密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

”Democracy is falling part quickly”オバマ氏の警鐘


オバマ時代が懐かしい。これほど頻繁に大問題を起こすトランプのトンデモぶりは、最悪大統領と言われていた、ブッシュ2を軽く超えた。


オバマ氏は、再三暗示的な方法でトランプを諫めようと発言しているが、トランプには暗示など理解できない。知的レベルの違いを考慮すべきだろう。


今回の警鐘は、国民に向け、民主主義のもろさを訴えた。”Democracy is falling part quickly”この言葉は今の日本の有権者もしっかり考えるべきだろうと思った。

ワシントン(CNN) 米国のオバマ前大統領は9日までに、米国の有権者に対し民主主義への参加の継続を促し、自己満足はナチス・ドイツの隆盛をもたらしたと警告した。

米シカゴ市で開かれた経済関連の会合で演説した。同会合のビデオ映像によると、オバマ氏は「民主主義の庭園の手入れが必要。そうしなければ物事は極めて急速に崩れる。我々はその事態が起きている社会を目撃している」と強調した。
トランプ大統領を直接意識した発言なのかはビデオ映像からは明瞭でない。オバマ氏は過去1年、暗示的な方法ながらトランプ政権による気候変動対策などの政策を再三批判してきた。


オバマ氏はシカゴでの会合でナチス・ドイツに触れ、1920年代や30年代に音楽や芸術、文学に満ちあふれていたウィーンの舞踏会に言及。この華やかさが永久に続くと思われたが、その後、6000万人の人々が死に、全世界が混沌(こんとん)に陥ったと指摘。「物事を注視し、投票しなければならない」と続けた。


また、米国の歴史的な事例を持ち出し、自らの政治的英雄とあがめるフランクリン・ルーズベルト元大統領による第2次世界大戦中の日系米国人の強制収容を指摘。この措置は米国の制度の脅威になったとし、検閲が承認されたマッカーシー時代や法統治に背き弾劾(だんがい)前に辞任した米大統領の存在に注意を向けた。


報道の自由の重要性も弁護し、在任中、正しく報道せず怒りを再三覚えた体験も紹介。だが、報道の自由の原理の重要性は認識していたとし、大統領としての職務の一環はこの原理を維持させることだと主張した。


民主主義、自由、平等は、それを行う人々の、不断の努力で成り立っている。、そして、それを怠れば、民主主義のあらゆる部分が、簡単に欠け落ちてしまうことも、理解しなければならない。現に安倍政権のもと、どれだけの民主主義の原則が
欠け落ち剥がれ崩れてしまっているのかを、目にしてきた。
単なる、バラマキや、口先だけの甘言公約に惑わされず、私たちも、オバマ氏の言葉通り、「物事を注視し投票しなければならない」

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エルサレム首都認定騒ぎの中で、ティラーソン国務長官の達観

日本を除く、世界中から猛批判が起こっている、トンデモトランプの新たなトンデモ決定。そんな中、ティラーソン国務長官が、この騒動に冷静な達観を示した。
これは、火消しとか沈静化とか弁明などではなく、大統領への侮蔑的な溜息とともに吐き出された、コメントでもある。

トランプよりも、ペンスよりも、大統領らしい風格のティラーソン氏
(CNN) ティラーソン米国務長官は8日、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と宣言した問題に関連し、テルアビブにある米大使館のエルサレムへの移転は年内には実現しないと述べた。来年も恐らくないと、訪問先のパリで語った。トランプ氏は米国務省に対し大使館移転の準備を進めるよう指示もしていた。


ティラーソン長官は準備には用地確保、建設や施設の設計、必要な承認手続きや工期などで時間がかかると指摘。


また、大統領の今回の決定はエルサレムについての最終的な位置付けは示唆していないとし、扱いは当事者間の交渉や決定に委ねられていると主張した。トランプ氏はエルサレムの首都承認宣言を「現実の追認」や「やるべき正当な事柄」と評していた。


米政権は過去70年間にわたりパレスチナ紛争が解決する前にエルサレムをイスラエルの首都と認知することを先送りしてきた。


本当は、面と向かって、”Moron!=低脳ばか”と吐き捨てたいところだろうが(以前ティラーソン氏がトランプを公の場でMoronとよんだことをメデイアで伝えられ、トランプ激怒?で首が飛ぶかと思いきや、不問に付した。ティラーソン氏その件を否定さへしなかった)一応アメリカ合衆国大統領なので対外的に、権威を保たねばならない、という大人の判断で、この思いつきだけの浅薄な大統領発言の、実効性の乏しさを示唆し、かつ『エルサレムについての最終的な位置付けは示唆していないとし、扱いは当事者間の交渉や決定に委ねられている』と従来のアメリカの立ち位置を大きく逸脱しない軌道修正をした。


