密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

ショック、選挙が終わっていた。NY領事館に意見書メールを送付

今日、投票のため、NYCの日本領事館に出かけた。そして選挙は終了したことを告げられた。 在外選挙人登録をして初めての投票は、偶然展覧会で日本にいた時期で、地元で期日前投票をした。今回領事館で初めてで、公示日10日の前日に領事館のWebにアクセスし持参しなければいけないもの、時間などを確認。19日に行くことに決め、その前日にまたアクセスして再確認した。


窓口の説明によると、日本に投票を郵送する期間があるので、投票は11日から15日まで。その間だけWebに情報を載せ、終わるとすぐ削除した、ということ。


つまり運悪く私のアクセス時には、何の情報も、また期日が日本と違うという注意さえ載っていなかった、ということだ。


かつ在外選挙人カード発行時も、特に日本と投票期間が違うという注意は受けなかった。
これでどうやって情報を知れというのか?
これは、私がうっかり日にちを過ぎたとか、確認を怠ったとか、そういうレベルではないと思うので、余計に腹立たしい気持ちを抑えきれない。


だいたい、選挙期間の情報をwebに投票開始当日からだすというのがおかしい。少なくとも、投票期間開始の2週間前くらいから載せてしかるべきだ。


かつ在外選挙人の説明ページにも、日本と異なる投票期間であり気をつけてチャックして欲しいの一言があってもいいだろう。


領事館は、大企業で働いている在米邦人をメインにしているのか、そういう人たちは会社で情報が回るので、いちいち前もって説明したりしなくても、わかっている、ということなのだろう。


NYCはリベラルな場所であるが、ここの日本人会はかなり右寄り。以前、日本人会とか、そういうところと繋がった方がいいのか、とも思いリサーチしたら、日本人会主催で、櫻井よしこ氏とトニーロマーノの講演会を開いていた。
加えて、在特会のパレードも支援していて、びっくり。剣呑なところに近づかなくてよかったと胸をなでおろした。


そういえば、41stの紀伊国屋書店も、ずらりと安倍応援団論客の本が平積み。あとは小池百合子氏に関する礼賛本。いつもBookOff専門で紀伊国屋書店など行かないが、新刊本である詩織さんの”BlackOut”が少し早いがあるだろうか(本を買うことで応援したい)、と思い立ち寄ったが、山口敬之氏の”総理”が平積みされていた。


あとは、経済関係、自己啓発、部下掌握や交渉術、いかに日本がすごいか本、、などが並び、百田尚樹だらけにうんざりさせられた。


NYで仕事をしている企業戦士?はやはり自信満々エリートだろうし、彼らの奥さんたちも会社のヒエラルキーに組み込まれ、夫のサポートに汲々とする。そういう人たちが読む本だ。


NYには52000人以上の方人がいる。そのうち大半が企業駐在と留学生・研修研究員で占められる。そのうち何人が在外選挙人登録制度を知っているだろうか? 領事館職員も外務省エリートで、大企業社員以外の、個人で来ている人や留学生などは、面倒をかけるだけの存在と認識しているのだろう。こういうところも、1%へのサービスをする国家公務員?


直ちに、領事館に意見書を送ったが、私の国民の権利は返ってこない。


本当に、日本国民としてのリーゾンディーテルがプチュと潰された感じで、しばらく立ち直れなかった、泣けてきた。この日はこの後、MoMAに行きルイスブルジョワの大展覧会と、マックスエルンストの企画展をみ、チェルシーでは、幼少期を収容所で過ごした日系アーチスト、ルース・アサワさんの美しい針金を編んだオブジャをみ、友人の展覧会にも行ったが、根っこのムカムカモヤモヤは晴れることはなかった。


領事館が私の意見書を採用するかどうかはわからない。
1、在外選挙人登録時にきちんと投票期日の日本と異なる旨を警告する。
2、選挙公示前から、領事館での投票期日の情報を公開する。
3、在外選挙人登録の説明ページにもその旨を明記し注意を喚起する。
の三点を、怒りを抑え、嫌味も言わず、大変丁寧な口調でお願い申し上げた。


