密接な関係にある他国から

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明日はわが身、タイ新憲法の国民投票


軍事政権下のタイで7日朝、民政復帰へ向けた新憲法案の是非を問う国民投票が始まった。即日開票され、同日中に結果が出る見通しだ。


タイでは2014年に軍事クーデターがあり、軍主導の暫定政権が発足した。


新憲法案は二院制の上院議員を軍が任命し、従来は下院だけが担ってきた首相選出の手続きにも参加させる内容。国民投票で可決されれば、同国で20番目の憲法となる。


プラユット首相は民政復帰への一歩と位置付けるが、実質的に軍政を追認する案との批判が強い。草案策定の過程でも軍が実権を握り、自由な議論や批判は認められなかった。


国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチのブラッド・アダムス・アジア局長は、軍事政権が法律による言動統制で新憲法案への反対意見を抑えつけ、国民投票に向けて国民の恐怖感をあおっていると主張。
同国では「軍による抑圧が日常茶飯事になっている」と懸念を示す。


シンガポールの東南アジア研究所は、新憲法案が可決されればタイは「軍主導の半独裁国家」に向かうことになると指摘している。


明日は我が身である。


独裁政権樹立は、
<レベル1>まずメディアを掌握、国民への情報をおさへ、偏った事実を伝える。
<レベル2>世論を誘導し、政府に関係ないとする、民間の”有志”による粛清を煽り、
<レベル3>憲法を都合よく変え、反政府者を悪として合法的に抹殺する。
<レベル4>唯一合法的に武器を持っている集団、軍隊、警察による暴力粛清。
これで、独裁政権樹立
日本は今レベルいくつ? 沖縄で起こっていることを見れば、市民の安全を守るお巡りさん👮が、命令一下で、市民を粛清する”憲兵”になる。
平和憲法を有する、平和国日本は<レベル3.5>


山本太郎氏が、沖縄に赴いている機動隊員に”自分たちのしていることを、任務が終わったあと、考えて欲しい。” と訴えていた。


警察官も、自衛隊員も、市民の安全を守り、感謝される存在でいてほしい。
軍隊やそれに準じる組織は、自分の考えを持たないように教育されるというが、それは、非常時、予断を許さない戦闘時のためである、無抵抗の無辜の市民を目の前にしているときは、自分の人間としての気持ち、良心を動かしてほしい。


喜んで首を絞め、殴り、引きずる隊員もいれば、ただ壁となって立っている隊員もいる。
職を失う命令違反は無理としても、積極的に暴力に加担することを避けることはできる。


訓練で与えられた、攻撃の技術や武器を市民に向けることに対する正当な拒否権があればいいのにと思う。


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