平氏と電話会談し、平和的解決路線、北朝鮮に対する軍事行動は「第1の選択肢」ではないことに、100%同意したと言っている。一体どっちが本当のトランプちゃん?


在韓米軍は毎年2回、朝鮮半島有事に備え、韓国在住の米市民を安全な地域に輸送する「NEO訓練」を行っている。もっとも、これは韓国国内での避難訓練で、国外への脱出訓練ではない。ところが、昨年9月に北朝鮮が5回目の核実験に踏み切ると、ソウル駐在の米軍家族ら60人を国外退避させる脱出訓練を実施。今年6月には訓練参加者を一気に1万7000人以上にまで増やして再び訓練を行った。
これはアメリカの報道とはかなり違っている。この退避訓練は、ボランティアを募り、今年一月に10日以上の時間をかけて行われた。ソウル在住の約60人のボランティアを募って行われ、最新のガスマスクの装着も体験。沖縄をに立ち寄り、希望者は水族館を見学、その後米国まで戻るといったものだった。

US civilians on a plane bound for the Japanese island of Okinawaー軍用機に乗って日本の島沖縄に向かうアメリカの民間人




『今年6月には訓練参加者を一気に1万7000人以上にまで増やして再び訓練を行った』という事実はアメリカのどこの記事でも確認できない。60人で10日以上、1万7千人だろ何日かかるのか?マスク装着だけでも大変な仕事。兵士は軍事を放棄して総がかり。『CIAと米国土安全保障省の職員がソウルに“結集”し、20万人余りの在韓米国人の退避計画を入念に確認し始めたという』という情報と混ざってるのではないか?
聞いているといかにも有事、特別に物々しいが、CIAが退避計画? 避難計画は軍が主導。軍事面だけでなく災害面でも、色々な局面で常に入念に作られ、確認されている。
多分、前回のボランティアに寄る訓練を元に退避計画を製作したというだけのことなのだろう。


日刊ゲンダイの記事に戻ると、
「昨年の訓練は米軍の家族らをヘリコプターでソウル南方の京畿道・平沢の米軍基地に移動させ、C130輸送機で沖縄まで運ぶというものでした。今年の大規模訓練は、大型輸送機C17『グローブマスター』に避難者を分乗させ、移動距離も横田基地まで延ばし、神奈川県のキャンプ座間や厚木基地の宿泊施設に移送しました」


軍事ジャーナリストの世良光弘氏が言う。    
避難者に許される所持品は最大で27キロまで。訓練は生物・化学兵器による攻撃を12時間防止できるマスクを着用したり、実戦的かつ綿密に行われる。
正しいけれど、イメージがだいぶ違う。

写真CNNより
今のガスマスクはこんな感じなんだ。装着体験が楽しそう。彼女は沖縄の水族館も楽しんだかな?


日本報道というのは危機感をあおることに専心し結局いたずらに不安を煽りすぎる。過剰で偏った情報は、冷静な判断を狂わせ、恐怖が憎しみや偏見を生む土壌を作り、ちょっとしたことで集団ヒステリーに発展する。そのような状態は作られるべきではない。


トランプ政権は近く金正恩に「軍事的警告」を与え、朝鮮半島近くに原子力空母やB1戦略爆撃機、ステルス戦闘機F35を飛来させる案も浮上しているという。CIAによる避難訓練の点検は「いよいよ」ということなのか。


「コリア・レポート」編集長の辺真一氏がこう言う。


「米軍はすでに北朝鮮への奇襲的な先制攻撃に向けて一部の在韓米国人を隠密裏に国外避難させている可能性があります。しかし、作戦を確実に成功に導くために米軍が具体的な計画や進捗状況を明かすことは絶対にありません。だったらなぜ、CIAが退避計画を“点検”したという情報が今回流れたかといえば、金正恩の動きを牽制するために米国が意図的にリークしたのでしょう。国外退避=臨戦態勢の演出につながります。実際、クリントン政権下の1994年に北朝鮮の核施設への先制攻撃を決断しようとした際、米国は駐韓米大使を通じて米国人に国外避難指示を出しました。金正恩は今、どれだけの在韓米国人が国外退避したのか気が気ではないと思います」


 米国と北朝鮮のつばぜり合いと心理戦は続く。


日刊ゲンダイさんの言う通り、米軍の情報戦の一環? 分裂トランプちゃん?
それよりも、ビックリはこの記事。”Japan plans to evacuate 60,000 citizens living in South Korea amid fear of nuclear warー日本政府は核戦争の恐怖から6万人の在米邦人の避難を計画” イギリスのメディアの記事。ご丁寧に、Jアラートな鳴り響く中頭を抱えうずくまる日本の人々を尻目にリポートをする記者、その後のインタビューの動画も付いている

