密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

気の早い右往左往 まさに対米従属丸出し。

ゲンダイ:「日本の核保有認める」トランプ発言に安倍政権は大混乱
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178194
「在日米軍を撤退させる」「日本の核保有を認める」――ニューヨーク・タイムズ紙(26日付)が報じたトランプのインタビュー記事に、今頃、安倍政権はパニックになっているはずだ。ビーンボールを投げてきたからだ。


 日米安保条約についてトランプは、「片務的な取り決めだ。アメリカが攻撃されても日本は防衛に来る必要がない」「アメリカには日本の防衛に巨額の資金を費やす余裕はない」と文句をつけたうえで、日本が在日米軍の駐留経費の負担を大幅に増額しなければ、在日米軍を撤退させると明言したのだ。さらに、日本が核兵器を保有することも容認した。


トランプは物議をかもす派手なことを言うのが好き。そして何を言っても、今は責任を問われない立場であり、一部の人たちはトランプのそういう発言を待っていてエキサイトする。それが解っていて、ヒーロー気分で考え無しの事を言い散らしているだけだ。



しかし、同盟国とはいえ、一国の独立国が、まだ大統領候補にすらなっていない人物の、全く無責任な他国に関する、面白半分に盛り上がる自分の支持者に向けた発言を、まともに、検討する方がおかしい。跳ねっ返りの右翼政治家が、我が意を得たりと、アメリカの核の傘の重要性や、安保議論の必要性を発言。
時事:核武装、議論は必要=トランプ氏発言受け-おおさか松井氏
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016032900631&g=pol


 しかも、核兵器の問題は、日本とアメリカの間に横たわる、無言のうちに最終的不可逆的解決を自主的に丸呑みしている、デリケートな問題。いくらトンデモトランプでも、あまりに歴史的大惨事の(しかも、アメリカが落とした、2発も。)あまりに配慮に欠ける。日本の事は日本人が決める、トンデモトランプなんかに認めてもらう筋合いではない。


日本の事に口出し無用、日本は核兵器廃絶を訴える。日本には世界に誇れる平和憲法がある。ーと言える日本であり続ける事が、どれだけ国際的にも大切か。


共和党が一丸となって候補を推し、民主党が一がとなって候補を推す。元々白人保守派で構成されている共和党。しかし今回はその共和党内が割れている。何台もの大統領経験者や、候補経験者、連邦議会議長まで、反トランプの姿勢を表明している(その反動で毒蛇クルーズが候補になってもこれもまた危険なのだが)。


トランプは目立ちたがりやで、集会での支持者間の暴力沙汰などで、注目が集まっているが、どう考えても大統領は勤まらない。 神も仏もなくトランプが大統領になったとしても、大統領の仕事を全てこなす事は出来ず、オモチャを手にしても、使いこなせず、大変だし、飽きてしまう.そして彼は、要所要所に専門家を雇ってアメリカの政治をやらせるだろう。あるいは副大統領が院政を敷くか。 そういう意味では、トランプの方がクルーズより扱いやすいし、危険度が低いと思っている。


トランプは、先ほど、中絶する女性と協力する医師は罰を与える、と発言した。
これを受けて、ライバルクルーズは、女性は罰したくないが、医者は死刑にする、と発言。StupidとCrazyの大競演。


MSNBCが、トランプの中絶問題についての発言をうけて、ケーシック、トランプ本人、ヒラリークリントン(対談)サンダースのインタビューを放映している。


それも含めて、続きを書きます。

PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。宜しかったら
下のバーナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村