密接な関係にある他国から

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新潟日報、森ゆうこ氏還付金疑惑を小沢氏に直撃の怪

10月4日の定例記者会見終盤で、新潟日報記者より、小沢一郎氏に、米山隆一候補の選対委員長を務める森ゆうこ参議院議員が、不正税還付を受け、地検が告発受理という事実を知っているかと質問した。
小沢代表は、全く知らない、地検が受け付けたのか、おかしい??と首をひねる一幕。
新潟日報といえば、泉田知事との確執が取りざたされ、知事のフィ出馬に大きく影響もささやかれる新聞社。そこが、森ゆうこ氏の金銭スキャンダルをを申し立てている。


2016.10.4 生活の党と山本太郎となかまたち定例記者会見

これについて幾つかのブログなどで取り上げられ、産経だけでなく、赤旗も報道としているのだが、当の赤旗の記事、2013年4月22日の記事。
確か少なくない議員諸氏が、政党支部に寄付をすることで税還付を受けている。
赤旗新聞:自民・維新・民主・みんな・生活/迂回寄付が横行
迂回寄付が横行
みずからが支部長や代表を務める政党支部と資金管理団体を使って寄付金を還流させる「迂回(うかい)寄付」が、自民党、日本維新の会、民主党、みんなの党、生活の党の各党政治家に横行しています。所得税の還付を受けるのが狙い。みずからが寄付金を使えるうえ、税還付分がまるまる“利益”として政治家のフトコロに入ってくることになり、政治家の錬金術だという批判もあがっています。


政党支部使い還流・税還付


 租税特別措置法の規定によると、政治家がみずからの資金管理団体や後援会に直接寄付した場合は所得税控除が受けられませんが、政党支部を経由させることで、最大約30%の税控除を受けることができます。


 こうした手法による迂回寄付が次々と発覚しています(表参照)。違法ではないものの、地方議員ふくめ迂回寄付が目立っている維新幹事長の松井一郎大阪府知事が、「脱法的な感覚を納税者に持たれる」とのべざるをえないものです。



 重大なのは、自民党が、井上信治環境副大臣(衆院東京25区)や、松下新平国土交通政務官(参院宮崎選挙区)といった政務三役が含まれていることです。


 政治資金収支報告書によると、井上氏は、2011年に「自民党東京都第25支部」に計370万円を寄付したうえで、資金管理団体「信政会」に計1000万円を還流。所得税控除で148万円の還付を受けていたといいます。


 松下氏は、08~09年は「改革クラブ宮崎県第1支部」、自民党に移った10~11年は「自民党参議院選挙区第1支部」に計4135万円を寄付。同時期に各政党支部から「松下新平後援会」に計3130万円を還流させるという大がかりなもの。上役の公明党・太田昭宏国交相は「国民の疑惑を招かないよう説明してほしいと(松下氏に)申し上げた」というだけです。


 山本幸三元経済産業副大臣(衆院福岡10区)も、09年は「自民党福岡県衆議院比例区第1支部」、10~11年は「同衆議院第51支部」に計2725万円を寄付、同時期に資金管理団体「山幸会」と「山本幸三後援会」に計2815万円を還流させました。山本氏は、税金を熟知している大蔵省(現財務省)ОBだけに、罪深いものがあります。


 今年の参院選大阪選挙区の自民党候補になった柳本卓治元衆院議員も、衆院議員だった09~10年に、「自民党大阪府第3選挙区支部」に計1300万円寄付し、資金管理団体「柳栄会」に計2300万円を還流させていました。


 一方、維新は、馬場伸幸国対副委員長(衆院大阪17区)、井上英孝衆院議員(同1区)など。維新兵庫県総支部代表でもある新原秀人衆院議員(比例近畿)は、自民党県議時代、「自民党兵庫県神戸市垂水区第1支部」に本人が、09~11年に毎年700万円寄付したほか、妻も同時期に1000万円以上寄付し、資金管理団体「新原秀人後援会」に計4324万8449円を還流させていました。


 民主党では、岸本周平前経済産業政務官(衆院和歌山1区)が、10~11年に「民主党和歌山県第1区総支部」に2764万4520円を寄付、同時期に資金管理団体「周勝会」に計3000万円を還流しました。


 みんなの中西健治参院議員(神奈川選挙区)、生活の森ゆうこ代表代行(参院新潟選挙区)も、迂回寄付が明らかになりました。


増税の一方


 企業・団体献金や政党助成金(税金)を受け取る「第二の財布」となっている政党支部を使った脱法的行為は許されません。国民には、消費税増税などの負担を押し付けようとしており、各党には、いっそうの説明責任が求められています。


もちろんどこまで検察が踏み込んでの操作になるのか、しかも2013年にしんぶん赤旗は取材を行っている。大きな問題の政務三役の迂回寄付をメインに取り上げ、議員間の倫理を正している記事と取れる。


それを、まるで、今この時に始めた明らかになったかのような取り上げ方を、定例記者会見でぶつけてくることが、果たしてどれほどの正当性があるのか首をかしげる。
古い重箱の隅をつついて、あるいはもう解決積みである可能性のある3年も前の記事を、今の問題のごとく、公表するというのが、どうも解せない。


みんな、小さなことにはヒステリックに騒ぎを大きくし、真相に、あるいはバランスを欠くいたバッシング状態になる昨今。上手に火種を投げ込みたい策略のように感じるのは、私だけだろうか?



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