密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

石破氏のこの発言、なめられたもんだね,民主党。

朝日新聞 石破茂・地方創生相もし民主党の皆さんが本当に「集団的自衛権は米国と組んで世界中で戦争する悪い権利だ」と思っているなら、来年の参院選の公約にそう書いてください。「我々民主党が政権をとったら、国連総会で日本は集団的自衛権(の行使を認める記述)を国連憲章から削除するように求めます」と言わないと理屈が通らない。国際社会ではそういうことを言わないで、日本の国内でだけ「反対」「反対」と。私はそれはフェアな態度とは思わない。 ましてや、今回政府がお願いした集団的自衛権は、ごく限定的に認めるものであって、世界一般に言う集団的自衛権よりはるかに小さい。私どもは、なぜこれが必要なのかということを、よく国民の皆さまに訴えないといけない。(自民党新潟県連のセミナーで)


典型的な論理のすり替え。集団的自衛権は日本では憲法違反、その違法を行使容認できるように、違法な手続きで、法制化した事が,まず大問題なのであって、論点が違う。小さい大きいの問題でもない。国民無視、立憲主義、民主主義を破壊しておいて、国連に集団的自衛権の国連憲章からの削除を訴えないとフェアではないというほうが、よっぽどフェアじゃない。


しかしこういう事をなぜ,今言い出すのか?そして、なぜ民主党なのか?それは、谷垣幹事長の「民主党が共産党の甘いささやきを受ければ、自民党に対抗する力を永久につくれなくなる」発言に続く同質のもの。自民党は民主党を野党連合の切り崩しのの好ポイントとみて、攻勢を仕掛けている。野党第一党だからでもなければ、国民連合勢力の要でもない。弱いからだ。突けばぐらつく,すぐブレる,と思っている。それでいいのか民主党?


自民党支持者の嫌安倍おこぼれ票は、野田氏、小泉氏、石破氏が取り込みを狙いアピールをはじめている。自民支持層の受け皿は彼らであって,民主党ではない。保守票も革新票もきれいに拾えるかつての自民のような立ち位置には、絶対なれないことを自覚するべきだ。。今ならまだまにあう、二兎追うものは一兎も獲ず,虻蜂取らずに終わるより、共産党への単なる意固地な意地を捨てて、大義につく時だろう。


話は変わるが、この石破茂氏、誰かが,彼はとても頭がいいといっていた(だれ?)しかし,今回の発言も、総裁選への態度も、石破派立ち上げのタイミングも、以前(文藝春秋)8月号に発表した論文 『キャンディーズでアイドルは終わった』も、外しまくっている。私には考え過ぎでチャンスをまって、でも時が読めずうろうろしているようにしか見えないけど。


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