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トランプ陣営の新最高責任者は、超がつく極右タカ派

最近凹んでいたトランプが、盛り返すために、調整路線を主張するキャンペーンマネージャーや側近に嫌気がさしたか、超タカ派のスティーブ・バノン氏を新最高責任者に招いた。このスティーブ・バノン氏の肩書きは、投資銀行勤務を経て米オンライン・ニュースサイト、ブライトバート・ニュースの執行役会長。そして、トランプに輪をかけたトンデモ極右の攻撃的な人物だという。夫Dさんによれば、彼はストリートファイター・スタイルの戦い方で、つまり勝つためには手段を選ばない。かなり汚いネガティブキャンペーンを打つだろうし、国内テロなど起これば(偽テロだって起こしかねない)ここぞとばかりに利用するタイプだ、と心配している。




バノン氏はかつて海軍に所属し、ゴールドマン・サックスで勤務したこともある。バノン氏が運営する「ブライトバート・ニュース」は、トランプ氏を支持し、共和党の主流派やイスラム教徒を攻撃する過激な保守派のサイトだ。政治経験がないバノン氏を起用したことで、トランプ氏は強引で対立を招く方法で大統領選を闘うとみられる。


無鉄砲な保守派として知られるバノン氏は、ポピュリストとナショナリストへ共感を示しており、以前から共和・民主両党から嫌われる存在だった。さらにトランプ氏と同じく、バノン氏も政界のエスタブリッシュメント(既得権益層)を攻撃している。17日の声明では、バノン氏がかつて自身が「アメリカで最も危険な政治フィクサー」と呼ばれていたことを自慢気に語った。


しかし昔からのトランプ氏の支援者や支持者らは、バノン氏が起用されたことを懸念している。「バノン氏は、トランプ氏の最も悪い部分を引き出すことになる」と、ある情報筋は語る。


これで、トンデモ・トランプもご満足だろうが、実際、最近の低迷は、初めは痛快と感じていた、トランプのトンデモ発言に嫌気がさしてきたこと。トランプの発言に何ら実質的根拠が伴っていない、そこの浅さが露呈したいること。彼のキャンペーンスタッフの協調路線は間違ってはいないのだ。だか何より、自分を愛するトランプは、自分のしたいことだけをして、嫌なことは放り出す生来の気質のままに、自分と同じような人物を呼び寄せたのだ。 
今回の刷新に至るまで、トランプ陣営は悲惨な1カ月を過ごした。トランプ氏の一連の失言と著名な共和党員のトランプ離れが目立ち、世論調査の評価や支持率が急落した。

事態はさらに悪化している。共和党の古参メディアコンサルタント、リック・ウィルソン氏は、トランプ氏自身がわざと選挙運動を台なしにしようとしているのではないかと語った。17日、トランプ氏はこのような懸念を一蹴しようとした。「私は今回の選挙に勝ち、大統領になるためなら何でもする」


トランプは、生来の、批判する人を攻撃したり、事実を誇張したり、即興で話すことで、これまでの多くのリアリティ番組で、いわゆる「ピボット(ころころ意見を変える男)」と呼ばれた。これは彼にとって不名誉な呼び名であったらしい。


トランプの強気、実は心の弱さに悪魔が囁きかけた。
トランプ氏がバノン氏を起用する前、2人は何カ月も話し合っていた。ワシントン・ポストによると、バノン氏は衝動的でカッとなりやすいトランプ氏に、発言を控えろと言う人は無視するようにと勧めたという。このアドバイスはトランプ氏の心に響いた。彼は選挙期間中「ピボット」と呼ばれるのを嫌っていた。
「私は私だ」と、リック・ウィルソン氏他の助言に背を向け、敗北に拍車をかけるだろう。7つの大罪で言えば、傲慢の罪、ってとこか。
心配性のDさんと違って、私は、トンデモ・トランプの敗北は目に見えていると思っている。まあ、このスティーブ・バノン氏がどのような戦略?を打ち出すのか? 大統領ディベートの3回(人によっては回数を減らすこともある。トランプはまさにそうすべきなんだけど、、、)でどんなトンデモ発言お笑いアクションが飛び出すか?まだまだ色々ありそうだ。


日本の経済識者がトランプは大化けするというような論調で書いているコラムかな?ブログかな?忘れたけど、ともあれ、そんなことはありえない。


経済に精通した人、経済で生きている(トランプも)人たちのなかには、人間を見失う人が意外に多いのではないかと危惧している。


ヒラリー悪党説、トランプ改革者、(ある意味)正直者説は、全くナンセンス。
どんなに汚いキャンペーン(どうせベンガジ当たるを突くんだろうが)を仕掛けても、トランプ大統領なんてありえない!!!

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