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民進党「消費増税延期なら退陣を」を拘泥しない方がいい

NHK日曜討論会で、小学生の喧嘩状態に陥った、自民党高村副総裁と、民進党岡田代表
中日;「消費増税延期なら退陣を」 民進・岡田代表、首相をけん制
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016040402000065.html


安倍政権への退陣要求の理由など、あの内閣には事欠かない。ただ何を言っても、”カエルの面の小便” 程の影響もない、面の皮の厚いガマガエル集団だと言う事は周知(羞恥)の事実。 そこに、「消費増税延期なら退陣を」と云う、ひねりすぎる退陣要求。

もし民進党がこの公約違反に拘泥し、選挙まで引っ張るとすると、頭のいい政治家諸氏は解るとしても、日常生活におわれる庶民には、民進党「消費増税延期なら安倍退陣を」=消費税増税賛成と映りやすく、かつ
増税の是非そのものに関しては「国際的な要請に基づいて、世界の経済のために苦渋の決断で先送りせざるを得ない、という可能性はかなりある」との認識を示し、民進党の立場については「先延ばしも一つの選択肢だが、現時点では決めていないと説明した。 と言う事ではっきりしない。
岡田氏は、首相が二〇一四年十一月に増税を一七年四月へ先送りし、「信を問う」として衆院解散を表明したことに言及し「『次(一七年四月)は必ずやります、断言する』と言っていた」と指摘。同時に「選挙のために先送りしたら有利ではないか、(衆参)ダブル選挙を打てる、というたちの悪い議論は政治の劣化を招く」と首相をけん制した。


それがそんなに大事な事かな? 大体あのときも、何で解散???と言う意見だあったし、見え透いて国民の望む方向を争点にしたんだから、何かべつを狙っているんだろうと思っていた人は沢山いたはず。もし安倍総理が二匹目のドジョウを狙ってまた14年と同じ事をするとしたら、嘘八百厚顔無恥だと言う周知の事実とあわせて、野党は、2014年選挙以降の安倍政権のやり方を国民に思い出させればいいだけだ。その方が多くの人に解りやすい。
「消費増税延期なら退陣を」と云う、増税延期を妨げるような争点を持ってきて、何になるのか?選挙まで時間がない時に、こういうややこしい対立軸を持ち込む事が賢明とは思えない。民進党がこの公約違反問題に拘泥すれば、必ず安倍政権に消費税増税につての賛否をとわれ、条件付きで賛成の民進党はマイナスイメ−ジに持っていかれる。


消費税率の10%への引き上げに関しては、共産党の志位和夫委員長、おおさか維新の会の片山虎之助共同代表、社民党の吉田忠智党首、日本のこころを大切にする党の中山恭子代表、新党改革の荒井広幸氏がいずれも反対を表明。生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎共同代表は、5%への引き下げを主張した。


ゆ党、自民保管勢力まで.増税反対、これで安倍氏にいきなり増税延期を打ち出されれば、条件付き賛成の民進党は置いてきぼりで孤立。一人区は共闘で戦っても、比例区はぼろ負けもある。 どうして、そういう、悪手を打つか岡田代表。


ちなみに、生活太郎党の主張する5%引き下げは可能か、抜本的な協議をすると言う方向性も政治にはある。約束したのしないの、また選挙に有利に使うの使わないの、そんなつまらない事に口角泡を飛ばすなら、5%引き下げの可能性について話合いをしてみればいいと思うのだが。


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