密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

混乱の投票日翌日、反トランプデモ各地で勃発

多くの都市で人々が、反トランプデモ繰り広げている。
マンハッタンのトランプタワーの周りも人々で埋め尽くされている。



誰も銃を持って参加していないのが救いだ。
総人数投票のポピュラーヴォートではヒラリーが上回っているが、地区別集計エラクトリックヴォートによって選挙人獲得数でトランプの勝利が決している。


もしヒラリーが勝っても、同じ行動がトランプ側の人たちによって行われただろうし、その際には、銃を携帯する人たちが多数に登っていただろう。


トランプがこの市民のプロテストを重く受け止めるような人格ならいいが、そうではない。今、人々の失望と憤りは、やり場のない虚しさの上に立っている。


これで4年間国内をまとめていけるのか?多くの衝突が起こる可能性がある。


アメリカ大統領は独裁者ではない。合衆国憲法を遵守する義務を負う。議会の力も強力だし、各州選出の議員も日本と違い地盤や党の公認などから自由である。中央のYES-Manは少ない。ましてトランプと共和党執行部反発状態である。


人々が反発し恐れているのは、トランプの差別主義と、強権的銃社会をより!!推し進める姿勢。例えば、トランプはガン・フリー・ゾーンの変更を標榜している。
ガン・フリー・ゾーンとは、銃の持ち込み禁止の場所(信じられないことに、原則はどこでもOK)小学校などであるがこれを変えようとしている。マッチョなヒーロー思考の大馬鹿親が、事業参観日に腰に銃をぶら下げたいきたいという希望を叶えるというのだ。


国境の壁は、そんな予算を議会が承認しないし、民主党が中道派の共和党を抱き込んで是が非でも、通さないだろう。メキシコも当然負担は拒否。そんな馬鹿げたことより、国内の衝突や混乱、人種間の闘争が表面化、大きな悲劇を生む可能性がある。


ブッシュ2政権で米国、中東でどれだけの人が死に、人生を破壊されたか?
それを思うとこの4年間が恐ろしい。トランプの場合、国内の悲劇が拡大しそうである。


しかし選挙の結果をデモでは変えられないし、変えてはならない、それはトランプサポーターと同じ行為だ。けれども、平和的デモは国民の権利だ。やれることはある、みんなで考えて繰り返しトランプの無謀には声を上げ続け、他の議員を動かさなくてはならないだろう。どのみちすぐにメッキが剥げる。


この4年の間にバーニーサポーターたちの動きも活性化してゆく予感もする。
トランプは革命ではない、単なる反乱であり憂さ晴らしだ。真の変革のチャンスがこのあとに訪れる。大統領1期目は1年目は、なれないので、そう思い切ったことはできず、学びの時、2年目にやっと政策を出し始め、3年目からは次期選挙を睨んで、準備に入るのでこれもバランス重視、まあトランプはどうだか知らないが、政治経験のない人間がそう好き勝手ができるほど、アメリカの政治は単純でないし、世界中の問題を考えているので考えることも多岐にわたる。従軍経験のない最高司令官の言うことをハイハイと聞く軍指導部はいない。 


ちなみにトランプホテルの宿泊客が激減しているらしい。知性と良識のある人は、トランプの名を冠した全てと関わりたくないだろう。彼のホテルは最低でも500ドル。トランプのサポーターには一生縁のないホテルだ。この際サポーターのために一泊一部屋30ドルのトランプ・モーテルの経営に替えすればいい。


大統領の仕事は過酷で地味で忍耐と努力のいる時間もながい。文字を読む集中力理解力が高くないと成り立たない。3ページ以上のレポートの読めないトランプ、一般教書演説など長い内容のある演説もしなけれいけないのに、ボキャブラリーがまずしいトランプ(プロンプターはあるが、何処かの国の首相のように、英語にはフリガナは触れないし)
トランプが途中で泣いて止めたいというのではないかと、”心配”している(W)



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