密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

カジノ法案審議入り 特権階級サービスの極み

カジノを含む統合型リゾート施設を指定地域で合法化して建設する。また箱物開発
儲かるのはまずゼネコン。数年後、日本のあちこちで、おじいちゃん、おばあちゃんがちらほらの寂れた統合型リゾート施設、なんてのが目に見えるよう。

自民党の二階俊博幹事長は22日の記者会見で、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法案について「機が熟しつつある。審議に入っていくと理解している」と述べ、今国会で審議入りするとの見通しを示した。


IR法案をめぐっては、民進党が「審議する環境にない」(安住淳代表代行)と難色を示しており、衆院内閣委員会での審議入りに向けた与野党の調整が続いている。



議員立法の「統合型リゾート(IR)整備推進法案」(カジノ法案)の審議入りを巡って各党の駆け引きが続いている。自民党の推進派議員は、公明党の軟化を受けて今国会での成立に意欲を示すが、民進党は慎重。30日の会期末が迫る中、参院自民党にも「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)承認案や年金制度改革関連法案が最優先。そんなに余裕はない」という声がある。


法案は、国が指定した地域でカジノを合法化する内容。自民、維新両党が観光振興の起爆剤としてIRに期待するのに対し、民進党はギャンブル依存症が増えることを懸念し、与野党の足並みがそろわない。


イメージとしてはモナコとかシンガポールとかみたいな、ドレスコードのある上流階級とそれを装いたい紳士淑女の集まるカジノ、なんだろうけど。


そういうのをどこに作る?東京お台場?それって単に一部の人の楽しみで、そういう人は、それこそ、モナコやシンガポール、もっとフランクなのが良ければラスベガスあたりに出かけて、上流気分+一攫千金の興奮を楽しめばいい。ああ、忙しいこう広告代理店勤務のセレブさん達は嬉しいかも。もちろん統合型リゾートにはパチンコは無しだろうね。庶民的すぎる。誰でも行ける程度のギャンブルと、ドレスコードありの選ばれた人たち?のためのギャンブルは根底的に設定が違う。
国主導で国民の一部の人しか出入りしない施設作ってどうする。


外人客誘致?何もギャンブルしに日本に来ないって。日本に来るなら他に日本ならではの楽しいところ、美しいところがたくさんあるし、それともヤクザ映画体験村丁半博打カジノとか?安倍政権は本質隠し感じいいネーミングばかりだけどこの”統合型リゾート”もそんな感じ。


統合型リゾート(とうごうがたリゾート、英称:Integrated Resort、略称:IR)とは、国際会議場・展示施設などのMICE施設、ホテル、商業施設(ショッピングモール)、レストラン、劇場・映画館、アミューズメントパーク、スポーツ施設、温浴施設などにカジノを含んで一体となった複合観光集客施設のこと。(ウィキ)


国際会議場・展示施設に来る人が仕事帰りにカジノ?超お金持ちでない普通の人たちで、商業施設(ショッピングモール)、レストラン、劇場・映画館、アミューズメントパーク、スポーツ施設、温浴施設に行く人にカジノは必要ないし、そうした施設も消費が落ち込んでいて、これからもっときつくなる、奨学金返済地獄、非正規、ワーキングプアー、自己負担増、受給年齢引き上げ、下流老人なんて言われているのに。


だいたい高級カジノ併設の、ホテル、モール、レストラン、スパ(だいたいカジノのあるホテル内にすべてあり、すべてものすごく高い。庶民が楽しめるものではない。)


アメリカで庶民が行くのは、インディアンカジノ(ネイティブアメリカン直営カジノ、とてもローカルなところにある、畑とか、砂漠の中の道路沿い)
ここではフードコート的飲み食い場所と(バーガーとかね)、子供を遊ばせておく小さい遊園地があるところもある。大方の人は予算50ドルとか100ドルとか決めて楽しみに来る。


安倍政権、どっちがやりたいかといえば、前者のお金持ちのためのものだろう。
そこで雇用も生まれる、、、つまり1%の楽しみのために地元民は安く働けってこと。
しかし、そのために税金使って、それもいくつもの地域にとなると、どうせ成り立たなくなるのは目に見えている。


ウキペディアによる、統合型リゾートにおける
政府があげるメリットは、
国内外からの観光客の誘致やMICEの振興
MICEって、海外からビジネストリップとか学会出席とかで来る人がカジノに行くか?
もしそうなら、立派な依存症とみなされる。欧米では社会人失格。バケーションと仕事の区別はしっかりつけるもの。


韓国は日本の先を行っているという情報。外国人のみ利用カジノ、唯一自国民利用カジノ、その成れの果ては、、、、ぜひご覧ください。まさに日本の未来を見るよう。



カジノ税収入など新規財源の創出
その心根が品がない。他に税金取るところがあるでしょうが。
地域での雇用促進や経済波及効果
日本国民、1%の成功者に低賃金でサービス提供


デメリット
カジノ解禁による反社会的勢力の活動の活発化(具体的には、カジノ解禁が暴力団の介入の要因になることなど)当然ありますね。それからもちろん、飲酒の上のどんちゃん騒ぎ、売春もつきもの。地域の風紀は乱れるのは必定(だからベガスなど街全体がその目的、カジノ・ショービジネス・乱痴気騒ぎ・そして売春 カジノには用心棒も必要。
ギャンブル依存症の増加や自殺・犯罪の誘発、周辺の生活環境の悪化
ギャンブル依存症の増加には、絶対普通の人が入れないような、お国の直営のものすごい高級カジノなら、まあ裾野は広がらない。けれど、必ず周辺に溢れた人を拾う質の悪いカジノができ、貸金が出入りし、自殺・犯罪の誘発、そして当然、周辺の生活環境の悪化


健全なファミリー層向け観光地イメージの低下
そういうところにカジノを持ち込もうというのが、馬鹿げた発想。頭の中には、モナコとかありそうだけど、無理、絶対無理。やれてもラスベガスかアトランティックシティー。そして、大人が遊ぶところは、歌舞伎町化する。



どうしてもやりたいなら、お台場に特区を儲ける程度にしておけばいい。国民の皆様の利益、地方の復興、なんて無理な当てはめで、説明しようとするからこうなる。加えて箱だけ立てて、あとは知らん顔のテーマパークブームの二の舞にするつもり? はっきりセレブ(僕らと外国のビップ)の遊び場が日本にも欲しい!!!からとでもいえばいい。


安倍政権の特権階級サービスんは付き合いきれない。


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