密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

他人事と自己保身のみ 総理大臣って何をする人?

もはや、他人事のように答弁に終始する安倍総理。各省庁のやったことは自己責任で、自分は報告を受けたまま話しただけという。要所要所に自分が関係していないことは証明されたと印象操作と刷り込みに余念がない。
100万歩譲って安倍総理が全くイノセントで何の関わりもないとしても、安倍政権下で他省庁にまたがる、不正、証拠隠蔽が行われたことについて、行政府の長としての管理監督責任をどう考えるのか?みんなが勝手にやったこと、自分は部下の報告を鵜呑みにして国会で発言しただけ、、、って、そんな木偶の坊がなぜ行政府の長に収まっている。


もちろん、安倍氏は全くそんなっつもりはないが、周りが勝手に忖度し、、、違う部署で同時多発的に優遇が行われたなんて、あるわけがない。一生懸命安倍総理を守っている官僚たちのどの辺がトカゲの尻尾になるのやら。本体に一番近い佐川氏はご褒美出世を果たしたが世間の目も、省庁内の目も、決して彼が成功を存分に味わえる環境にさせないだろう。


27日、28日と、野党側の追及に一向にピントを合わせようとしない安倍総理。


 
記事より要約
27日には共産党・宮本岳志議員が財務省が存在を認めた2016年5月の音声データより前にあたる同年3月下旬〜4月上旬と思われるやりとりをおさめた音声データ(関西テレビが今年9月にスクープ)国側と森友側の打ち合わせ時に録音されたものを取り上げた。

この音声のなかでは、「国側の職員」と見られる人物が“3メートルより下から出てきたゴミは国が知らなかった事実だからきっちりやるというストーリーをイメージしている”と話し、近畿財務局の池田靖・国有財産統括官(当時)が「そういう方向でお話し合いをさせていただければありがたいです」などと語っている。つまり、
不当な土地取引に向けて、財務省が口裏合わせをおこなっていたのだ。

宮本議員は「これは明確な背任ではないのか」と追及し、安倍首相に答弁を求めたが、安倍首相は立ち上がろうともせず、「総理!」という声があがるが、太田充理財局長に答えさせた。もちろん議長には抗議が行われたが、安倍首相は微動だにせず椅子にふんぞり返ったままだった。

28日の立憲民主党の川内博史議員の質問
 まず、財務省全体で2012〜16年度に取引された公共随意契約1194件のうち、売却前提の定期借地契約を結んだのは森友学園のみ
また、分割契約を認めたのも森友1件だけ
その上、「瑕疵担保責任の免除」という特約をつけて売却したのも、延納特約を付したのも、売却価格を非公表にしたのも森友だけ。

会計検査院が値引き額の算定方法に「十分な根拠が確認できない」と報告をまとめたように、森友学園との土地取引に財務省による「特別扱い」があったことはもはや歴とした事実。そして、その取引でどういったやりとりがあったのかは、音声データでも裏付けられている。


そして、謙虚で丁寧な安倍総理は、大好きな親友トランプ直伝?の、”ファクト”だの”フェイクニュース”だのを国会でがなりたてる。


28日、立憲民主党・逢坂誠二議員の質問、選挙中のテレビ党首討論で安倍首相が籠池泰典氏のことを「詐欺をはたらく人物」と語ったことを取り上げた
籠池氏は起訴中でまだ裁判も開かれておらず、すなわち刑も確定していない。それを総理大臣が推定無罪の原則を無視して「詐欺をはたらく人物」などと犯罪者扱いしたことは、けっして看過できない重要な問題だ。


