密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

ドゥテルテ信頼86% フィリピン国民粛清の匂い

フィリピンのトランプ(いやトランプはまだ人々を殺戮していないだけマシ)ドゥテルテ来日。安倍首相のコウモリコッコは毎度のことですが、、、人権意識の弱い日和見JAPANこのチープな暴君にとってさえ扱いやすい安パイといったところか。


日本の対応はどうでもいいが、このフィリピン国内の反米デモの記事で、とても気になったところがある。

香港(CNN) フィリピンの首都マニラで19日、米大使館近くで行われていた反米デモに警察車両が突っ込んでデモ参加者をひき、けが人が出た。
警察によれば29人が逮捕されたがその後、釈放された。デモでけがをした人は計12人だった。デモを行っていたのは「新たに形成されたマイノリティー連合」を名乗る団体の約1000人。団体によれば、ドゥテルテ大統領の独立外交政策を支持し、不平等な対米関係に抗議していたという。
警察によれば、同団体は米大使館そばで集会を行う許可を取っていなかった。当局によれば、当初はデモを許容したものの、デモ隊が大使館の建物に近づきすぎたため阻止したという。
警察によれば2人のデモ参加者が警察車両にはねられてけがをした。乱暴なデモ参加者らが警察車両をひっくり返そうとしたため、運転手が問題のエリアから車を外に出そうとしたと説明した。この報告は初期のもので、捜査が行われるという。事件が起きた時、ドゥテルテ大統領は就任後初の公式訪問で北京にいた。

まず、大統領の態度に触発されたであろう「新たに形成されたマイノリティー連合」
これを警察が弾圧?取り締まり中の事故?大統領は不在?なんか予定されたいた行動に思えてならない。
ドゥテルテ大統領は米国から距離を置く新たな外交政策を打ち立てようとしている。国民からの支持も厚く、最近の世論調査では大統領の仕事について「信頼している」と答えた国民は86%に上った。

世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが昨年行った世論調査によれば、米国に対し「好意的な」もしくは「とても好意的な」考えを持っていると答えたフィリピン国民は全体の92%に上っている。


92%の国民がドゥテルテの大統領就任後(大規模な麻薬撲滅にかこつけての殺戮後)に、82%が反米感情を持つに至る理由とは何か?、米軍による虐殺や略奪が起こったというニュースはない。大統領を”信頼している”という回答も、”大統領に逆らえない”というようにも取れる。


一方、ドゥテルテ大統領は中国との友好関係の強化に動こうとしているとみられる。大統領は中国訪問を前に中国国営新華社通信の取材に答え、「フィリピンの経済や国土の建設のために中国と協力する用意がある」と述べていた。


中国嫌いの安倍首相には真似のできない芸当だが、アジアで上手くまとまりましょうよと中国にすりより、暴言吐いて国内向けに勇ましく対米強硬姿勢、果てはプーチンまで引っ張り出して、まるで両大国と肩を並べたかのような発言。
安倍首相は、さぞや羨ましいだろう。ただ、出したり引いたり、アメリカにも吠えているほど強硬姿勢ではない、ワンワン吠えて、相手が一歩出ればすぐ犬小屋に引っ込む。いずれ、新しいご主人を得るまでの辛抱?と、なんとも姑息な独裁者だ。


82%の人々が本当にこの独裁者を”信頼”しているのか、そういわざるおえないのか?
「新たに形成されたマイノリティー連合」がルワンダにおける、”インテラハムエ”
ナチス台頭時の”SA"(両方とも非公式に組織された若い民兵軍団で、粛清と殺戮を担当。SAはのちに勢力を増しヒットラーに疎まれ殺害された)ではないと誰が言えよう。


ボンボン育ちの安倍首相が、そう思い切った無法な、市民殺戮に踏み込んだ粛清には至っていない分、日本はまだ救われている(?)が、明日は我が身でないと誰が言えよう。


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