密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

検査数の増加に伴い感染者が増える傾向を示している。って、以前の感染者数は大嘘ってことでしょう。

今日、 コロナのテストを受けてきた。ここしばらく胃の調子が悪いので、ドクターに映像電話相談をして、また、プチ胃潰瘍が再発したかも、なので検査を受けた方がいい、その前にコロナのテストを受ける必要がある、ということでDさん共々ラボに行ってきた。
もちろんマスク着用で、手袋を渡され、看護師が差し出した容器に入った綿棒を抜いて(容器には触ってはいけない)自分で鼻の奥に入れ10回かき回し、もう片方も同じ、そして容器に戻す、というやり方だった。日本では鼻に綿棒を入れるとき患者がくしゃみをして飛沫感染の危険があると聞いたが、自分でやるというのはいいアイデアだと思った。
陰性なら胃の検査を受けに行かれる。ちょうど今日、二週間隔離(Quarantineという)が終わったので、陽性なら我々は無症状者、また二週間自主隔離を余儀なくされる。多分それはないだろう。


いつもならこの時期は、友人を招いて庭で和風バーベキュー(火鉢)をする頃なのだが、もちろん、みんなとても用心深していて、それは叶わない。ので、二人で庭焼き肉をした。外での食事は、本当にリラックスできる。こういう時つくづく一人でないのはありがたいと思った。一人暮らしの人は、きっと心細い・孤独に耐えなくてはならないだろう。そうそう友人とかに電話ばかりできないし、ここが案外、自粛生活のもっともきついポイントかもしれない。


ところで、東京の感染者数が286人そして293人と最多を更新した。全国一斉休講だ、非常事態宣言だと大騒ぎしていた政府が今はGoToキャンペーンごり押しで、東京のみ除外の珍案を出してきた。

東京都は17日、新たに新型コロナウイルス感染者293人の報告があったと発表した。1日あたりの感染者は16日の286人を超え、2日連続で過去最多を更新した。100人以上は9日連続。累計は8933人になった。死者の報告はなかった。
 都内の新規感染者は、10歳未満から90代まで幅広い年代にわたった。20代が最も多い147人で、30代が63人と続いた。20代、30代で全体の7割を占めた。40、50代も58人で2割いた。全体の48人は無症状だった。
 感染経路不明・調査中は全体の半数近い142人。感染経路が判明している151人のうち、接待を伴う飲食店など「夜の繁華街」関連は62人で、経路不明・調査中も含めると同関連は69人だった。ほかの経路判明者は、会食が24人、中央大の寮(八王子市)の学生の集団感染10人を含む施設内感染が20人、家庭内が16人、職場内が15人など。
 6月30日~今月5日に新宿区の劇場で開催された舞台「THE★JINRO  イケメン人狼アイドルは誰だ!!」の関連は、スタッフや観客7人の感染が判明し、都への報告分は計52人となった。
 現在、入院しているのは重症者10人を含む836人。宿泊療養施設の利用者は107人、自宅療養中が240人。
 都の担当者は「前週と比べて40代、50代が増えてきているほか、女性の人数や割合が増加し、全体を底上げしている。予断を許さない」と話した。


いつも小池知事の言い方で、おかしいなぁ〜と思っていたこと。”検査数が増えたから感染者数が増えた”というやつ。16日東京新聞もこのおかしな表現を採用”検査数の増加に伴い感染者が増える傾向を示しているって” まるで検査が原因で感染者が増えているというような言い方だ。誤解を与える表現というやつだ。感染が拡大してるから感染者が増えているのだ。以前、日本モデルだなんだと胸を張っていた頃の感染者数は、検査してないから正確な数を把握できていなかっただけだった、と白状してようなもの。


世界は日本の認識とは逆に、賞賛では無く、首を傾げ、検査数で感染者数をごまかしているのだろうと見ていた。胸を張っていたのは日本政府だけ。そして、今、たった3000件に検査を増やしただけで、これだけ陽性者が見つかっている。


国会で迫力の弁論をこなった生物学者。東京大学先端科学技術研究センターの児玉龍彦名誉教授によると、日本人(アジア人?)にはこのコロナに対するある種の抗体が存在しているらしい。ただしそう強力なものではなく、またCVID-19は変化する性質を持つため、初期の武漢型ー欧米型から、東京型、埼玉型と進化してる、グズグズしている場合ではないと警鐘を発した。政治主導の法改正、制度改変も含む強い対策を今すぐ行うべきと、提言書も提出したが、相変わらず緩く分厚い壁で紋切り型の返答しかできない西村大臣。
そしてステルス安倍晋三、一体どこに?


