密接な関係にある他国から

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小池氏「これが選挙なんですよ」政治屋さんの感覚鈍磨の象徴

小池氏がどういう経歴活動、方針の政治家なのか、よく知らない。議論の仕方を見る限り、老練なはぐらかし、争点ずらし、強気の言い切りなど、まるで安倍総理及びその周辺の答弁を見るようだ。彼女は自民党でありながら”反安倍”を標榜する雰囲気で人気を集めているのか? しかし、彼女の意見姿勢は、安倍総理同様のただ政界擦れした政治屋さんのそれである。

鳥越氏の訴えを軽くいなすということは、都知事になれば、弱い立場の都民の陳情も軽くいなして無視をする姿が思い浮かぶ。


『これが選挙なんですよ』は、自民党のやり方の選挙ということだ。相手の弱みでさえないことを、大きくイメージを偏向して伝え、当選すれば、いい加減にやり過ごすつもりの公約を、大声で訴える。なんの良心の呵責もなく、『これが選挙なんですよ』と言い切る神経はどう考えても弱者の立場に立てる資質とは思えない。


鳥越氏の提起した問題は、個人の問題でなく、特定の病の問題だけでなく、全ての病気、過去の問題を克服した人たちが、日常で直面する差別という大きな問題を含んでいる。
小池氏は、選挙のための放送だから、政策を論点にして欲しいという。自民党仕込みの選挙という場のテクニカルな方法論をお持ちのようだが、真に国民が必要とする、代表者は、こうした問題を軽くいなすべきではない。小池氏が適正な人格を兼ね備えているなら、心から自分の不見識を恥じ(覚えてさへいないと言っているがそれも大変な不見識)
きちんと問題と向き合い謝罪するべきだった。
彼女の答弁は、面の皮が厚い不誠実な人、答弁上のテクニカルな勝ち方を意識してやってきた人としか映らなかった。


過去にはいいこともあったかもしれないが、今は小型の安倍総理である。『トランプ氏などもっとひどいことを言っている』とか言ってたけど、それが何????トランプの発言は民主党支持者はもとより、共和党首脳部でさへ問題視されている。マッチョで露出度の多い、大統領候補を持ち出して自分の補償になる、という考えそのものが、もうどうしようもない愚かしさだ。


とにかく、イメージ作りに軽く乗って、軽く投票を続けていれば、すべて、上の人が決めてくれる人生を底辺で生きることになり、その人生を変えてゆくチャンスを見つけることもできないほど、自発性を失わせる教育、制度ががっちりと整えられるのも遠くはない。


政策など分からなければ(あるいは自民党はすでに公約無視の”約束と異なる新しい判断”という厚顔無恥の万能印籠を掲げてしまった。ゆえに公約などあってなくが如しである)しっかり目を見開いて、誰が真っ当な人間か、正直な人間か、血の通った同情心と、
弱者のために努力をする人間かを見極めて、その候補に一票を投じて欲しい。


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