自己妄想の信奉者である，安倍晋三の参院選全国遊説が始まった。
アベノミクスは，成功中？なのか？、失敗なのか？
雇用問題、有効求人倍率のアップで国民の生活は安定，向上したのか？
給与の３年連続アップは本当か？
改憲−手始めの緊急事態条項新設は、どこへいったのか？
G７サミットで，首相は活躍したのか？　
オバマ氏広島訪問は、安倍首相の尽力なのか？

安倍氏が手柄とあげ，吹聴する項目の嘘を日刊ゲンダイが、あばいている。
アベノミクスは，成功中？なのか？、失敗なのか？
今やアベノミクスがうまくいっていると思っているのは、首相本人と安倍政権をぼんやり支持する国民くらいだろう。株式市場や金融のプロは、「アベノミクスはもう終わった」と判断している。それを裏付ける事実も次々、表面化してきているのだ。
最も分かりやすいのは、安倍首相が「エンジンをふかす」と叫んでも、株価がピクリとも動かないことだ。株式市場は安倍首相の言葉をもはや信用していないし、期待もしていない。

〈アベノミクスはリセットされているのが現状〉〈エンジンをふかそうにも、ふかすエンジンが搭載されていないという切なさには目頭が熱くなるほどだ〉と書いていた。アベノミクスは見放されたのだ。（株式コメンテーター・岡村友哉氏）

雇用問題、有効求人倍率のアップで国民の生活は安定，向上したのか？
アベノミクスの失敗から目を背ける安倍首相は、恣意的な経済指標を使って、国民を欺き続けるのだから許し難い。毎度、口をついて出てくるのが「全都道府県で有効求人倍率が１を超えた」というフレーズだ。しかし、経済評論家の斎藤満氏によれば、これには少なくとも２つのカラクリがあり、威張れるような“成果”ではないという。

　まず、生産年齢人口が減少を続けているため、「有効求職者」が減少傾向にあること。そして、「有効求職者」の条件、つまり失業保険の受給資格保有者の条件が厳しくなり、申請を諦めてしまう人が少なくないこと。要するに、有効求職者という“分母”が小さくなれば、有効求人倍率が高くなるのは当然である。

給与の３年連続アップは本当か？
「３年連続のベースアップ」も怪しい。経団連の数字には定期昇給分が含まれている。「雇用の増加」も人件費が抑制できる非正規が中心。企業が従業員に払った名目給与は、この３年間でむしろ減少しているという。

２１世紀版の「１億火の玉」で玉砕するつもりか
自民党の参院選のキャッチフレーズは「この道を。力強く、前へ。」である。アベノミクスは大失敗して、もう終わっているのに、それでも「この道しかない」と突き進む安倍政権。まさに「ここまでやった以上、引き返せない」とばかりに暴走した関東軍ばりの狂気としか言いようがない。前出の田代秀敏氏は、「金融のプロたちは、安倍首相は『２１世紀版の１億火の玉』になってアベノミクスで玉砕するつもりなのか、と冷ややかに見ているのでは」と言った。

改憲−手始めの緊急事態条項新設は、どこへいったのか？
そして、忘れちゃならないのは、安倍首相が「経済」を争点にした過去２回の選挙の後、何をしたか、ということである。１３年参院選の後は「特定秘密保護法」、１４年衆院選の後は「戦争法」を制定し、民主主義、立憲主義を破壊した。

「経済」優先で有権者の目をくらませ、選挙に勝ったら、すべてに「信を得た」とやりたい放題。今回も同じだろう。憲法改正に必要な「３分の２の勢力」に届けば、間違いなく憲法改悪に手を付ける。

以上がゲンダイの指摘。　数字のトリックと，厚顔無恥，或は自己愛型人格障害の安倍氏の本気の妄想の確信的迷言が，国民には説得力があるのだろう。

人気回復に大きな役割を担った，G７、オバマ氏広島訪問
G７サミットで，首相は活躍したのか？　
見栄を張って，豪華なおもてなしセンターを建設、メディアセンター28億円+取り壊し費用2億円　メディアセンター入口の松が２億円　
総額600億円+22兆円の財政出動 (警備費用340億円)
非効率で，大げさな主要都市対テロ警備体制は、緊急事態条項の予行練習

結果⇒海外のメディアからは日本はデマを発言したと言われ、各国首脳からも日本は完全に無視され何も決まらずに終了。

オバマ氏広島訪問は、安倍首相の尽力なのか？
単に運が良かっただけ。どの政権，どの首相でも，オバマ大統領は同じ事をした。
オバマ氏の言動に、ちょろっと乗っかって、心にも無い事を言い，その実被爆者のことなど，いや，全ての弱い立場にある人たちのことなど、安倍首相は何の関心もないし、その痛みに何の痛痒感じていないことは，政策や慰問、式典参加など態度で明白。

もう２０１４年で，懲りたはず。
同じ轍は絶対に踏んではならない。

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