これで、他県への移動を推奨し、旅行に行け、外食しろ、と政府が後押しする狂気の沙汰だ。もっと検査数を上げ、GoToキャンペーンの予算を、各地観光業の給付金に当てて、
気を引き締めて様子を見るべきだ。と思っていたら、なんと東京だけ対象から除外?!!

政府は16日、国内旅行代金の一部を補助する「Go To トラベル」キャンペーンについて、東京発着を対象外とする方針を決めた。感染流入を懸念する地方の声に配慮し、全国一律で実施する予定を変更。同日開催した新型コロナウイルス感染症対策分科会(会長・尾身茂地域医療機能推進機構理事長)に提示し、了承を得た。

政府は当初、キャンペーンを22日から全国で実施する構えだった。しかし、東京都の小池百合子知事や大阪府の吉村洋文知事らから再考を求める声が上がったこともあり軌道修正した。東京が除外されたことでキャンペーンの経済効果が限定的になるのは必至だ。

 東京では再び感染者が増加傾向にあり、16日は1日当たりで過去最多となる286人の感染が確認された。安倍晋三首相は首相官邸で記者団に「現下の感染状況を踏まえ、こういう判断になった」と説明した。
 東京都を目的地とする旅行や都内の旅行、都内居住者の旅行は当面、補助対象から除外。その他に関しては、宿泊業者と旅行者に感染防止策の徹底を求めた上で、予定通り22日から実施する。
 分科会では、出席者から「東京だけ除外するのはちょっと違和感がある」との意見が出たが、最終的に了承された。今回のキャンペーンを「『新しい生活様式』に基づく旅の在り方を国民に周知する契機にしてほしい」と提言。風邪の症状がある際の旅行は控え、若者・高齢者の団体旅行、大人数の宴会を伴う旅行も「控えることが望ましい」との見解を示した。

『新しい生活様式』に基づく旅の在り方って一体なんだよ。大声で話すな、距離を取れ、消毒をまめに、、とか?コロナを受けいれウィズコロナ。
地方から東京旅行ダメ、東京からの旅行ダメ。
近隣県の人は東京駅や羽田発着は対象外。横浜の人がデズニーランドに行くのなら、東京を通る横須賀線はOK?でも東京駅で京葉線乗り換えだからだめ?横浜発・川崎発アクアラインで木更津に行き、そこから総武線、フェリーで金谷まで行って総武線、あああめんどくさい。どんどん後付けで無理やりやるからどんどん混乱する。まるで笑い話のようになった軽減税率と一緒。

あるでコロナは完全無視のお花畑キャンペーン


東京に行きたい人、東京在住で旅行に出たい人ですでに旅行代理店に申し込んでいた人はキャンセルせざるを得ない。
『菅官房長官は、「キャンセル代金は特別な対応を行わず、旅行会社に判断いただく」と、キャンセル料の徴収については旅行会社側に一任し、「国交省から観光業界には丁寧に説明を行っていきたい」との意向を示した。』
物事をわざわざ複雑にして、旅行代理店を通さないと、申請とか面倒だから、当然大手旅行代理店サポートが第一義。 複雑にすると、**代理店が大活躍。


東京発の新幹線は自費で、ホテル代だけ割引を受ければいい、というのは通用するのか?
適用に無理がありすぎる。


前出の児玉教授は、伊藤孝恵議員から、GoToキャンペーンの東京除外の妥当性を聞かれ(尾美会長は東京を例外にしたことは合理的な判断と述べたが)まるでそんなこと論じている場合ではないと、もっとやるべきことをやるべきというが如く、現状の危機意識と政治主導でやらなければならないことを述べ続けた。


