密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

野党共闘の再スタート

数時間前にNYの自宅についた。参議院選与党+ほぼ与党の3分の2で、暗澹たる気持ちになっていたが、帰国間際にこのニュース。もちろん、知名度と能力を兼ね備えた、野党統一候補にふさわしい人物を擁立できたことにより、野党共闘は生き延びた。それどころか、まだ終わっていない!!これからだ!!!という野党連の意志を改めて国民に知らせる、大きな機会ともなった。

みなさん本当に嬉しそう。


この経過を受けて、野党が支援していた宇都宮健児氏の動向が注目される。
産経は、宇都宮氏が”違和感”を報じていたが、弁護士であられる、同氏は、立候補の自由が、空気を読んで、に影響されることを懸念されての反応であり、そこは民主主義と、法の擁護者として、当然言っておくべきことだろうと思う。
しかし選挙には、人気投票の側面もあり、あまつさへ知名度だけで、一切政策のない候補を擁立、比例で勝利させた自民党の、性根の腐れ方を見れば、勝つためには知名度も大事であることは否めない。 宇都宮氏もきちんとその辺を言っておいて、最終的には共闘に協力されるのでは?と思っていたが、今日このニュース。


やはり、個人候補者に空気読め的な圧力や、立候補の候補の自由の擁護、有名人に偏る選挙の危険さにをお考えの上での、行動であったと思う。


アメリカでの今夜の話題は、最高裁判事の一人が、トランプを非難する発言の是非に沸いていた。まともな人間だとランプン暴言暴挙、アメリカをとんでもない方向に動かしかねないトランプを非難するのは当然で、多くの人は、心情的には、喝采を叫びたいのだが、三権分立の厳守として、判事の発言は許されるべきではないとの姿勢が、民主党、リベラル側から出ている(だからと言って、トランプのようにやめるべきだとか、そんなこれも
ふみこえまくる発言とは、一線を画した視点である)


一見よいいことでも、空気に流されてはいけない、これが法治国家の大原則で、それには注意深く事物を見守ることが不可欠だ。


宇都宮氏の判断もこうした、空気、雰囲気に流されてはいけないとする、弁護士の矜持を感じた。ともあれ、野党共闘にふさわしい候補ができてよかった。


最も心配したのは、参院選の敗北を受けたて、またぞろ民進の議員から、共産党のせいだ!!などという不当な、自分を省みない発言が起こることだったし、そうなれば、もう国民は愛想を尽かし、野党共闘は空中分解になりかねなかった。


岡田・枝野氏が腹をくくって、共闘を続けていこうとしていることも見て取れる。
まだまだこれからだ。日本の民主主義は、難産の中、必ず産声を上げるだろう。


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