密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

まるで戦中特攻志願者強制、アンケートの残酷+安全圏からの激励なんて、軍国ロマンの自己陶酔

これは、国による自衛隊員の追い込み。かつて、大日本帝國軍部は特攻志願者に、”アンケート” 志願しない自由もあるような体裁を作りつつ、実質上辞退できない、それでも辞退をする兵士に圧力をかけ、最後は有無を言わさぬ玉砕強要をした。


現在自衛隊員に起こっていることは、まさにこれに等しい。 
自衛隊は閉ざされた社会ゆえ、一般には、関係のない特殊社会のことと済ましてはいけない。自衛隊員も、戦後民主主義教育を受け、平和憲法の順守を前提に、職を選択した日本国民だ。一人の例外もなく、憲法違反の命差し出しの強要は許されるべきではない。

当の自衛隊員たちは今、何を思うのか。
「(自衛官の)誰かが犠牲になって死なないと、この法案がダメだったのか良かったかというのは、もう一回議題にあがることはないのかな」
 ある現役自衛官の言葉だ。去る9月19日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日)が安保法成立から1年後の現実を特集し、現役自衛官にインタビューを敢行した。顔を隠し、声色は加工されているが、この現役自衛官の肉声は、安倍政権がいかに現場を無視して安保法を強行したかを物語っている。
「やっぱりイメージがわかないというか。僕らが(自衛隊に)入ったときの約束は、国民を守るためが一番」
「大規模災害で支援して、国民から『自衛隊さんありがとう』と言われるのが、いちばんモチベーションが上がるところなんですね」
「だけど駆けつけ警護とか、(対象が)日本の人でもないし日本の土地でもないし、何をしにわざわざ行くのか、と」


現場は、なぜ自分たちが海外で武力行使をせねばならないのかと、あきらかに戸惑いを見せている。だが、新安保法に基づく任務は事実上の“強制”。人を殺せと命じられれば、殺さざるを得ないのだ。実際、この現役自衛官は、安保法の成立後、海外派遣に関するこんなアンケートに回答させられたという。
「3択しかないんですね。“熱望する”のか“命令とあらば行く”のか、“行かない”のか。3番の“行かない”にマルをつけたら、当然後から上司のほうに呼ばれて『何で行けないんだ』と(言われた)。結局、延々と問い詰められたから、じゃあ2番の“命令とあらば行く”でいいです、と」
 上司からパワハラを受けて、海外派兵を拒否することができない。これが、自衛隊という組織のリアルなのだ。さらにこの現役自衛官は、“選択肢のないアンケート”がもっている本当の意味を、このように語っている。
「たぶん何かあったときには、家族にはたぶんこのアンケートを見せるんだろうな、と思いながら。『いや、本人は希望していました』と。何かあったときの逃げじゃないけど、それが見えて、すごい嫌です。『家族がいるから俺は行けません』と頑なに断った先輩がいたんですけど、そうしたらその先輩が僻地のほうに転属とか、単身赴任で飛ばされるとか、よくわらかないような人事がある」


この明らかな懲罰人事は、今後の自衛官への粛清に十分機能しているだろう。このような事実が公になれば、新たに自衛官に志願するものは激減する。
まだ、民主主義国家の体裁を持っている日本政府は、では、どのように、この国際貢献という名の人身御供を集めるのか?


低賃金でギリギリの生活をさせ、高額奨学金(政府による学生ローン)でしめあげ、命をかたに入隊強要。就職難での雇用者との力関係を利用し、自衛隊への奉仕強要。


一体このどこが、戦前と違うというのか? 天皇陛下のため、が、日本の国際貢献のため、に入れ替わっただけだ。


安倍首相は、今国会所信表明演説中、領土や領海、領空の警備に当たっている海上保安庁、警察、自衛隊をたたえた際、安倍氏に促された自民党の議員たちが一斉に立ち上がって手をたたき続けたため、約10秒間、演説が中断した。


そういえば、日米緊張の加速のきっかけを作った、石原元都知事も、消防士、警察官、自衛官を英雄と称え、涙して激励していたが、こうした、安全圏にいる妄想国粋主義者の軍国ロマンに、巻き込まれるのは常に、若者たちだ。


最悪大統領ブッシュ2でもアルアサドに激励。

もちろん、足や手を失った兵士には直接会って、感謝を込め、最新の義足、義手などの提供を約束。 思う以上に辛い仕事、でもやるのが最高司令官。


外遊が好きなら、まず南スーダンに行き、目の前の、自衛官を激励してみるといい。
ゴスロリ・大臣は、”女の子”ゆえ口ではなんといっても、怖気付いてしまうというのも、うなずける(別の彼女が好きなわけではないしかし、ほとんどの人が先頭の経験のない中、この人事いかにも男女悪平等の悪しき例と言える)。だいたい多分暴力も受けたことない女性を戦争法下の防衛大臣に任命し、現地視察代行なんて、最高司令官の風上のも置けないし、男の風上にも置けない。



安倍氏は演説で「現場では夜を徹し、今この瞬間も海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が任務に当たっている」と強調。「今この場所から、心からの敬意を表そうではありませんか」と呼びかけた。これに自民議員らが呼応して起立。安倍首相も壇上で拍手をした。


 安倍氏と自民議員らの行動について、民進党幹部は「品がない。国会のルールを無視した最悪のパフォーマンス」と批判。日本維新の会の馬場伸幸幹事長は「ちょっと異常な光景だ。落ち着いて真摯(しんし)に議論をしあうという状況ではなく、自画自賛をするためにやっていると、言論の府ではなくなってしまう」と懸念を示した。生活の党の小沢一郎代表は「異様な光景だ。今までも日本の議会では見られないと思うし、北朝鮮か中国共産党大会みたいなアレで、ちょっとますます不安に感じた」と語った。


 一方、自民の高村正彦副総裁は同日夕の党役員会で「所信の演説の最中のスタンディングオベーションは、自分の経験上も初めてのことだった」と興奮気味に語ったという。二階俊博幹事長が役員会後の記者会見で明かした。二階氏自身は「総理に対する信頼がああいう形になって現れた」として、問題視しない姿勢を示した。
安倍政権、スタンディングオベーションの意味わかってない。儀礼的、強制的なんて何の意味もない。困ったもんだ。 スーダンでやれ、スーダンで!!!!



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