またマスク着用の適性について、全国一律**の愚かしさ、モニタリングを丁寧に行いその状況に応じてガイドライン作成が必要と述べた。非常に納得できるが、一律命令が好きで事実の掌握がきらい、都合のいい事実隠蔽と印象操作を得意とする小ずるい馬鹿を、周りに侍らせた、この政権には疎んじられるだろう。
おばか政権は戦争法の時の憲法学者の意見を皮切りに、どれだけの優秀な学者からの真摯な意見・警鐘・提言を退けてきたか? 反知性主義を通り越して拒知性主義だ。


日本も、まだまだ油断は大敵というか、危機の真っ只中になっているのかもしれないのだ。アメリカ人は基本人の言うことを聞かないから、なかなか収束しない。日本人は人の言うことを聞いて、旅行に出かけ感染を広めてしまうのかもしれない。


もう少し辛抱してもいいのではないか。政府は自分たちの計画通り、予算を使って、その見えない部分に、**代理店に利益を落とし、そのお余りで、地元の観光業関係者を助けるポーズができるけれど、実際、東京外しでは、全く不十分となる。また東京以外でも感染拡大地域はあるし、東京発着を許し、のそ過程で感染の可能性がある以上、感染拡大の危機は未だ大きい。
そうなっても、毎度の如く政府は責任は取らない。キャンセル力対応おまかせが最初の一歩だ。最後に泣くのは、いつも”下々の皆さん”だけだ。


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大西氏の弁明 主題のシフト・ボタンの掛け違え

大西氏の弁明動画 この人は自分が何を言ったのか、何を言っているのかわからないまま発信しているように見える。

大西つねき記者会見中継(Live配信2020/7/17)


社会の効率、若い人のマンパワーを食いつぶす高齢者をなんとかする必要がある。
銀行が企業再生で、リストラや不業績部署を切り捨てて再生させるやり方と同じ発想だ。


しかし、大西氏はこの会見で、自分の発言を、切り取られた・誤解を与えた、と安倍政権の面々と同じ発想で対応した。そしてこの社会効率の視点を、延命治療・尊厳死の問題にシフトして語る。これは別問題で決して社会リソースの問題とリンクさせられるものではない。


ご本人もいくつものことをごちゃごちゃに考え、その場その場で自己正当化できる方向を選んで話している。そして記者質問で、命の選別を年齢で区切ることを肯定してしまい、そこを追及されると具体的には考えていない、イメージさ持っていないと認めた。


彼は、負けず嫌いで、自分が間違っていると認めることはできない(こういう人が増えているなぁ、、、)常に自分が理解されないのは、社会常識を逸脱している高度な考えであるためで、、感情的に縛られた理解力のにくい人々から攻撃を受ける、と考えている。


れいわのメンバー・障害を持つ人、当事者から、レクチャーを受ける、ということが、圧力、自分の自由意思を捻じ曲げる、という反発、この中学生的反発を、共産党弾圧を持ち出して自己弁護している。


もちろんレクチャーを受けてもらうという山本代表の提案は、学級会の吊し上げ反省会を思い起こさせるし、同調圧力だと反発する大西氏の気持ちは分かる気がする。50を過ぎた男を数回のレクチャーで再教育できるとは思えない。
ただ、屈辱を煽り、反発を生むだろう。だからこういう結果になったのだろう。


そもそも、彼の論理は、最初のボタンの掛け違えから始まっている。この件を質問した鋭い記者もいた。それは、社会リソースが足りなくなった場合、厳しい選択をせざるを得ないのが政治の役割として、論を展開しているところである。