彼らにとっては迷惑なだけの個人の在NY邦人かもしれないが、しかし一票は大企業所属の駐在も、個人も同じだ。郊外に住む在米の長い人たちほど、在外選挙人登録を知らない。当たり前だ30年も40年も前に来ているのだ。あえて、こうした余計な個人に情報が伝わりにくくしている、などという陰謀論は言わないが、この失われた一票が今回選挙で私の票だけだったという保証はない。私は次は絶対にのがさないが、新しい失われた一票を出さないために領事館は真摯に受け止めてほしいものだ。
FUCK YOU!!!!!!!!


どうか、皆さんは正しい選択を正しい書式で、正しい期日に。そして少しでも自民の議席を減らしてほしいです。


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無所属も自民撃破 これからがリベラルの底力

74小選挙区が激戦、そのうち31選挙区が統一候補、希望公認リベラル。43選挙区は
保守同士の食い合い?国民が目を覚まし共産党候補を応援してくれれば、、と思うのだが。メディアも立憲民主のみ、その上、まだ希望がどうのと言っている。


ここで、リベラルベテラン陣営も自民を脅かしているという嬉しいニュース。


立憲民主党と並んで自民党を苦しめているのが、野党系の無所属候補たちだ。23人が、自民党候補をリードしているか接戦となっている
全員勝ち上がったら、選挙結果は大きく変わってくる。


 無所属候補のほとんどが、自分の信念に従って小池百合子の“踏み絵”を蹴飛ばしたメンメンだ。長野1区から立候補している篠原孝は、希望が勝手に“公認”したが、「公認申請していない」と、わざわざ“返上”している。


 無所属候補には組織がない代わりに、一般市民からの支援が殺到している。北海道8区から立っている逢坂誠二には、わずか数日の間に“個人献金”の申し入れが200件もあったという。


 はたして、当落はどうなりそうなのか。
山尾志桜里(愛知7区)、原口一博(佐賀1区)ら、5氏が接戦となっている。


 政治評論家の本澤二郎氏が言う。


「長い間、選挙取材をしていますが、これほど多くの無所属が健闘している選挙は初めてです。有権者の支持が集まっているのは、自分の政治信念に従い、損得を計算せずに戦う姿勢に感動しているからでしょう。と同時に、選挙後、小沢一郎氏、岡田克也氏、江田憲司氏といった力量のある政治家たちに野党勢力をまとめて欲しいと期待しているのだと思います」


 無所属候補の多くが、一騎当千のツワモノである。当選すれば、選挙後、安倍政権と対峙し、自民党を苦しめるのは間違いない。


 現時点では、小沢一郎(岩手3区)、安住淳(宮城5区)、野田佳彦(千葉4区)、岡田克也(三重3区)ら、18氏が自民党候補に5ポイント以上の差をつけてリード。


戦犯と嫌われた野田元首相も今回の分裂劇で、男を上げた。
山尾志桜里さん、彼女を失えば安倍がのさばる。彼女は絶対国会に必要。愛知7区の方々、お願いします。
原口一博さん(佐賀1区)はゴリゴリ保守派?と思っていたが、共産党が候補を取り下げ、それについて、熱い感謝を街頭で述べるなど、印象が変わった。
主張も、
憲法改正に賛成。
違憲が濃厚である安保法制を支持しない
日本の核武装について検討すべきでないとしている。
女性宮家の創設に賛成
選択的夫婦別姓制度導入を支持する
日本のTPP参加に反対
永住外国人への地方選挙権付与に賛成
オスプレイの佐賀空港への配備に反対

立派にリベラル。ぜひ当選を果たしてほしい。


まだまだ、国民は政治を変えられる!! 安倍森加計も逃さない。トランプとゴルフなんかさせない!!
選挙に行って、無所属23候補 全員当選を後押ししよう。

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安倍応援ジャーナリスト北朝鮮危機の選挙利用のお軽さと、ティラーソンの本気