Japan is planning for a mass evacuation of nearly 60,000 Japanese citizens amid rising tensions in the South Korean peninsula.
日本は、朝鮮半島の緊張の高まりの中で、約6万人の日本人の大量避難を計画している。
Kim Jong-un fired another powerful missile of the weekend which has shocked the international community.
金正日(キム・ジョンウン)大統領は、国際社会に衝撃を与えた週末の別の強力なミサイルを発射した。
Reports suggest that the North is preparing a new missile test launch.
報告書は、北朝鮮が新たなミサイル発射準備を準備していることを示唆している。
The US envoy Nikki Haley told an emergency meeting of the Security Council in New York that the US did not want war but that its patience is “limited”.
ニッキー・ヘイリー米大使は、ニューヨークで開催された安全保障理事会の緊急会議で、米国は戦争を望んでいないが、その忍耐は限られていると語った
She said: "War is never something the United States wants.
彼女は言った: "戦争は決してアメリカが望むものではない。
"We don't want it now but our country's patience is not unlimited."
「今は望んでいないが、我が国の忍耐は無制限ではない」
Ms Haley also said that the Hermit state was “begging for war” and that only the strongest sanctions would enable the problem to be resolved through diplomacy.
ヘイリー米大使は、ヘルメット・ステイツ(北朝鮮のニックネーム)は「戦争を乞うている」と言い、強力な(経済的)制裁だけが外交を通じて問題を解決することができるとも述べた。
Swiss President Doris Leuthard pointed to her country’s long record of neutral and discreet diplomacy.
スイスのドリス・ロウタード大統領は、自国の中立で慎重な外交の長い記録を指摘した。


基本的に、日本のオーバーリアクションの退避計画と国内の悲しい避難訓練を、伝えている。こういう可笑しさはイギリス人好みだ。


さてこの壮大な避難計画、韓国は日本の自衛隊が退避計画のために自国内に侵入するのを望んでいない。当然だ、それでなくても、北朝鮮対応で大変な韓国にいたずらな混乱を招く。


では、アメリカ軍にお願いするのだろうか?6万人の避難計画、、、米軍が対応してくれるとは思えない。他国に脅威と迷惑をかけないように、本当に必要なら、早いうちに在韓国邦人の自主退避を指導し、渡航を制限すればいいのだ。もし、本当に必要だならだ。


日本政府の子供っぽい大騒ぎは、北朝鮮に対する攻撃的言動も、国民に対する効果のない危機あおりも、国際社会から浮きまくっている。


本当に核戦争の危機を感じているなら、原発をすべて止め、
金食い虫のオリンピックをやめて、各都市の小中高校に安全な厚さのコンクリートのシェルターを作るように政府主導で建設し、傷痍弾に弱い木造建築への助成金も、個人の核シェルターの助成金に切り替え、アメリカからは、武器を買うよりシェルターを注文する。


自国産の武器を開発するより、アメリカ軍のようなガスマスクをもっと開発製造し、国民に無料配布。食物や水やヨード剤の備蓄を公共の備蓄シェルター大量に備えるように指導し助成する。そういうのを真剣に国民の命を守る政府のリーダーシップというのだ。


拳を振り上げ強そうなことを言い、役に立たないやかましいサイレンで国民を脅し、役に立たないバカ高い武器を税金で買い、自分の都合の悪いことをなかったことにごまかしたい、そんな情けない首相と政府を私たちは持っている。まず、そう自覚しよう。そして彼らは、真剣に国民の安全など考えていないということを認識しよう。


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北朝鮮と民進党の混乱に乗じて、加計学園参考人招致

まんまと安倍官邸の北朝鮮危機パニックにはめられている国民、加えて、大好きな男女スキャンダル、当事者は舌鋒鋭い安倍天敵山尾志桜里氏で、本人否定も、事実確認もなく
犯罪者扱い?で、盛り上がる。


悲しいかな、官邸にとって本当に扱いやすい人が多い。
本来何も明かされていない、国家の私物化、森・加計問題。ユネスコの世界遺産もゴリ押しの幼馴染優遇で文化遺産も私物化。こうした問題も、北朝鮮水爆?実験成功?を日本の国が国内に大宣伝。Jアラート活用で国民に開戦体感アトラクションサービス。