だが、安倍首相は「詐欺をはたらく人物」と言う前に「『籠池さん自体が詐欺で逮捕され起訴されました。これはまさにこれから司法の場に移っていくんだろうと思います』ということを述べている」と主張。無論、「詐欺をはたらく人物」と断言しているのだから、こんな言い訳が通用するはずもないが、安倍首相はなぜか「同時にまた籠池氏はですね」と言い出し、こうつづけたのだ。
「(籠池氏は)たとえば朝日新聞のインタビューに答えて、小学校の申請において、安倍晋三記念小学校と申請したと述べています。これを朝日新聞は大きく報道し、であるからこそ当然、当局は私とのかかわりを認識したんだろう、と言って追及をし、それをもとにですね、民進党の方々もこれを事実としてずっと私を国会で追及してきたのは事実であります」
「安倍晋三記念小学校という申請をしていないにもかかわらず、申請をしているということを堂々と述べる、そして大きな影響を与える人物であった、こういうことではないかと思います」

自民党の広報副本部長である和田政宗議員がネット上で大騒ぎをし、昨日の同委で自民党の菅原一秀議員も取り上げた、財務省に提出した設置趣意書に籠池氏が「安倍晋三記念小学校」と記したと朝日新聞の取材に証言した一件のこと。先日、黒塗り部分が消されたこの設置趣意書が情報公開され、そこに「開成小学校」と書かれていたことから、自民党は「朝日のフェイクニュースだ!」と攻撃している真っ最中だが、ついに安倍首相までもが国会で騒ぎ出したのだ。


とにかく、こじつけでも相手に非があるように見えることを掴むと我が意を得たりと、
それこそ”ファクト・チャック”もせず喚き立てる安倍総理の常套手段。
別に安倍晋三小学校で申請したかしないかは、籠池氏側の問題で、なぜそのように安倍晋三の名前を使ってことを有利に運ぼうとしたのか、とそれが、役所に対してうまくったのか、は、安倍昭恵氏が関わっていたからに他ならない。


今回、公開された設置趣意書にはたしかに「開成小学校」と書かれているが、設置趣意書は複数あるのではないかと見られているのだ。事実、情報公開請求をおこなっていた上脇博之・神戸学院大学教授もツイッターで〈開示された文書は全部不開示に近かった文書と比べると微妙に異なっていました〉〈小学校設置趣意書は複数あるようなので再度情報公開請求しておきました〉と述べている。ようするに、「安倍晋三記念小学校」と書かれた設置趣意書が存在する可能性はまだあるのだ。
 いや、もし「安倍晋三記念小学校」と書かれた設置趣旨書がなかったとしても、だからどうしたという話だ。実際、昭恵夫人は2015年9月に塚本幼稚園での講演会のなかで、こんなふうに語っていた。
「こちら(森友学園)の教育方針はたいへん主人も素晴らしいというふうに思っていて、(籠池)先生からは『安倍晋三記念小學院』という名前にしたいというふうに当初は言っていただいてたんですけど、主人が(略)『もし名前を付けていただけるのであれば、総理大臣を辞めてからにしていただきたい』ということで」
 つまり、安倍首相は自身の名前を冠した小学校がつくられることにはまんざらでもない様子だったのである。そうした事実をなかったことにして、「朝日のフェイクニュースによって籠池氏との深い関係を疑われた」というように攻撃したところで、安倍首相の疑惑が晴れるわけではまったくない。国民が「森友が贔屓された理由」として考えているのは、小学校名などではなく、名誉校長に就いていた昭恵夫人と籠池夫妻の深すぎる関係を示す数々の証拠があるからだ。


小学校の名前がどうのと、さも、フェイクニュースだ、全て捏造だと断じる態度には、ファクト・チャックファクト・チャックなんてものはありはしない。
ご本家トランプのやり方とそっくりだ。


論点のすげ替え、ネット民操作、一方的な吹聴でどうにかなるほど、国民はもうこの問題に対して無知ではない。


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責任感は想像力から始まる

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一昨日、PCに水をこぼしてしまい、乾かしてなんとか起動できたのだが、再びBlack Out。完全に沈黙してしまい、スキャウト(アップルコンピュータの整備店舗)に持ち込んだものの、大事なパートが完全にダメになっていると言われ、修理代900ドル以上かかり、かつデーター抜き出しに200ドル。 マックエアーの少し大きい新品で990ドルというので、買い替えを決意。