厳しい選択を、最もしてはならないという第一命題で、社会を構築してゆくのが、政治家の役割だ。福田赳夫内閣総理大臣はダッカハイジャック事件の時「一人の生命は地球より重い」と述べた。これこそが政治家の第一義ではないのか。新自由主義台頭以来こういう気持ちが完全に忘れ去られと思う。効率を考え、人の命を数で考え、グラフにできる社会。簡単に切り捨て方向に舵を切り、「誰も言わないだろうが、本当は必要な考えだ」と、若い人たちに吹聴、一緒の詐欺的トークだ。ご本人はそんなつもりはないのだろうが、論拠の補強にならない知識をちりばめて、なんとなく革新的な、先端的な意見のように色づけしてしまう。


延命治療に対するリビングウィル、安楽死、これはもっと考えてゆくべきことで、でも大西氏の最初の論はこういうことについて語っているとは思えない。だって延命治療を受けている高齢者(あるいは植物状態の人も彼の選別に入るだろう、だって人手をかけているから)を行政主導で死に導いても、それほど効率化にはならない。それより、健康で長寿な人を線引きして、死んでもらうという考えを、ゆる義なく主張をしている。


この人も引っ込みがつかなくなっているようにも見える。優秀な自分の考えが理解されないのは、周りが悪い、でも自分は自分を貫くぞ、という非常に”少年的抵抗”のみに見える。れいわは、こういう思春期の反抗を保持している人が多い。少年的抵抗、ここで親和力が働いたのだろう。


大西氏は、今まで、一方的に信者に向けて発言し、本を出版し賞賛されることで過ごしてきた人であるように見受けられる。そうした人が、批判的に追及され、記者質問にさらされて、自分の論拠の歪みに、気づいきているはずだ。彼が本当に賢い人なら、学びの機会は十分あったはずだ。自分の甘さも明白に見えたはずだ。彼の大嫌いな間違いを認めるをせずに、今後、間違いを改める方向にシフトしてゆく可能性がある。すでに命の選別を、延命治療・安楽死に移行し医療体制の問題にしている。


ただ、この人の数字的バランスの考えは、全体俯瞰でものを決めてゆく考えは、優生思想ではなくても、戦局で、戦死者何人、まあ成功だな、、と考える軍上層部と同じ。


驚いたのは、大西氏は、深沢七郎の『楢山節考』を読んでいないということだ。これは映画化もされ、また伝承話として姥捨山も、”誰でも知っている”レベルの話と思っていたが、もうそうでもないのかもしれない。単に非人道的話ではなく、日本の原点的血脈の上に、人間の営みが描かれている。深沢七郎こそ、体制への迎合を嫌い反発しt作家である。『風流夢譚』天皇皇后の首を落とした表現で宮内庁が民事訴訟を検討、「不敬」だという抗議が日に日に強まり、右翼団体が中央公論社に直接押しかけるなど、社では出版業務に支障が出るまでに至った。三島由紀夫は擁護に回って、攻撃に巻き込まれたと聞いた。公安に追跡されたりしたらしい。そして、右翼少年が中央公論社の嶋中社長宅に侵入して社長夫人や家政婦を殺傷する事件に発展。この一連の騒動、批判を受け、深沢は、しばらく筆を絶ち、1か月間都内で警護されつつ身を潜めた後に記者会見を開き「下品なコトバ」を使い「悪かったと思います」と謝罪し、世間から姿を消して1965年(昭和40年)まで地方を転々とし放浪(逃亡)生活をすることになった。
大西氏曰くの『『謝罪』とは支配的な性格を持つものだ』を体現した、興味深い作家だと思う。ましてや高齢者問題に言及するなら是非読むべきだ。映画でもいい。山本澄子さん、清川虹子さんすごい存在感。

楢山節考
楢山節考
Video On Demand
楢山節考 (新潮文庫)
楢山節考 (新潮文庫)
新潮社



もとい、”彼の考えも納得できる部分がある”と考える人は、もう一度、「一人の生命は地球より重い」と述べた福田赳夫氏の思いも考えてみて欲しい。
自分の人生は一度きりなのだということを思い出してほしい。



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大西氏謝罪撤回ー除籍 ”命の選別”優生思想ではなく勝ち組の傲慢