共和党が、次期大統領選でどうしても民主党に負けたくなければ、彼を候補者にするべきだろう。

ティラーソン(左)はトランプを「間抜け」と呼んでいた? Kevin Lamarque-REUTERS


退任説がくすぶり続けてきたティラーソン米国務長官が、いよいよ更迭されるかもしれない。
11月30日のニューヨーク・タイムズ紙の記事によると、トランプ大統領は後任にポンペオCIA長官を、CIA長官の後任にコットン共和党上院議員を充てる意向だという。


下院議員を3期務めたポンペオはCIA長官に起用されて以来、トランプと良好な関係を築いている人物だ。ホワイトハウスの大統領執務室で定期報告を直接行い、国家安全保障上の重要な決定にも大きな影響力を持ってきた。コットンも、大統領と考えの近い保守派の政治家として知られる。(ニューズウィーク・ロビー・グレイマー、ダン・デ・ルース、ジェナ・マクラフリン)


トランプはしょっ中”更迭”する。更迭された人が失意に陥るかというとそうではない。
泥沼から足をぬっけられて、やれやれ、という反応だ。任命前に断る人も多い。
そして任命されるときは、トランプ大統領と、考えが近いとか、友好な関係とか言われて就任するが、トランプと友好関係を長く続けられる人間はいない。


日本では、安倍首相が今回のことに反対を表明しないと言って、いくつかのメディアが非難しているが、そんなことするわけがないことは、分かりきっている。日本を思って、安倍氏を非難する心あるメディアには悪いが、あからさまなKissAssおべっかスッテンコロリンなど、国際社会はとっくに見切っている。どこも日本に期待などしていない。日本はそういう国になっているのだ。


もちろんトランプについて、アメリカ国内では、海外から見るよりずっと、大統領は孤立している。つい昨日も、アラバマあたりでトランプ集会を開いて、自分を慰めていたらしい。7日のワシントン・ポストには、報道番組司会者であるジョー・スカボローが『Trump’s mental meltdownートランプの精神的メルトダウン』と題した寄稿をしている
「トランプ周辺の多数が、大統領は病気だと思っている。それは、大統領のスタッフの多くがずっと前からたどり着いていた結論だ。ワシントンの政治家や記者の大半が同じ恐怖を共有してきた。(共和党の重鎮である)ボブ・コーカー上院議員は公然とトランプの大統領としての資質を疑問視し、政府職員たちは『大人の保育所』と対して変わらないことをやっていると言った。この上院外交委員会委員長はまた、大統領の不安定な振る舞いがアメリカを『第三次世界大戦への道』に導きつつあるとの懸念も表したのだ」


ティラーソン氏も、もうMoronのベビーシッターはうんざりだろう。しかし、このトンデモ異常者大統領を放り出して、アメリカ及び世界を混乱と破滅に導くわけにはいかないし放り出すわけにも行かなかったのだろう。更迭上等!!といったところか。困るのはアメリカそのものだ。それでも、アメリカには、権力のあるバカに追従しない、社会正義や責任感のある人たちが政治の中枢やメディアにいる。たった一人のトランプより、多方面からの計画的法改悪による支配と、力ずくのごまかしと、権力のあるバカに追従する恥知らずが跋扈する日本の方がより末期的だと思える。


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こんな大学を50年ぶりにわざわざ認可?質が悪すぎる加計学園獣医学部

12月7日 文部科学委員会内閣委員会連合審査会 における白眞勲・杉尾秀哉。田村智子・森ゆうこ議員の白熱の追求でした。
韓国でのフライング学生募集について追求し、加計学園が、いかに浅薄な金儲け主義であるかを露呈させた、白眞勲議員

🦐《加計学園、K国での学生募集》白眞勲(ハク・シンクン、백진훈)・民進党【国会中継 参議院 連合審査会】平成29年12月7日 #2018 
4条件を議論の対象でないとされ、訴訟リスクで脅された設置審議委員会ないように言及、4条件は未だ見てしていないことを追求した杉尾秀哉議員

加計学園「4条件を満たしてない」杉尾秀哉・民進の質疑12/7 参院・文科・内閣の連合審査会
田村智子議員、ワーキンググループに加計学園が参加が議事録から削除、加計との事前協議、教員確保における論理矛盾を追求。加計の構想がスローガンだけの薄っぺらな内容であったことを看破。 

「加計学園にとって、実に、オイシイ」田村智子・共産の質疑12/7 参院・文科・内閣の連合審査会
森ゆうこ議員は、BSL(バイオセーフティーレベル)3の施設設置の検証から、加計学園が危険な病原菌を扱う施設を有しておらず、4条件も満たさない事実を追求。認可取り消しを求め、行政のインチキ怒りの糾弾

