密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

西川TPP特別委員長、出版隠蔽!?(真の)野党審議拒否

黒塗りだらけで、審議もできないTPP。ところが、この内実を西川公也TPP特別委員長
が出版予定、アマゾンでも予約を受け付けていた。


ところが、国会議員にも黒塗りで公表できないとされる内容やTPP委員会の各国委員の私的人物批評が載せられたこの本。野党が「国会で明かせない交渉過程を、何故、著書では明かせるのか」「守秘義務には反しないのか」と追及すると、アマゾンから、この本の掲載が消えた。


7日も、民進党緒方議員が追求、しかし、西川公也TPP特別委員長への直接質問は議長である西川氏から、答える立場にないと拒否され(議長証人喚問!?)石原大臣が答弁するも、質問ないようには答えず、緒方議員が手にしている白い紙について存じ上げないので答えられない(目の前に突きつけてやれ!!!)とのらくら答弁.議長も、完全に偏り議事進行、石原大臣のあきらかな混ぜ返しポイントずらしを擁護、全く話にならない、で、民進党・共産党議員退席、どういうわけか、ここから、ネットの繋がりが悪く西川委員長3分答弁と、お維新の質疑で議事終了。


TPP
西川氏議事、反発招く TV中継中、初の野党退席 特別委

http://mainichi.jp/articles/20160409/ddm/005/020/098000c
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の承認案と関連法案を巡る8日の衆院TPP特別委員会での審議は、民進党が政府答弁や西川公也委員長の議事運営が不公正だとして委員会を途中退席し、審議が中断する異例の展開となった。政府の「情報隠し」を追及する民進党と、「選挙向けのパフォーマンス」(高村正彦自民党副総裁)と反論する与党の攻防が激化している。【松本晃、小山由宇】


 「フロマン米通商代表は何でも反対する頑固者。会談中はせわしなく眼鏡を付けたり外したりする」


 委員会で民進党の緒方林太郎氏は、西川氏が出版予定の著書のゲラとされる紙を朗読し、「人物評は外交上の信義則違反だ」と批判。「議員にも守秘義務がかかるのでないか。執筆に協力した(政府の)職員はいるか」などと追及した。


 安倍晋三首相は「出版を承知しておらず、コメントは控える」と答弁。石原伸晃TPP担当相も同様の答弁に終始し、西川氏もゲラの確認を避けたまま議事を進めたため、民進党は午前9時40分ごろに「審議にならない」と一斉に退席した。衆院事務局によると、テレビ中継されている委員会を野党が途中退席するのは、記録が残る1997年以降初めてという。その後、おおさか維新の会の質疑が午後4時半から行われ、民進、共産両党議員が猛抗議後に改めて退席し、中継は再開されなかった。


 TPPは安倍首相が「成長戦略の切り札」と位置づける。今国会での承認を目指す与党は、参院送付後30日で条約が自然成立する憲法規定の適用を視野に、今月下旬の衆院通過を想定する。しかし、冒頭からの大荒れの展開に「日程はもう分からない」(自民国対幹部)状況となった。


 自民党の小此木八郎国対委員長代理は記者会見で「交渉過程の開示に固執し、本論である条約の内容には一切触れていない」と民進党を批判したが、同党の安住淳国対委員長は記者団に「石原担当相は誠実さに欠け、西川氏は中立公正な運営をしていない」と反論。民進党は退席中の質疑やり直しや、西川氏がゲラを自身の著書のものと確認することを要求し、西川氏の辞任要求も視野に入れる。


 一方、与党内には参院選前の微妙な時期に西川氏が著書を出そうとしたことへ不快感もあり、ベテラン議員は「なんであんな本を出すんだ。功名心にもほどがある」と毒づいた。


あんな黒塗り、FBIファイルじゃあるまし。大体どの程度の保秘なのか?国会にも出せない保秘なんて、アメリカだって議会が承認するわけがない。日本のようにトップダウンなんて効かないし、大統領再度の誤摩化しも恫喝もおとぼけも(そんな事は絶対しないが)通らない(ただでさえ共和党議会だし)

多くの国民が自分に関係する部分で合意を形成できるように、各国に戻して話し合いの時間がもたれているわけだし、、、。


交渉の過程は明かせないとか、言っているけれど、過程より、合意の内容を吟味精査して、日本の国として合意するしないを決めなくてはいけないということでしょう?

説明できる本人が汚職仮病で職務放棄、すこしは内容の解る人間を、議長にして発言できなくして、政府は一体何がしたいのか?TPP内容そのものより自分たちの決めた事に口を出されるのがイヤ? これだけ隠されればどれだけ悪辣な秘密が隠されているか?不安は膨らむ一方。


ただ、これだけ多岐にわたるTPP、いい事もあれば問題もある。アメリカの利権陰謀より(だってアメリカでも賛否両論で未だ決定ではない、大統領選の公約の一つだし、賛成は少ない)、日本政府が説明できない(内容把握をしていない)上に、いちいちの取り決めに意見を言われ、変更交渉をするのが面倒くさい。他国に決まった事を変更、反対、交渉するのが体裁悪いと思っているだけなんではないか?と疑いたくなる。


安倍政権は、法律は自分たちが好きに作れる、議会過半数なので、最終的にはトップダウンで決められると思っているので、野党との協議も協議したと言う形だけ、要は、白紙委任しろと言う事が、態度にありありとでている。

TPPはその際たるもの。ボケ気味舌禍の高村副総裁「選挙向けのパフォーマンス」のコメント、懲りない人だ。 だいたい審議拒否は安倍政権の方、相手の真意を汲み取ろうとか、意見に耳を傾けようとかまったくぜず、馬鹿にした態度で、言葉尻をひね切り回して混ぜ返すか、存じてない、つまびらかに言えない、の繰り返し。


西川著作、この件も!!しつこく追求。頑張れ、真の野党!!


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