密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

欧米メディア「両首脳は詩的で感動的な演説」これをタイトルに据える日本メディア誘導

欧米メディア「両首脳は詩的で感動的な演説」なんてタイトル、どれだけの欧米メディアで言われているのだろうかと思えば、この表現をとったのはCBSテレビだけでしょう。しかも、文字になっていない現地からの報道で、どういう文言を使ったのか、確認しづらい。感動的にと言う表現も、moving  impressed touchingなど、選ぶ単語に寄ってもニュアンスが違うし、詩的であるということは、両首脳に平和祈願への儀礼的な賞賛でありえる。それよりニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は安倍晋三首相が「真珠湾攻撃への後悔を表明したが、謝罪はなかった」は、他国メディアの反応として、より重要だし、また、英BBCテレビは安倍首相の演説を生中継し首相が「二度と戦争の惨禍を繰り返さない」と誓ったと報じるとともに、オバマ米大統領が今年5月に米大統領として初めて被爆地・広島を訪問したことも伝え、両国が同盟関係を深めたと分析。一方、中国外務省の華春瑩・副報道局長が記者会見で「中国やアジア諸国との和解がなければ日本は次に進めない」と述べたことも伝えた。このBCCの対応も、後半の中国の主張を載せたことがミソであるのに、欧米メディアがこぞって詩的感動的と報じたかのようなタイトルをつける日本メディアの姿勢には空恐ろしいものを感じる。


加えて、安倍首相への内外学者著名人からの公開質問状についての、対応が報じられないことも、全文掲載の記事も見当たらないことも、とても意外である。



式典での現地テレビ放送でのコメントを拾うなら、もっと追求するべきことがあるのではないか?またしても、国内だけの安倍海外アクション賞賛報道で、支持率誘導されるのかと思うとうんざりする。




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