れいわの総会が行われ、大西氏は謝罪を撤回し、除籍となった。
会見に同席した、木村議員船後議員、両氏共”選別される側の命”として、この大西氏の謝罪撤回、再度の自己肯定を受けて、木村氏は大きな憤りと恐ろしさを感じ、船後氏は傲慢を感じた、とかたった。この二人の発言にはとても説得力があったし、このまま進めばダメージを最小限に抑えられると思った。しかし、山本代表は、相当疲れていたのだろう、大西氏の発言を引いて、自党の政策を繰り返してしまったり、鈍い対応になっていた。
記者から、大西氏の実際の発言内容に質問があったのを契機に、山本氏の大きな失望・混乱・疲弊が垣間見えた。その方がいい。一生懸命冷静に答弁しようとすればするほど、物言えば唇寒しの感があるのだ。それより自分の心を見せた方がいいと思う。木村・船後両氏は100点満点だが、山本代表は40点、やっと自分を保ってる感じだから、、。


議事録の公開を求める記者の声に、「なかなかの内容ですよ、、、」と絞り出すように言った(聞くに耐えないことを聞いたことで、自分をすり減らしたような感じがした)。
大西氏は、追い詰められ、またもや吐き気のするような持論を展開されたのだろう。
大西氏はツイッターで
大変お騒がせしております。多くの方から、なぜ元の動画を非公開にしたのかとお叱りを受けておりました。おっしゃる通りで、自分の言ったことを隠すのは本意ではないので、再度公開します
と発信。謝罪撤回に「『謝罪』とは支配的な性格を持つものだ」とも述べた。
変な認識だ。”過ちては改むるに憚ること勿れ”という言葉を知らんのか?
つまり大西氏の謝罪は周りからの圧力で言わされた、あるいはまずいと感じた本人が損得で決めたもの、ということだったのろう。その上で責められて、逆ギレしたといったところか。ちなみに、”過ちては〜”は『忠信を主とし、己に如かざる者を友とすること無かれ〜真面目で誠実であることを目標とし、自分に及ばない者を友としてはいけない。』の後に続く。これは山本太郎氏への言葉だ。


一旦謝罪した大西氏に対し、当事者の声のを伝え、レクチャー、討論を行えば(吊るし上げ会じみたことになりかねない)彼が反発を強めるだろうと思っていたが、案の定だったようだ。この人は、自分が上位にいる人間だという認識は絶対変えないだろう。これが船後氏のいう傲慢だ。”弱い人間の泣き言、非難、怒りなどに、怖気付いてはいけない”というのが自論なのだ。なるべくしてなった結果と言える。


総会議事録、公開か、概要か、いや全て見せるべきでしょう。それが、山本氏の言う誰の中にもある優生思想・差別意識に光をあてることだ。 大西氏と同じ価値観を持つ人たちの思考回路を知る上で重要だからだ。




【動画生中継】れいわ新選組 記者会見 大西つねき氏の処分について 2020年7月16日


山本太郎氏は、”誰の中にもある優生思想”といった。
今回の命の選別は、優生思想からなのだろうか?
優生思想は広辞苑によると
人類の遺伝的素質を改善することを目的とし,悪質の遺伝的形質を淘汰し,優良なものを保存することを研究する学問」
これを大きく解釈し、人間の社会に対応させると、障害のある人ー特に精神障害、遺伝的疾患のある人や、特定の人種、こうした人たちが人類の種として有害とみなし、不妊手術を強制的に行ったり、排斥し、命を排除する行動の根拠に用いられる。


高齢者はもう社会の役に立たないから処分。 生活保護受給者はお荷物だから排除。
こいつら、俺らの時間や労力、お金を蝕んでるやん!!