少し前に書いた
危機あおり、老害ジャーナリストまことしやかに年末危機説ぶち上げ - 密接な関係にある他国から の続き。いかに田原氏と日本政府が無責任であるか、を示すこの記事

ワシントン(CNN) 米国のティラーソン国務長官は15日、CNNのインタビュー番組で、北朝鮮への外交努力は「最初の爆弾が落ちるまで」続行すると表明した。


核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、トランプ米大統領はこれまでツイッター上の発言で、外交努力を否定する立場を示唆してきた。しかしティラーソン氏は、トランプ氏も外交優先の対応を望んでいると主張。「大統領の口からはっきりと、外交的解決が望ましいという言葉を聞いている」「大統領は戦争をしようとは思っていない」と述べた。


ティラーソン氏は数週間前、米国は北朝鮮と直接接触する経路を持ち、事態の鎮静化を目指していると明言。これに対してトランプ氏は、北朝鮮と交渉しても「時間の無駄」だとツイートした。トランプ氏は北朝鮮を「完全に破壊」する選択肢にも言及するなど、強い警告を繰り返してきた。


トランプ氏のツイートが外交努力の妨げになっているかという質問を受け、ティラーソン氏は米国と中国の緊密な協力関係に言及。中国側に米国の対北政策をめぐる混乱は「一切ない」と強調した。ツイートの内容自体については、トランプ氏が「行動を促す目的で」発言したとの見方を示した。


田原氏の見解と、防衛省や外務省の幹部からの情報は、アメリカの国務長官の見解に反している。「最初の爆弾が落ちるまで」外交努力を続行する、は大変強い言葉だ。
つまり、北朝鮮が先制攻撃を行うまでは、外交で解決をするということだ。そして、金正恩は、トランプほど能天気ではない。


トランプの暴言ツイートには、威信をかけて強い言葉で応じるが、ティラーソンがトランプを真剣に抑えに動いているので、北朝鮮も落とし所を探っているだろう。


だいたい、この北問題が、急に戦争のリアリティーを持ったのは、米国の先制的シリア爆撃によって、トランプはやる時はやる!!みたいな騒ぎになって、その意向を北朝鮮に向けて大騒ぎになった。それがなければ、いつものはた迷惑のミサイル技術の向上の実験
をもくもくと行ってきた延長線上以外の何物でもない。


人さわがせが好きなトランプのツイートと、それをリアリティーの軍事危機に変えているのは、日本の安倍首相一人だ。アメリカ国内では、トランプ一人の大騒ぎ、日本ではJアラートで国を挙げての大騒ぎ。


そして、それはひとえに安倍総裁の自分の権力維持のためのプロットだ。
北朝鮮へのアメリカの軍事攻撃が年末年始に起こり、それを国民に知らせると危機感を煽るので、首相は胸に収め、解散総選挙???バカ言っちゃいけない。


本当なら、まず原発の稼働を止め、国民のせめて、グアム市民に配られた程度の具体性のある準備、情報、指示を出し国民にいざという時に命を守る準備をさせるのが本当だろう。在韓邦人に退去勧告も協議しなければならない。そんな時に解散総選挙。


トランプ来日に拉致被害者と面談させ、根が単純なトランプに北朝鮮の悪辣を強調、とともに、大統領との面談をアレンジした自分を宣伝。トランプと仲良しの晋三💏を強調。 いやいや、世界のシンゾーでなくても、一国のトップなら、誰での出来ることなのに。日本のリベラルな人でも安倍晋三が外交で成功していると思っている節があるので驚く。慧眼なのはヤッシー田中康夫氏、トランプとアメリカは別物と知るべきと言っている。彼の言うことは、日本の外の目線とぴったりあっている。

田中康夫の「だから、言わんこっちゃない!」vol.120『想像力なきネトウヨ政治家が跳梁跋扈! 戦闘不可避と妄想するお花畑クンに告ぐ!』


ティラーソンは、本気でことを納めにかかっている。なぜか?多くの命がかかっているからだ。田原氏も安倍晋三も恥を知れ。


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