本来慎重に情報を分析し、本当の危機に際し、国民を落ち着いて誘導するのが役目の政府が、不確かでも、部分的でも、何かの材料を見つけて、吹聴し危機を煽る。


そうしておいて、言い訳程度の、今治市議会への加計学園サイド参考人招致が行われた。
北パニックの少し前に52枚の学園設計図が流出。2倍の坪単価の建設費、最上階の豪華なパティールーム+ワインセラーとビールディスペンサー(が話題だったが、冷蔵ショーケースとかもあった。寿司屋や高級シーフードレストランにあるようなやつだろう。グルメの安倍ちゃま大パーティー用か?ワインセラーは現在取り消されている)
しかし残念ながらこれについての閉会中審査はなく、臨時国会も伸ばせるだけ伸ばした今月末。しかし、今や北朝鮮一色、気分はもう開戦前夜だ。これは日本だけの大騒ぎで、アメリカではトランプの幼稚なツイート無視し、ティラーソンとマティスが対話路線を行き、プーチンの軍事行動はGloval Catastrophy(大惨事)を招くというコメントが紹介された。韓国も、もちろん対話路線が必至で、騒いでいるのは、実は安倍だけ。
なんとかトランプを後ろ盾につけようと、電話会談を重ね、その度に危ない約束を日本からトランプに申し出ている。虎の威をかるスピッツのから騒ぎに、不安に駆られた国民は翻弄されている。


月末に開かれる臨時国会でも北朝鮮情勢に時間を割かれ、加計、森友疑惑追求がしづらい空気作りに余念がない官邸の思惑どうりになってたまるか!!という気持ちで、家中の加計問題への興味を取り戻そう。


現代記事、姑息な参考人招致


「9月1日の朝に菅良二市長が学園幹部3人を6日の委員会に呼ぶことを決めたという情報があるけど、とマスコミ関係者から言われました。私を含め、市議は誰もそんな話を市長から聞かされていなかったので驚きました。慌てて議会事務局に確認したら、事務局も知らないという。結局、その日の夕方に学園側から市に参加打診の電話があって、委員会メンバーの市議は4日に初めて、学園幹部が参考人として出席することを知らされたのです。参考人招致は委員会の採決で決めるのに、市長が勝手に話を進めていたのなら、おかしな話ですよ」


 市議会では学園関係者の話を聞こうと以前から市長側に働きかけていたが、「学部新設の審査中だから」との理由で断られ続けたという。ところが、今回は急に決まったのだ。


 菅市長は獣医学部新設の“旗振り役”。つまるところ、市議会を無視して加計幹部の参考人招致をブチあげたのは、獣医学部問題について「説明している」というポーズを見せるためじゃないか。「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表の黒川敦彦氏がこう言う。


「市も加計も、問題を説明した体で逃げ切れると思っているのでしょう。学園幹部は、委員会終了後に一言も話さず帰っていきました。我々の疑問に対して答えは返ってきていません」


「9月1日の朝に菅良二市長が学園幹部3人を6日の委員会に呼ぶことを決めたという情報があるけど、とマスコミ関係者から言われました。私を含め、市議は誰もそんな話を市長から聞かされていなかったので驚きました。慌てて議会事務局に確認したら、事務局も知らないという。結局、その日の夕方に学園側から市に参加打診の電話があって、委員会メンバーの市議は4日に初めて、学園幹部が参考人として出席することを知らされたのです。参考人招致は委員会の採決で決めるのに、市長が勝手に話を進めていたのなら、おかしな話ですよ


 市議会では学園関係者の話を聞こうと以前から市長側に働きかけていたが、「学部新設の審査中だから」との理由で断られ続けたという。ところが、今回は急に決まったのだ。


 菅市長は獣医学部新設の“旗振り役”。つまるところ、市議会を無視して加計幹部の参考人招致をブチあげたのは、獣医学部問題について「説明している」というポーズを見せるためじゃないか。「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表の黒川敦彦氏がこう言う。


「市も加計も、問題を説明した体で逃げ切れると思っているのでしょう。学園幹部は、委員会終了後に一言も話さず帰っていきました。我々の疑問に対して答えは返ってきていません」


 市長と加計学園の茶番なんて誰も求めていないのだ。


どさくさ紛れに、とはまさにこのこと。市議会参考人招致を市議が知らない。議会制民主主義も何もあったものではない。「今治加計獣医学部問題を考える会」今後も頑張ってほしい。


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