こういうのは優生思想とは違うのでは無いか? 高齢者は今の若い人の最も昵近の種の元だ。これを否定することは自分の遺伝的素質を否定することだ。


大西氏の論(謝罪撤回しその謝罪を撤回)は、今、ツネキストと自認する人たちが、大いに擁護していて、一部では意見を言った人を攻撃しているということも起こっていると聞く。


大西氏に限らずこういう強者の論理を打ち出す人(傲慢世襲議員とかコバンザメ官僚とか、**戦略会議委員など)は、共和党の小さな政府論に近いことを言う、と言うよりそれを採用している。


この共和党の、小さな政府は、平たく言えば、自分の儲けた金は自分で使う、貧乏人の面倒に使いたく無いと言ったものだが、しかし共和党支持の”ビンボー人”には、彼らの経済を圧迫するのは、移民だとか有色人種だとか異教徒だとかに目を向けさせ、優位主義とひがみと恐怖心を植え付ける。共和党首脳部にとって貧乏人であっても、大事な支持者だ。大金持ちの自分たちに対して、不満を向けられては叶わないから、彼らより下のものを標的として宣伝する。


しかしのも共和党の大金持ちたちが忘れているのは、自分たちの富を生み出しているのは、安労働力・移民の力と、消費者である多数の貧乏人である。
ケロッグコーンフレークの会社は大会社でCEOは大金持ちだが、消費者は一般庶民だ。
元国務大臣がCEOだった、エクソンモービル石油だって、消費者は普通のアメリカ国民だ。億単位のビジネスのアートギャラリーでも、チリも積もるコーンフレークやインスタントラメーン(低所得者層に人気のマルちゃんラーメンだ)の売り上げには叶わないだろう。しかもコンスタントだ。


話を戻すと、成功者と言われる人が、一般の人に説く国の経済の効率化は、成功未満成功しない人に向け、自分たちは同等の権利能力を有するけれど、その足を引っ張る奴等が君たちを豊かさから遠ざけているんだ、こう言うものを切り落とせば、もっと生きやすくなる、と、攻撃しやすい対象と提示しているに過ぎない。その根底には、”自分たちが損しているのでは無いか?”と言う不平等オブセッションがある。その原因は決して上級国民には向かない。


もしみんながそこそこいい収入があり、将来の設計を立てることができ、働いた分
その対価を得られれば、誰が自分たちの人生の先輩を、今まで働いて(当然家事労働も含む)家族を社会を支えてきた高齢者に、その成果(ハーベストとアメリカでは言う)を楽しんでほしい、と思えるだろう。それは自分たちも、高齢になれば、勤労の義務から解放され、人生を楽しむことができると言う期待を持てると言うことでもあるからだ。


それを、人生100年、死ぬまで働け、動けなくなったら、施設で、ベットの上で、画一的に面倒を見てもらうサポートをしてやる。施設に年金を全て吸い上げる制度を作る。
安楽な死ぬまで収容所だ。歳をとれば自分の意思を通せなくなるシステム。誰も高齢者一人一人に意思があるなどと思わない。介護施設の経営者にとって、そんなめんどくさいことに関わりたくないからだ。人手不足低賃金の現場も、そこまできめ細かくできないのかもしれない。これが、もうすでに行われているソフトな体裁の排除のシステムだ。勝ち組になること勝つことだけが存在意義の世の中で、優生思想とは違う命の選別が行われる。言うなれば、優利思想だ。
しかし格差の上層部で巨額な富を得ている自分たちには、目を向けさせないことを巧妙にやっている。


一部の先導者を除いては(彼らの何らかの目的、あるいは自己のコンプレクスを抱えているのだろう)多くは、思想などはなく、ただストレス解消に無抵抗のものをなぶる遊びに夢中になっている。自分の足で立てないで、誰かのファン、誰かの信奉者になって、匿名の仮面をつけ騒いでいる。でもその人たちでさえ勝ち組じゃない。官邸と繋がったら勝ち組パスポートをゲット。そりゃ群がるよね。本当の勝ち組(行政の詐欺師)を崇め、同一化することで、存在意義を確認する。彼らが提示する敵を攻撃し、自分は勝ち組と同じ考えだと安心する。


バッシングをする人、差別を表明する人、彼らは満足した幸せな人ではない。自分が不安で不満足だから、誰かのせいにしたい、ただそれだけだ。


昨今の日本の差別・弱い者いじめは、”優生思想”なんてものでさえない。貧しくなった小さな島国の島国根性、自分が損してる強迫観念。自分がマシな存在だと思いたいから人を蔑む。