PCが自分に占める割合が多大なことを再認識した。新しいものを購入するまで、だいぶ前から読もうと思っていた『海辺のカフカ』を読むことにした。
インターネットのいいところは、知識情報の収集にスピード感があるところだ。特に日本から離れていて、日本のことを知りたい場合はとても便利だ。


しかし、久々に紙媒体の活字に触れると、こんなに感覚が違うのか、、と驚かされる。
ネット活字が炭酸飲料だとしたら、小説は、PH度の高いミネラルウォーターのように、じんわり知識が体に吸収される感じだ。


村上小説は、対象・言葉の距離感と、深い知的造形が心地よい。以前は洗練されすぎているので、それほど好きでもなかったが、こういう時にはぴったりだ。


小説の中で、この一節が気になった。
ナチスの幹部アイヒマンの話からで、
「すべては想像力の問題なのだ。ぼくらの責任は想像力の中から始まる。イェーツがかいているー In dreams being the responsibilitiesーまさにその通り。逆に言えば、想像力のないところに責任は生じないのかもしれない。このアイヒマンの例に見られるように」
イェーツの詩の”dreams”を夢と訳さず、想像力と訳すと、意味合いが大きく変わる気がした。実際後の文章では、『夢のなから責任は始まる』と主人公に言わせている。


ともあれ、村上氏の小説の意図とは離れ、想像力の欠如した人間は、責任というものを感じない、いや理解できないのだという視点に、妙に納得した。


人は、自分が何かを行う前に、それを行えばどうなるかを想像する。もちろんうまくいった時のことは誰でも想像するが、同時にうまくいかなかった場合のことも想像する。
多くの人たちに影響を与える決定であればなおさらで、そのリスクを考え、それでも行動に移し、うまくいかない事態が起これば、責任が発生する。至極当たり前のこのことが、
安倍政権閣僚と劣化自民党議員に決定的にかけている要素だ。


以前彼らの思考はフラット(平板)であると書いたが、想像力がフラットで、自分の希望する、したいこと、いいと思うこと以外に想像力が及ばない、故に彼らには責任が生じず、責任とは何かも理解できない。だから彼らが口にする責任を取るという言葉は、他の人々が感じる責任を取るという態度と全く噛み合わないのだ。


本小説では、アイヒマンがどれほど効率よく共産主義者や障害者、そしてユダヤ人を処理する、素晴らしい計画を立てたことを誇り、その計画が実際不測の事態で効率が損なわれたことに、裁判の場であっても怒りを発露させたと書いている。
素晴らしく頭がいい(けれどどこかで欠損している人間)の建てる計画、そこには他人の痛みへの想像力が決定的に欠如している。 最近の日本でもこうした想像力の欠如した自称有能な人間が増えてきていると感じる。


「誰がその夢の本来の持ち主であれ、その夢を君は共有したのだ。結局のところその夢は、君の魂の暗い通路を通って忍び込んできたものなのだから』ヒットラーの巨大に歪んだ夢の中に否応なくも巻き込まれていった、アドルフ・アイヒマン中佐と同じように。


まともな社会であれば、安倍晋三の”巨大に歪んだ夢の中に否応なくも巻き込まれていった”忖度官僚と劣化超保守議員たちは、理解できなくても”責任”を取らなくてはならないが、それは彼らの夢が破綻した時でないと訪れないのかもしれない、ということに背筋が寒くなる。



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昭恵氏国会招致必要ない、総理が身近で一番わかっているから?!

予算委員会直前日曜討論会で、野党側の昭恵夫人・加計幸太郎氏も国会に招致を主張に対し、自民党の田村議員は、『本人が出たくない人を呼ぶことはできない。昭恵氏は総理が身近にいていちばんよくわかっているのだから、その総理が説明しているのだから、必要ない』と言った。この人は、安倍晋三氏は絶対に嘘つかないと確信しているかのようだ。 刑事裁判では、アリバイを証明するものが「家族の証言」だけの場合この証言は採用されない場合があり、信用度は低いとされている。
夫であり、しかも彼女が何らかの関与がある場合に、自分の立場が脅かされる(議員辞めると公言したし)利益供与人である安倍総理が、説明・証言しているからいいではないか、というのはめちゃくちゃだ。こういうところも、自民党内は長期の安倍一強独裁で党内洗脳が進み、判断がおかしくなっていることがわかる。


