密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

改めて:次期大統領のお墨付き?ヘイトクライム急増

設定ミスで、公開されてませんでした。すみません。改めて掲載します。


安倍首相は、信頼のできる人物と感じたようだが、一国の首相としてその発言は浅薄が過ぎる。トンデモ・トランプが大統領選に立候補して、報われていないと感じている白人層の不満に火をつけ当選。そのキャンペーン期間に人種、宗教、性差別発言で人々を煽り、
その結果、世間の良識の下でこそこそ自分たちのどす黒い憎悪を培ってきた差別団体まで、表に出た来ている。
次期大統領のお墨付きを得たとばかりに、恥知らずな行動を激化している。


(CNN) 米大統領選挙の投票日を境にヘイトクライムが急増している事態を受けて、ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事は20日、警察にヘイトクライム専従の対策班を創設すると発表した。

頑張れ、アンドルー・クオモ知事


クオモ知事はニューヨーク市ハーレム地区にある教会で演説し、「今回の選挙の醜い政治的応酬は投票日で終わりにはならなかった。多くの意味で一層悪化して社会的危機をもたらし、州として、国家として、国民としてのアイデンティティが試されるようになっている」と指摘した。


公民権団体の南部貧困法律センター(SPLC)によると、憎悪に根差す嫌がらせや脅しは投票日以来、全米で700件を超えている。クオモ知事が15日に開設を発表した偏見や差別に関する無料電話相談窓口には18日以来、1日400件を超す相談が寄せられている。


ナチス・ドイツのかぎ十字の落書きが残されたり、ペンシルベニア大学の黒人の学生がリンチ殺人の写真を送り付けられたり人種差別的暴言を浴びせられたりする事件も相次いでいるという。


クオモ知事はさらに、トランプ政権下で訴追を恐れる移民を法律で保護するため、民間と手を組んで基金を設立すると表明した
こうした基金の設立は初めてだという。また、いじめや差別を受けた学生を守るため、ニューヨーク州の人権保護法も拡大する方針。


「移民を国外退去させる動きがあるのなら、私から始めろと言おう。私は移民の息子だ。父は仕事もなく無一文でアメリカの約束のみを信じてこの国に来た、貧しいイタリア移民の息子だった」とクオモ知事は胸を張り、ニューヨーク州は寛容性において全米を主導すると宣言した。


ニューヨーク市警のジェームズ・オニール本部長も20日、ラジオ局の取材に対し、ヘイトクライムが前年同時期の250件から今年は328件へと31%増えたことを明らかにした。特にニューヨーク市のイスラム系住民の被害は12件から25件へと急増、ユダヤ人の被害も102件から111件へと9%増えているという。
ニューヨーク市のブルックリン公園では、かぎ十字とトランプ氏支持の言葉が遊具に落書きされているのが見つかったことを受け、ヘイトクライム反対の集会が開かれた。
集会にはビースティ・ボーイズのメンバーのAd-Rockことアダム・ホロビッツさんも参加して、「私はドナルド・トランプの描くアメリカを拒否する。ニューヨーク市の皆さんにもそうしてほしい」と呼びかけた。


ヘイトクライムは確実に増え、その67%はイスラム教徒に対するものという報告もある。学校では、イスラム教徒の女生徒のヒージブ(頭にかぶっているスカーフ)を無理やり引き剥がしたり、出て行けと罵ったりする行為が続発している(親の顔が見たいよ、バカガキども)


こうした中、カリフォルニア州でも、ポリス・デパートメント(警察庁?警視庁?カナ?)はイスラム教徒に対する不当捜査取り締まるを拒否する声明を出した。また、州を独立させる運動も起きている(これは無理かも)


全くひどい状況になってきているけれど、こういう時に真のデモクラシーと、自由と平等の精神も発露される。


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