密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

「結果が全てだ!!」これこそ良識の府権威失墜

参議院本会議TPP採決での山本氏、森氏の牛歩。実際結果は変えられなくても、国民の目を向けさせるためには何でもやるべきだろう。
しかし、物は書きよう、ネトヨウ目線いや、その目線を作る産経新聞。いかにも牛歩をするお二人が無茶無体のように書いている。しかし、フィルバスターは少数派の権利。こうしたフィルバスターによる講義をせざるを得ない状況にこそ問題がある。


その上、お二人を”一喝”して黙らせたように書かれている、中野正志幹事長(日本のこころ)発言の愚。

議長が与野党の醜い応酬を制止する素振りをみせず、「良識の府」として権威が失墜しかねない展開に、業を煮やした中野氏が野党を一喝した。「結果がすべてだ!」。すると、国政選挙で連敗続きという野党の厳しい現実を突きつけられた山本、森両氏は押し黙ってしまった。


結果とは?つまり多数決? 数が全てだ、ということ?どういう見識なんだか。
参議院での討論を見ていても、与党側は、何一つ筋の通った答弁ができていない。
TPPの良し悪し以前に、トランプ台頭で、批准はありえない現状で全ての前提が覆るのに、それを無視して推し進める理由についても、何ら筋の通った答弁ができない。


『アメリカなしでも、日本がこれから世界をリードする。(国民反対多数は)変化への戸惑いでしょう。』と共産党井上議員の質疑に安倍首相は答えたが、この答弁がいかに噴飯ものかは、誰が聞いても明らか。世界の中心で咲き誇る世界のリーダーは安倍首相の頭の中で咲く誇る妄想の花。


日本をこれだけめちゃくちゃにした、外交経済音痴のしかも歴史修正主義者のリーダーについて行くのは、従順な日本国民だけだ。


ともあれ、「結果がすべてだ!」の一喝は、何より言論の府の否定であり、今の政府の姿勢を象徴している。こういうことを平気で言う議員の良識を疑う。

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