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トランプ「オバマケア撤廃」を再考か?

執務室パワーかオバマ氏の親和力か、トランプ(氏)はオバマケアの撤廃を再考すると示唆した。


ワシントン(CNN) 米国のドナルド・トランプ次期大統領は12日までに、医療保険制度改革(オバマケア)を撤廃して新制度を設立するとの自身の再三の主張について再考する可能性を示唆した。再考の理由としてオバマ大統領との会談を挙げている。米紙ウォールストリート・ジャーナルとのインタビューで明らかにした。
政策変更を示すものというよりは、選挙戦時の言葉遣いを改めたものとみられるが、発言の修正により保守派との対立につながる可能性もある。


トランプ氏はインタビューの中で、10日の会談でオバマ大統領からオバマケアの一部を維持するよう促されたことを受け、自身の立場を見直していると述べた。
契約前の健康状態に基づく差別を禁止した条項や、若い米国人が両親の保険プランを継続して使用できるようにする条項を維持する意向を示した。


トランプ氏は「オバマケアは修正か撤廃、もしくは別の制度に置き換えられるだろう」と指摘。そのうえで、オバマ氏から大統領執務室での会談中に再考を促されたことを認め、「オバマ氏の提案を検討するつもりだと伝えた。大統領への敬意から、そうすることになるだろう」と述べた。


トランプ氏は共和党予備選の最中にも同様の見解を表明したことがあり、今回示した立場は全く新しいものではない。
ただ、オバマケアの即時撤廃や新制度設立などを訴えていた選挙戦での立場から距離を置く可能性を示したという意味で、今回の発言は新たな兆候だと言える。

トランプを含む、彼の支持層のひとびとの、憎悪は、無知からくる被害妄想の部分も大きい。実際に移民に仕事を取られると言っていても、どんな仕事を彼らがしているか知らない人も多い。メキシコ移民と友人関係を持っている人もほとんどいない。
日本で、嫌韓嫌中の人が、特に韓国中国の人に嫌なことをされたわけでなく、ましてや友人の一人も持っていないのに、まことしやかの彼らの嗜好性、行動の避難や危険性を言い続けるのと似ている。オバマ氏は彼の周りにいないタイプの人物かつ黒人であり、実際に接して、憎む理由が見つからない、反発する理由が見つからない。いい人物だと納得するしかない、その土台に立って、自分の主張を考える、再考する、実にいい傾向だ。
トランプは使ったことのない部分の頭を使い始めている。


自分がKKKに勝利パレードを開かれるおぞましさくらい感じているだろう。


自身のTVショー的煽りが一人歩きしてこういう人間たちを調子付かせた事実、それも再考してほしい。
ワシントン(CNN) 米ノースカロライナ州の共和党支部は11日、白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」が米大統領選に勝利したドナルド・トランプ氏を祝福するため同州内で予定しているパレード計画を非難する声明を発表した。同州共和党のロビン・ヘイズ委員長はCNNに寄せた声明で「我々は嫌悪感を抱いており、この過激なイデオロギーとそれに関連する行動を可能な限りの強い調子で非難する」と指摘。「これらの行動などはこの偉大な国の原動力を反映しておらず、米国を再び偉大にする努力に逆行する」と主張した。
トランプ氏陣営も即座にパレード計画を非難。陣営の報道担当であるホープ・ヒックス氏は「トランプ氏とそのチームはKKKとその構成員を否定し続けており、憎悪のメッセージを強く糾弾する」と述べた。


マッチョで単純、勉強嫌い、尊大そうで実はコンプレックスを抱えている、低所得白人層。それでも大半は大きな世界をただ知らないだけで、KKKのような、酷い人間ではないのだ。人は常に学び変われるのだから。


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