新自由主義台頭の自民党の右傾化で顕著に行われたきた、権威権力に異を唱えないような物分かりのいい人間を作る教育を行うよう現場に圧力をかけ、非正規雇用で将来設計をできなくし、不安に怯え、生活の下支えをする社会保障受け取ることを負け組と認識させられる。そういう社会構造を2000年以降顕著に作られてきた。その”成果”に生活どころか、優しさ思いやりまで蝕まれ、そういう心を排除して全体の利益を優先することが勝ち組への道だと扇動する人が現れる。


公平な税の再分配が行われれば、高齢者を抹殺しなくても、社会は回ってゆく。
馬鹿げたポンコツ兵器爆買い、不必要な思いやり予算、加えて宇宙防衛の参加、大臣の外遊費、他国へのばら撒き外交、予算中抜きシステムをクリアにし、お友達にタダで国有地を差し上げかつ助成金までつける。こんな千億・兆円単位の無駄をやめれいいだけだ。


自民党周辺のくだらない浪費をやめさせる、こういう人たちに権力を持たせない、国の舵取りをさせない、そのための野党共闘であり、山本氏れいわ旗揚げだったのだろう。


山本氏の会見を聞いて違和感を感じたのは、”高齢者にとどまらず、障害者、特定の人種 に広がる”と言う言葉を何度も発した。広がるから問題? いや高齢者を殺してゆこう、だけで大問題だ。優生思想同様かそれ以上に恐ろしい。優生思想ならまず障害者、遺伝的疾患を持つ人、そこから人種に広がり、特定思想の弾圧、そのあとに高齢者という順番だ。大西論は、一般市民の死を計画的に行うと言う考えかただ。その特異性に特化して語るべきだろう。差別問題。優生思想に話を広げて、自己主張してしまう感じが、う〜ん ずれてる。


それから、大西氏、死生観といっていうが、彼は死生観など語っていない。自分の生き方死に方ではなく(あるいは生とは何か、死とは何か)という問いではなく、他人の命をどうこうするという話だ。


優生思想は優生思想、大西発言は全く違う問題だ。本人も差別とは思っていないだろう。
効率化なのだ。しかしなんのための効率化なのか?若くて働ける、時間も体力もある、可能性も、でも年は取る。いずれ体が思うように動かなくなるし、全てゆっくりになる。
その時にスローペースでも安心して暮らせる、これを社会が支える。そのシステムをよりよくし、無駄遣いを無くして財源を回してゆく、そういう地味で誠実な取り組みこそ必要なのだ。


人間の行動の原動力は希望だと思っている。希望があれば努力できる、希望があれば耐えられる。だから、政治家は人々に希望を見せなくてはならない。


若者に邪魔な高齢者の犠牲になってるんだよ、逝ってもらおうよ、と呼びかけるのは、
希望ではなく絶望への道だ。賛同している人、イメージてみてほしい、自分の両親が、祖父母が、決まりだからと殺される。自分が、まだ死にたくないのに、決まりだからと殺される。そういう人を連れて行って、殺さなければいけない人がいる。その人たちのメンタルヘルス、PTSDになるかもしれない。コロナ治療で命の選別をしなければならない医療従事者が最も耐えられないのが、この優先順位を自分が決めて行うということだと、話していた。うつ状態になってしまうようだ。


高齢者排除なんて短絡的でケチくさいアイデアだ。もし大西氏の考えが具体化したとしたら、そこに集まる大きな悲しみの感情を計算しているのだろうか?いずれ処分される人生を見据えて、それが決まった未来で、一体誰が働きたいと思う?


山本太郎氏は希望を提示できる政治家だ。これからしばらくダメージを引きずるだろう。問題発言の大西氏以上に叩かれ、色々言われるだろうというのが不条理ではあるが、ここは正念場、持ちこたえて欲しい。代表辞任はもちろんすべきではない。

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