密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

それは、ユネスコ受け入れないよ。

毎日新聞 『世界記憶遺産:意見書 日本、「南京」否定派を引用 ユネスコ受け入れず』意見書は明星大の高橋史朗教授が作成した。ユネスコ日本代表部の佐藤地(くに)大使の意見書などとともに、ユネスコ世界記憶遺産国際諮問委員会に9月末、提出された。


南京虐殺の生き残りの人の証言は、YouTubでずいぶん見た。ただ、ほとんどが、英語+中国語は英語字幕のもので,日本サイトで検索するとずらーっと否定意見版ばかりが出てくる。字幕は早すぎるので,止めたり戻したりで、理解するのだが、本当に胸がつぶれる思いの証言ばかりだ。たった一人の証言だけで日本が行った行為は”虐殺”意外の何ものでもないことが分かる。慰安婦の人たちの証言やドキュメンタリーも、英語字幕はたくさんある。映画ドキュメンタリーは、日本アマゾン販売では、ジョンラーベ(香川照之さんが朝香宮役ー攻撃されただろうなぁ)南京!南京!(芸術性が高いいい映画、日本では一日だけ公開、市民有志グループが上演が翻訳などし、監督のLu Chuan氏が私費で舞台挨拶に来たほど,日本の人たちに見て欲しいとした作品、中泉ひでおさんをはじめ他2名の日本人俳優女優が好演ー彼らも勇敢。日本では香港正規板のみ販売,英語版はCity of Life and Death 手に入りやすいと思う。) アイリスチャン(在庫切れ、星2つの出来)天皇の名の下に-残念ながらまだ見ていない、日本アマゾン入手可。日本鬼子-これも入手可 すごく説得力のある半ドキュメンタリーNanking英語のみ。


映画紹介みたいになってしまったが、マギーフィルムなどの映像も含め,海外では、たくさん公開されており、当時のNYタイムスの記者ティルマン・ダーティン氏なども,数日の滞在で実際大量処刑を目撃している。アメリカのジャーナリストは、どう水を向けられても、自分の見た事は正確に表現し,見ていない事への余談を挟さんだ意見感想は口にしない。それが,彼らのジャーナリストとしての誇りだからだ。ジャーナリスト古森義久氏のインタビューでもそれが分かるhttp://www.history.gr.jp/nanking/dathin.htmlどう逆立ちしても、安倍周辺のドメスティックな全能感勘違いの内輪受け歴史観が太刀打ちできるわけがない。


毎日新聞の記事は,下記このように懸念を載せている。
欧州と日中韓の歴史認識の比較を研究する静岡県立大の剣持久木教授は「意見書は、南京大虐殺を否定する学派にくみしている印象を与える。ナチスによるユダヤ人虐殺を否定するのと同様の印象を世界に与えかねない」。東京外国語大の渡邊啓貴教授(国際関係論)も「日本に対する印象を悪化させて逆効果になった可能性がある」と懸念する。


『ナチスによるユダヤ人虐殺を否定するのと同様の印象を世界に与えかねない』いや、いや、そんなことはない。ドイツのユダヤ人虐殺の否定論者はごく一部の、気の狂った人たちであると,ドイツ国内でも認識されている。日本は政府が国際社会に発言しているのだ。懸念どころか、完璧に、疑いの余地無く、国際社会において狂気的恥知らずぶりをアピールする事に成功している。


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