密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

よくわからない、賠償費用電気料上乗せの理由

どうもよくわからない。経産省が電気料に上乗せする賠償費用。

経済産業省は9日、東京電力福島第1原発事故の対応策を議論する「電力システム改革貫徹のための政策小委員会」を開き、賠償費用の一部の2兆4千億円を電気料金に上乗せすることを盛り込んだ中間提言案を示した。経産省の試算で事故対応費用が総額21兆5千億円に膨らむ中、東電はこうした支援を受ける一方、他社との再編を急ぐなど合理化を加速させる。
 試算で賠償費は5兆4千億円の想定から7兆9千億円に増加。経産省は、原発事故の保険料を制度上の不備で取り損ねていたとして過去にさかのぼって回収する総額が2兆4千億円に上ると指摘。「過去分」を電気料金に転嫁し賠償費の一部に充てる。


『原発事故の保険料を制度上の不備で取り損ねていたとして過去にさかのぼって回収する総額が2兆4千億円に上ると指摘。』日本語は主語を省いても、文章になる。
しかし、これでは、一般国民はよく理解できない。少なくとも、私は理解できない。
”原発事故の保険料を制度上の不備”とはいかなるものか? ”原発事故の保険料を制度上の不備”とは誰に責任があったのか? 誰が2兆4千億円に上る保険料を取り損ねていたのか? 保険料は保険会社から支払われるのではないのか?なぜそれを電気料に上乗せして、国民が支払わなければならないのか?
こうしたことを、人々は知る権利がある。 


ましてや原発事故とは全く関係のない新電力にも、この負担を課す=上乗せに不満のある国民の選択肢をなくす、というのは、もう全く筋が通らない。


この3年間で、安倍首相が就任後に世界中でバラまいてきた資金援助の額は30兆円近くに上る。年間10兆円。国民の税金の再配分を任されている政府として、非常に狂ったバランスとしか言いようがない。ご立派なことにチェルノブイリ支援に3.5億円って、日本はもっと切迫しているというのに、ロシアから福島支援金が来る方が納得できるが、プーチンはそんな不必要なことはしない。安倍首相には必死で福島に向き合う姿勢がない。


消費税も、電気料上乗せも、すでに政府広報のNHK視聴料も、追加の不当な徴税に他ならない。


まことしやかな、発表でなんとなく納得してしまう、トップダウンで諦めてしまう、こういうことをいつまで受け入れ続けるのか?”国民は、生かさぬように、殺さぬように”ならまだマシ。国際社会の存在感アップのための集団的自衛権で死に自衛官が出る、カジノ法で人生破壊する人が出る、年金切り下げ医療費負担アップで、自殺までせまられる高齢者が出る、国という金貸しに追い詰められる若い世代、体を削って子育てをするシングルマザー、みんな、どんどん崖っぷちに追い詰められている。安倍様万歳と飛び降りる日も近い。


頼りない民進党も、勢力弱小の自由党・社民党も、危険な?共産党も、今の政府のような、国民無視の政治はしない。結局自民党は頼りになる、代わりがいない、というのは、
大いなる幻想。もう目をさます時だ。


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