密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

鳥越氏にどうしようもない不快を感じているなら、

女性有権者の中に、今回の女性問題で鳥越氏に生理的不快、怒りを感じている方々が多くいると聞く。こうした印象、感情的嫌悪は、刑事告訴では解消しないものだ。しかし鳥越氏本人は直接の弁明をするつもりはないようだ。ここが女性と男性の正当性主張の違いで、男性は論理的照明、真実ならいちいち言うことはない、と考えるのだろうか。女性は直接弁明を聞く中で、それが信頼に足るものかを判断したいのではないだろうか。

とはいえ、都知事選まで時間がない。一つ嫌鳥越の女性サイドに、リーズンナブルダウトを投げかけてみる。


本編の文春は手に入らないのだが、ゲンダイ、その他の記事によると、


文春によると、“事件”が起きたのは14年前の2002年夏。鳥越氏はそのころ、知人の大学教授のゼミに出入り。そこで知り合った女子大生(当時20歳)を「君の誕生日パーティーをしよう」と誘い、富士山麓の別荘に招き入れ、酒を酌み交わして強引にキス。抵抗されると、「大人の恋愛というのはこういうものだよ」とさらに迫ったといい、この女子大生は今もトラウマに苦しみ、自殺を口にすることもあるという。


鳥越氏には、もうしわけないが、100%事実だとして
1、事件は14年前。2、女性は二十歳。3、告発者は夫(当時からの恋人)
4、場所は鳥越氏の別荘と帰りの車中 5、被害 キス


女性が二十歳・淫行に当たらないので過剰で不適切な見出しであることは多くの人が指摘している。


告発者は夫で、本人からの証言は確認できない。


そして、女性として考えて欲しいのだが、いくら性の知識のないとはいえ、キスされるのも嫌な男性と自分の誕生祝いをしたいだろうか?

そんな男性の別荘に二人きりで出かけるだろうか?
二人でお酒を飲むだろうか?あなたならどうする?

(別に上司でも取引先でもない、主任教授でもないのだから、20歳の大学生に切実なパワハラは考えにくい。)

日本の場合、女性の立場が弱く、二人でお酒を飲んだら、二人きりで部屋に入ったら、もうそれ以上の関係をOKしたと勘違いする男性は存外に多い。これだけ情報の発達した社会でそこまで無垢、無防備であることは、遅かれ早かれ悲劇的状況を生む可能性があった。こういう言い方は、女性の権利擁護的に問題だが、しかし日本の現状を鑑みて、キスで済んだのは、幸運と言っていいだろう。”自殺を繰り返す”というのはあまりに過剰反応、解せない。実際、何も知らないかわいこちゃんのままでは生きて行けない。


年上の男性への予防線としてポピュラーな『お父さんのような優しい人』と全幅の信頼をおいて、彼氏を抜きに別荘に出かけ、キスされた段階で彼女がやっと誘われた目的に気づき拒絶反応を示し、鳥越氏はそれに対してそこから先は進めることをやめた。 さてその後一泊したのか?こては詳しく読めないので状況がわからないが もし彼女の拒絶反応が大変なもので、期待はずれのため、一泊は諦め車で送っていこうと(紳士的にも)いうことになったのなら、その車中で『ラブホテルに行こう』などと誘うだろうか?特に女性にもてて、浮名も流している地位も名声もある中年男性がそこまで意味のない無様な深追いをするとも思えない。


彼女はファーストキスもまだだった、当時から恋人だった元夫氏は言うが、まあ大切にとっておいたのだろうが 当世珍しい純愛カップルだ。まあそういう人もいるだろう。
しかし、どうも、女性の心理として、無垢無知を理由立てしても、解せない状況であり、使った言葉にも、過剰な煽りが見られる。


選挙での心情操作さえ済めば、あとは野となれ山となれ、真実だろうと捏造だろうと、刑事告訴で発生した費用ぐらい、安いものだと、血税や政党交付金からいくらでも回してくれるバックはいそうだ。


女性に対する不器用なアプローチ、根底に女性を軽んじる思い上がり、女性の気持ち、ボディーランゲージ、柔らかな拒否をものともしない、『突撃一番』的押しの強さを、男らしさと勘違いするある年齢層の日本男性に不快な思いをさせらて続けている日本女性。しかし、いかにも拒否反応を起こさせる文面と煽り文句で扇動されるのは、いささか短慮であると思う。


いつまでも、男性側の作ったシナリオで、操られるようでは、侮られても仕方ない。
感情的、生理的嫌悪は脇に置いて、冷静に分析すれば、おかしなことが山ほどある。
女同士、と小池氏に投票?櫻井よしこ氏、曽野綾子氏にも、女性であるがゆえに賛同できる?特別扱いの女性は男性以上に、同性への思いやり欠くこともある。何より、他人の痛みを、真剣な訴えを馬耳東風と受け流す態度、極右日本会議に重要な位置を占め、過去のかくのごときトンデモ発言を行っているのだ。

鳥越氏を落とすことは、今後の野党共闘をも空中分解させかねない。反安倍、護憲の動きを殺すことにもなりかねない。それ故、なりふり構わず、即効のスキャンダルを仕立ててでも、潰しにかかりたい人たちがいる。


我々は、いい加減、安倍総理+電通+御用メディア手のひらで踊らされていることに気づかなくてはならない。見え透いた幼稚な扇動に引っかかるのは、自立した思考のできる日本女性の恥である。


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