密接な関係にある他国から

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兵士の目、沖縄抗議市民排除の機動隊員や海上保安官の目


リテラ ; 辺野古移設反対に取り組む「芥川賞作家」が逮捕された! 見せしめ不当逮捕で運動潰しを狙う安倍政権の卑劣
http://lite-ra.com/2016/04/post-2124.html



 4月1日、芥川賞作家の目取真俊氏が、沖縄県名護市辺野古の沿岸部にある米軍キャンプ・シュワブ周辺の立ち入り禁止区域内に許可なく入ったとして、海上保安庁に逮捕された。沖縄生まれの目取真氏は、1997年に沖縄戦をテーマにした短編小説「水滴」で芥川賞を受賞。以後も集団自決や基地問題など沖縄を題材にした小説や評論を多数発表してきたが、文学の上だけでなく、実際に基地反対運動などに積極的に身を投じ、辺野古のボーリング調査を阻止するためカヌーに乗って立ち入り禁止区域に入るなどの抗議運動を続けてきた。
実際Youtubなどでアップされた、カヌー抗議の人たちへのあからさまな暴力。肉体的、技術的に圧倒的優位にたつ者の、思考のない暴力。彼らも家族があり、恋人がいて、日常であれば、女性やお年寄りに暴力を振るう事を良しとはしないだろう。しかし、任務として、命令を受け思考を停止し、任務を遂行する。

事実、安倍政権は“実力部隊”を動員して、強引な“反対運動つぶし”を仕掛けている。昨年11月には東京・警視庁の機動隊約150名を投入。辺野古警備に県外から100人超の部隊が投じられるのは史上初のことで、その中には、国内デモの鎮圧などの実績がある「鬼」と呼ばれる第四機動隊も含まれていおり、実際、けが人や逮捕者を出した。
沖縄で今も行われている、公的な暴力。今回、目取真氏は米軍に8時間拘束されたのち
引き渡しを受けた海上保安本部が日米地位協定にともなう刑事特別法違反の疑いで緊急逮捕、 辺野古海上で米軍が反対活動を行う市民を拘束したのも、海保が刑事特別法で逮捕したのも、初めてのことだそうだ。


昨年末に沖縄を取材したフリージャーナリストの木佐美有氏は、東京新聞のインタビューに対し、印象的だったものとして、「機動隊員や海上保安官の目だ。二十代、三十代の機動隊員らは、感情を表に出すことを禁じられているような無表情で、工事車両を止めようと座り込む市民を排除していた」と述べている(16年2月14日付)。実力部隊によって冷徹に市民を制圧し、不当逮捕を繰り返す安倍政権の暴挙を放置することは、沖縄差別を助長するだけでなく、かならず本土の人々にも跳ね返ってくる。決して看過してはならない。


以前ベトナム戦争の写真資料を見ていて、戦地の兵士の表情が着任から時間を経るごとにどんどん変わってゆく、特に目が無表情になってゆく。人間的揺らめきのない、光のない目。既に安倍政権は、自衛隊以前に、兵士を作り出し行動させている。 


 戦争が恐ろしいのは、自分の判断を、良心を、人間としての正常な感覚をストップさせられること。そして、人々をそのような状態にするのは、”最高司令官の命令”一握りの人間達の、虚栄心と権勢欲と、人にそれぞれ人生があると云う当たり前の事を想像できない傲慢な愚かしさだ。


安倍政権は立派に警察を軍隊化し、市民に立ち向かわせている。この暴走政権を次回選挙で止めないと、取り返しのつかない事態になる。選挙で止められるうちに、止めなければならない。本土の人間は、沖縄の人たちほど、強い抵抗をできないだろうから。


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