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森友学園、土地は元値15億 有力議員面談記録

3月1日の参議院共産党小池晃氏の追求。はっきりわからない、記録がないとノラリクラリとかわそうとする佐川理財局長に対し、小池氏は自民党国会議員事務所の面談記録公表した。近畿財務局や大阪航空局とのやりとりが克明に記されたいた。
小池氏の質疑の内容を一部書き起こしてみた。


記録は2013年8月5位置から始まる。
籠池氏来訪。塚本幼稚園小学校設立の件、豊中市国有地借地希望も近畿財務局より、学校お場合購入のみと回答。ついては8年間は借地その後購入とできないか、と要望。


21日27日30日9月9日と籠池氏から報告があり、9月13日、「12日大阪府庁に近畿財務局国有財産管理官が来て、小学校設立認可のお墨付きが必要と言われた。大阪府は土地貸借の決定が必要”鶏のと卵の話”なんとかしてや」どこが教育者か!!という書き込みが記録に付されている。その日の午後近畿財務局から前向きに検討するという回答を得る。


10月12日には籠池夫妻で来訪。
「「小学校用地の件。近畿財務局と大阪航空局職員数名とともに現地視察。その際、事務方の判断できることではないというニュアンスを感じたので、上から政治力で早く結論が得られるようにお願いしたい。土地価格の評価額を低くしてもらいたいと要請。


10月24日には籠池氏が 大阪府の小学校設立申請書類に月額賃料100万円とする、これは希望価格で低く見積もっておけば交渉できる」その後なんども、報告が続き、
2014年1月31日に籠池来訪、「近畿財務局と前向きに交渉中、賃貸料購入価格で予算オーバー、賃料年間3500万円を2500万円に、売却予定価格15億を7−8億円を、希望する」


2015年1月15日の記録では、籠池氏、『本日財務局から土地価格10億10年の貸借賃料年4%4000万円の提示あり、高すぎる。2~2.3%を想定なんとか働きかけて欲しい」と要請した。



籠池氏はかなり”しつこく”値引き交渉や優遇を求め、最初の土地評価価格15億を、10億にまけさせ、10年借地賃料約4%で年4000万を財務局から提示され、さらい高すぎるとして2.3%を想定して働きかけを要請していた。


その上で、汚染度撤去費用を1億3176万円を受け、その後、またゴミ発見で8億1900万円の値引きを受け購入に至る。実質支払いは、15億の土地が200万円というおどろくべき大バーゲンを成し遂げた。さすが大阪人の値切り倒しだがそれだけではここまで上手くは運ばない。そこには明らかに”上から政治力”が働いていることを小池氏は質疑で明らかにした。


一人の市議の疑惑は、腐りきった、うちうちの馴れ合い平然と行われる利益誘導体質の政権与党の分厚い壁に蟻の一穴となってた。そしてそれは予想を超えて、瓦解を招いている
どこまで崩せるのか、野党諸氏、マスメディアの今後の追求を期待する。


この面談記録を自民党国会議員、この人物をめぐって、安倍総理は自分のことのように聞こえる、印象操作だ!!と被害妄想逆ギレ反撃。妻を犯罪者扱いするだの、もう正常な大人対応ではない。中学生レベルの屁理屈だが、この人物訪問記録の主、鴻池祥肇氏が1日夕方記者会見を行った。ヒステリー総理と、薄ら笑い閣僚は、冷水を浴びせらてた形になった。

 きょう、小池議員は質問のなかで明かさなかったが、この面談記録を入手した国会議員とは、参院特別委員会委員長として安保法制の採決を強行した参院大物議員・鴻池祥肇だった。鴻池はさっそく会見を開いて、陳情は認めながら口利きは完全否定したが、これまでの鴻池の二枚舌を見ているとそのまま信じるわけにはいかない。
 

そもそも『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)でも常連で極右思想の持ち主として知られる鴻池議員は以前から籠池理事長との関係が取り沙汰されていた。現に、2008年に塚本幼稚園で開かれた「教育再生地方議員百人と市民の会 第10回定期総会」では、鴻池議員が基調講演をおこなっている。
 

しかも、である。鴻池氏は麻生太郎財務相の側近中の側近なのだ。
「麻生氏と鴻池氏とはJC(日本青年会議所)時代からの師弟関係で、麻生派にも立ち上げから参加して副会長を務め、麻生内閣では官房副長官に就任しています。永田町では『麻生派の筆頭家老』と呼ばれるくらいの存在です」(全国紙政治部記者)
 そして、鴻池議員の親分である麻生財務相は説明するまでもなく、森友学園が交渉していた近畿財務局を統括する最高責任者だ。そんなところから、子飼いの鴻池議員に頼まれた麻生財務相が近畿財務局を動かしたのではないかという疑惑の声が高まっている。
 

2015年9月4日に森友学園関係者が近畿財務局を訪ね、統括管理官と大阪航空局調査係と話し合いをもっていたことが先週明らかになったが、この森友学園と国が面談した日の前日、安倍首相は当時、財務省理財局長だった迫田英典氏(現・国税庁長官)と面会している。既報の通り、迫田前理財局長は2015年に計5回も安倍首相と面会しているのだが、そのうち8月7日と12月15日は麻生財務相も同席、10月14日は麻生財務相と迫田氏が入れ違いで安倍首相と面会しているのだ。
 

ありえない国有地激安取引は、安倍首相と麻生財務相という政権の重鎮コンビが連携して仕掛けた可能性も浮上してきた。
 明日午前9時からの参院予算委員会でも小池議員が引き続き問題を追及する予定だというが、鴻池議員の関与が明らかになったいま、はたして安倍首相はどう言い逃れするつもりなのか。野党には徹底追及を望みたい。



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