自分たちの内輪の納得取り決めを押し通すことしか考えないので、論理的整合性や、世間の常識、国際社会の良識から逸脱した発言を平気で繰り広げる。自分たちと違う立場の人間のことはまるで考えず、意見をいちゃもんくらいにしか受け止められず、安倍総理への不敬罪だ!!とがなりたてる。


公明党もさすがに会計検査院の判断がで、内部文章の異常な隠蔽・破棄に距離を取る作戦のようだ。 


結局参考人招致も、このまま自民が拒否し続ければ、国民を納得させられず、近い将来自分たちの首が絞まるのだ。自民党内も、安倍様と心中したくない人間も出てきてもいい頃だ。来年度の通常国会に持ち越ししっかりやってほしい



日曜討論 2017年11月26日 ◆ 予算委員会 重要課題 ◆ .


ところで、安倍首相は来年一月も国会前に中東外遊予定を早くも組んでいるらしいが、こんなに国内をないがしろにする総理大臣がいたのだろうか?総理の外遊を理由に国会が充分時間を取れないという本末転倒。


2013年なんと!産経新聞が!!こんな記事を書いていた。

安倍晋三首相の外遊にかかる平成25年度の宿泊予算がすでに底をついていることが22日、分かった。首相が掲げる「地球儀外交」の影響により海外出張が例年をはるかに上回っているためだ。来年1月には中東やアフリカ、インドなどへの訪問を控えており、政府は他の予算を切り崩して捻出する必要に迫られている。


 首相の海外での宿泊費は内閣官房の「内閣総理大臣外国訪問等経費」から支出され、25年度は3450万円。政府関係者によると、年度の4分の1の期間を残して宿泊予算が枯渇した例は近年では珍しいという。


 昨年12月に再登板した安倍首相は今年に入り、東南アジア諸国連合(ASEAN)の全10カ国をはじめ、延べ29カ国を訪問した。在任が1年3カ月だった野田佳彦前首相と菅直人元首相のそれぞれ延べ16カ国と8カ国、9カ月だった鳩山由紀夫元首相の同11カ国と比べても、安倍首相は突出している。
政府は26年度の宿泊予算について約600万円増の4070万円を充てる方針だが、首相は周囲に「今後もドンドン海外に行く」と話しており、26年度も途中で予算が枯渇する可能性がありそうだ。


 防衛省が管轄する政府専用機の関連予算も窮迫している。天皇陛下や皇族方がご利用になられる分も含めた政府専用機の燃料費は、24年度が約16億円だったが、「25年度はそれを大きく上回ることは確実だ」(防衛省関係者)という。


2013年13カ国訪問でこの調子だ、そして、その後現在まで129カ国・地域を数えている。今は産経新聞はもちろん、どこのメディアでもこうしたことを報道しない。
5年間でいかに報道が劣化し、国民は目隠しをされているか、森加計だけではない。
しかも旅費だけではなく、気前のいいバラマキも続けているのだ。


こういう派手なお楽しみ外交のご予算のことも報じられず、かつ全て首相が出て行く必要のあることなのか?(例えばリオ閉会式のマリオなんかも)のマスコミによる検証もされず、白紙委任のおまかせ政治の国会無視、議論の構築も放棄が当然と、安倍自民党が思い込んでいる。これこそ国難・亡国への道だ。 一度どこかが崩れれば、内部をシロアリにボロボロに食われた家のごとくに総崩れ、ということもあり得る。


ヘタレな希望・維新ゆ党は安倍シンパからの”いつまで森加計やっているんだ”という非難を受けたくないので、ほどほどにして重大問題をやろうなどとポーズを取るが、国の私物化はもはや日本の血管の隅々に侵食している。森加計問題は私物化の顕著な問題であり、大きな国難へと続く、シロアリ駆除の突破口だ。


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