森ゆうこ議員 文科・内閣連合審査会 質疑(2017.12.7)
事前に打ち合わせをしたのか、見事な野党連携プレーの波状攻撃で政府側は立ち往生といった状態。マスコミも、この問題追求を記事にして、国民に知らしめるべきだ。
東京新聞がいい仕事した。

学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部の設置認可を巡り、文部科学省の大学設置・学校法人審議会の審査に関わった複数の委員が七日、本紙の取材に応じた。このうち一人は「認可された加計学園の計画でも国家戦略特区認定の条件を満たしているとは思わない」と語り、「忸怩(じくじ)たる思いだ」と苦渋の決断だったと明かした。 (井上圭子、中沢誠)「今思えば反対意見を言えばよかったという反省はある」。委員は、七カ月に及んだ設置審の審査を苦々しい思いで振り返った。
 

委員を束ねる主査から「訴訟になった場合、こういう是正意見の付け方では勝てない」と告げられたのは、認可の是非の最終判断を下す十一月五日だったという。「委員の三分の一ぐらいは圧力と感じていたのではないか。自分も少し感じた。自分一人が反対しても否決されるものでもないし、抑えてしまった」と話す。
 委員は、加計側が提出した当初計画について「学生数が膨大。実習時間が絶対的に足りない。獣医学の専門家が作ったとは思えない内容だった」と明かす。
 政府は、特区認定に際し、「新たな分野の需要が明らか」「既存の大学・学部では対応困難」など四条件を設けた。政府は加計学園の計画を「四条件を満たしている」と主張している。
 

しかし、委員は「四条件とは程遠い内容。通常ならある程度練った案を申請してくるのに、(文科省は)加計学園のひどい未成熟な計画を設置審に丸投げしてきた」と証言する。特に委員が問題視したのは「既存の獣医師養成ではない構想が具体化」という条件だ。「病原微生物を扱うはずだったのが、どんどんハードルが下がって骨抜きになっていた。新しくも何でもない構想になった」と振り返る。
 文科省の担当者は会議の席で、委員らに何度も「この場は四条件を審査する場ではない」「四条件と切り離して審議してほしい」と伝えたという。「私たち委員だって四条件で審査したら認可できるわけがないという認識だった」と語る。
 

設置審は認可答申に至るまで加計側に何度か計画改善を求めたが、委員は「認可できる状況に達するために何が足りないかを、設置審が加計側に手取り足取り教えてやったようなものだ。三回も改善を求めたのがその証拠だ」と説明する。
 

「特区選定の会議のメンバーに獣医学の専門家が誰一人いない中で特区が決まった」。委員は、政府内で進められた特区選定の妥当性にも疑義を示す。委員は「設置審にかかったことで認可に向かう道筋はできていた」と認可ありきの流れだったと証言する。
 最後に委員はこう訴えた。「開学したあと、加計学園がどう運営していくのか、これからもチェックしていかなければならない」



両記事、杉尾議員の追及に順じ当事者取材を敢行。証言を得ている。問題の設置審の位置付け。

全く密室でむちゃくちゃが行われている安倍政権の私物化行政の腐敗。
同連合審査会で、自民党議員のよいしょ質問に答えた、林文科大臣は大学は”地域の知の拠点”と表現したが、白議員の追求で、加計学園は獣医学部を”専門職の養成所”と認識公言。仮面浪人推奨、全くの誇大広告の卒業後の高額年収明記の募集、韓国でのフライング募集内容のイージーさ。これを見ても、加計理事長と安倍総理が、大学とは、中高の”勉強”から卒業し、”学問”を行う場であるという認識と、純粋な知の追求・学問に対する尊敬の念を欠いている、金儲けのみのお軽いアイデア満載の大学であるということがわかる。何が”地域の知の拠点”だ。こういうのをアメリカではParty univesityという。地域の知どころか、地域の痴を助長する。いや、痴どころか、下手をすれば、危険な細菌の遺漏・蔓延を許すかもしれない。


アメリカ”遊”学で知り合った、お金持ち坊々的人生イージーゴーイングのお二人。学問の独立性の重要さも理解していないお二人が、大人になって、大学教育の現場に手を突っ込む。劣化するのが当たり前だ。


大学は、お国に役立つ専門職の養成所、高中小加えて幼稚園までも、お国に従順な”愛国”国民を養成する(塚本幼稚園はもとより、納税習字なんかも、実際何の疑問もなく行われているし)ものだとしか認識していない人間たちが教育の中枢にいる恐ろしさ。


スーパーコンピューター会社補助金不正やリニア中央新幹線の建設工事入札不正で東京地検特捜部が動き出した。山口準強姦逮捕状差し止めや、籠池夫妻長の不当な期拘留で官邸の犬として信頼がまるでなくなっている警察司法が、存在証明を示し始めた。


流れが変わってくる予感がする。

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