密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

おもちゃを取り上げられたくないだけー自動小銃規制なし

毎日:米南部フロリダ州で起きた銃乱射事件で使用された銃の一つは、米軍の自動小銃M16を民間向けに改良した「AR15」だった。通常30発の弾丸を装填(そうてん)可能な殺傷能力の高い銃で、過去の乱射事件でもたびたび使われた。しかし、全米どこでも合法的に購入できる銃で、米メディアによるとオマル・マティーン容疑者(29)も事件数日前に、同州で他の拳銃とともに購入していたという。


アメリカの銃依存は、護身のための武装の権利などではない。愚かでマッチョな自己陶酔の上に則った、子供じみた、おもちゃを取り上げられたくない類のことでしかない。


一人暮らしの女性や老人は、護身のために小さなピストルを持つ。これによって安心感が増すということは否定できない。高価なセキュリティーを持てない人、危険な地域に住んでいる人にとっては最も安価な護身方である。たとえ、誤射による自損、無害な人を傷つける方が多いとしても。


狩猟が趣味、実益の人の、ライフル所有も認めよう。散弾銃が実は鳥を撃つために有効に使われることも、納得できる。狩猟の愛好者には、結構厳密なルールもある。事故防止、遭難防止、それなりにしっかりしている。


しかし、軍用銃を持つ必要など全くない。あれこそ嗜好品以外にの何物でもなく、そういうものを所有したがる輩に限って、権利だの何だのを主張する。


そうした人たちは、何梃もコレクションを増やす。それで儲けている会社もあるが、軍に売って十分儲けているのだから、民間に売る必要もないだろうと思う。


従軍経験によって、味をしめるということもあるし、取り扱いに自己過信もする。


これはアメリカ社会の病根であり、特殊性だ。 アメリカでおこったことは日本でもおこ
る、という煽り文句に惑わされたはいけない。リスクを恐れて、人道的見地の、難民さへ容易に受け入れない国が、テロとの戦いで大騒ぎの不自然さ。


アメリカの良識派が羨ましく思うのは、日本の国民皆保険制度、銃のない社会、そして平和国憲法の精神、守っていかなければならない。



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