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民進若手議員 執行部に対する不満は爆発させろ

とことん小さい野党第1党だ。またしても安倍政権を倒し絶好のチャンスを、ゆる〜く逃すつもりか?

「官邸は、森友学園問題は収束しつつあると認識しています」(官邸担当記者)
このままでは逃げ切りを許すことになる。森友問題で安倍首相の昭恵夫人の関与は濃厚になる一方だし、疑惑は何ひとつ解明されていない。さらには本紙既報通り、自民党現職議員の薬物疑惑まで浮上。いくらでも攻める材料はあるのに、野党第1党の民進党に本気で政権を追い込む気がないからだ。


■薬物疑惑議員が陰毛投げつけ


「29日に自民党の幹部クラス数人と番記者の懇親会があったのですが、その場に薬物疑惑が囁かれている議員も来たのです。異常なハイテンションで、2次会の焼き鳥屋では、同僚男性議員の股間の毛をむしり取って女性記者に投げつけたりしていた。あまりの奇行に、その場にいた記者たちは“クスリの噂は本当だったか”と疑念を深めていました」(大手紙の政治部記者)


陰毛投げつけは事実なのか、疑惑議員の事務所に電話を入れてみたが、「確認して折り返す」と繰り返すばかりで、回答はなかった。


 仮に事実なら、薬物と関係がなくても、かなりの問題行動には違いない。数の力におごる与党が、いかにタガがはずれているかという証拠だ。本来なら手負いの政権をのさばらせているのは、野党第1党にも責任がある。


「今の執行部があまりにだらしないのです。野田幹事長、山井国対委員長が“永田メール事件”のトラウマに縛られて、森友問題でも追及しきれない。それどころか、『森友問題はもうネタ切れで、そろそろ打ち止めだ。4月から心機一転、共謀罪で徹底追及する』などと言い出す始末です。籠池氏サイドから新証拠が出されるたびに政府側は釈明に追われ、どんどん説明に整合性がつかなくなってきている。もう少しで追い込めるのに、ここで踏ん張らなくてどうするんですか。現場で真面目に追及している若手議員の間では、及び腰の執行部に対する不満は爆発寸前です」(民進党関係者)


そんな体たらくだから、森友疑惑追及の真っただ中に、来年度予算もスンナリ成立させてしまう。日報問題を抱え、森友疑惑でも虚偽答弁を繰り返す稲田防衛相のクビひとつ取れない。なぜ、予算審議を人質にとって、昭恵夫人の証人喚問なり稲田のクビなり要求するくらいの芸当ができないのか。すべての審議をボイコットされて、困るのは与党の方なのだ。


■追及する若手たちはカンカン


「野党は森友問題で徹底抗戦すべきです。もっと早い段階から、他の法案も抱き込んで審議拒否する戦術もあったのに、そうしなかったのは、執行部が本気で戦う気がないからでしょう。あまりにガンガン攻め過ぎると、解散を打たれるんじゃないかとビビっているのだから情けない。森友問題で突っ込んでいった結果、解散を打たれたっていいじゃないですか。政権を解散に追い込むのが野党の役割なのだし、解散になれば共謀罪を潰すこともできる。与党側の土俵に乗って、共謀罪の審議入りを認めるなんて、政権延命に加担しているも同然です。解散が怖いなら、国会議員なんて“辞めちまえ”という話ですよ」(政治評論家・森田実氏)


 森友問題がウヤムヤ幕引きでは、国民世論は民進執行部を許さない。徹底抗戦しない民進は、ますます支持を落とすだけだ。


もうのこ野党第1党の不甲斐なさは周知事実なのだが、何度も何度も、野党共闘の機会をつぶし、自分たちは与党だったので、お気持ちはわかると、最後まで戦わず、与党に妥協を繰り返す。これだけ政権を揺るがす疑獄事件。正直言うと、今の政権が法案を閣議決定して国会に”下ろせば”、アリバイ的な議論の時間を過ごして強行採決。
どれだけ野党が筋の通った反論をしても、疑問を投げかけても、一切答えず、法制化させる。だから、いろいろ大事な法案について議論をしなくてはならないことを犠牲にしても、森友問題、それに続く加計学園、政府戦略特区の問題を追及し続け、事実関係を明らかにしなくてはならない。なぜなら、この問題が国民に一番安倍政権の政治の私物化、ん本の軍国主義化に向けた教育の偏向を目の前に晒すことができるからだ。


常に与党時代の夢?にしがみつき、最終的に与党価値観で考える民進党。しかし、これだけ酷い政権に日本を乗っ取られたいる国民は、もっと危機感があり、その危機感を代弁、日本の方向性を変えてくれる、強さと確かさ、嘘の多い利益供与の政権とは違う、透明性を持った誠実な政治を望んでいる。それを野党共闘にやってもらいたい。やると、責任と自信を持って宣言してほしい。こんな非常事態に、小さな政策の違いを口実に、単独政権という馬鹿な夢を見ているあまちゃん民進党首脳部を打開するべく、民進党若手は大いに怒り、声を上げ、つまらない保身はやめて、野党共闘に向けオリーブの木方式で、政権奪還を積極的に目指すべきだ。


どうしようもない野田ー蓮舫首脳部にできることは、彼らを自律的判断で野党共闘に参加させるオリーブの木を承認することだけだ。

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