密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

舛添叩き、でも、同じ外遊好きでもこちらが上手。

舛添知事、外遊費の使い過ぎで叩かれている。


ゲンダイ:懲りない舛添都知事 今度は5泊7日の米国“花見外遊”敢行
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178655
総額5042万円を費やした5泊7日のパリ・ロンドン出張を非難されても、舛添要一都知事はちっとも懲りていない。訪米中の安倍首相と入れ替わるように、12日から5泊7日の日程で米ニューヨークとワシントン外遊を計画。公表されたスケジュールを見る限り、主な目的は花見だ。


「都知事が招かれるワシントンの全米桜祭りの出席ありきで組まれた出張です。就任後2年2カ月で海外出張は早くも9度目。〈都政そっちのけ〉〈税金のムダ遣い〉との批判にも、〈仕事をすればカネはかかるもんだよ〉と気にも留めていません」(都政関係者)



産経:「トップが二流のビジネスホテルに泊まりますか?」「恥ずかしいでしょう」
http://www.sankei.com/premium/news/160402/prm1604020027-n1.html


「条例に基づいて、知事はこういうふうにして行きなさいということでやっているだけです。それからもちろん無駄は排さないといけない。しかし、結果でもって判断しないといけないので、(質問した香港の記者に)聞きますが、香港のトップが二流のビジネスホテルに泊まりますか。恥ずかしいでしょう、そういうことであれば。ですから、少し冷静に考えていただいて、無駄なものはもちろん排します。しかし、必要なことは必要です」


例えば記者会見をやって、皆さん方にきちんと成果をお知らせしないといけない。私が外国語できるからといって、外国語だけしゃべって済むのですか? ちゃんと日本語に通訳する必要あるでしょう。中国に行ったときだって、中国のプレスの人に中国語に訳さなければ分かりませんから、そういうことはきちんとやっているわけです」


「そういうことも総合的にお考えいただいて、さらなる公表をするということをやっています。しかし、何よりも五輪・パラリンピックを2020年に開く開催都市ですから、世界中の人たちと仲良くしないといけない。先般も香港の経済団体の代表が来られた。極めて忙しいスケジュールの中でちゃんとお迎えをしました。そして、香港の皆様方にもぜひ、2020年大会に選手を送っていただく、そして、観客としても来ていただいて、どうぞ、よろしくお願いしますと、こういうことをやっているわけです。香港や中国が『日本はけしからんからボイコットして出ない』というようなことはあってはいけません」


--そういうことを申し上げたつもりは…。


「いやいや、だから、『そういうことを申し上げたのではない』ではなくて、そういうこともしっかり念頭に置いて、きちんとご質問くださいということを申し上げている」


たしかに、税金からの支出なのだから、大盤振る舞いはいただけない。東京の知事が都民の為に、節約して普通のホテルに泊まる(だだ、セキュリティーのしっかりしたホテルである必要はある)それを、相手国が東京都知事はビンボー臭くて恥ずかしい、とは思わないだろう。返って、謙虚で誠実と言う印象を受ける。


ただ、舛添知事は、しっかりとした自身のビジョンを持ち、それを裏付ける知識(官僚の書いた者を棒読みではなく)直接コミュニケーションをとれる語学力がある。


特に、産経の記事を読んで、「トップが二流のビジネスホテルに泊まりますか?」「恥ずかしいでしょう」を、タイトルに持ってくることが、バッシング+レッテル張り強化にいきすぎるとも思う。


最近の権力側の人間で、これだけ聞く方が舌を巻く説明、ビジョンを答える会見をした人物がいるだろうか?


東京都は有能な知事を得ている。ここに、謙虚さが加われば、言うことなし、なのだが、
彼のようなタイプは、傲慢がエネルギー源なのかも。


同じ外遊好きで、交渉より散蒔き、お金で人気を買おうし、知識の無さ、歴史修正主義、
で、周囲の顰蹙をかいながらも、”世界をリードする”という、傲慢と言うより、夢想妄想の域に入っている、安倍総理と比べると、傲慢の欠点など、小さく見える。
産經新聞の記事、ぜひ全文をお読みください。


ともあれ、安倍氏も舛添氏も、王様でも、大統領でもないのだから、倹約は美徳と映っても、恥にはならないと思いますよ。


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