ドナルド・トランプ、いかにマッチョで単純で、物事をよく考えない、アメリカ人が多くいるかと云う証明以外の何の存在意義もない。
彼は、曲がりなりにもアメリカの政治家が知っているべき事を殆ど知らない。

ポツダミ宣言をつまびらかに読んでいない、経済的自由と精神的自由の優位性を知らない、どこかの首相より劣る。

ゲンダイ：「日本の核保有認める」トランプ発言に安倍政権は大混乱
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178194/2
「トランプ発言のポイントは、決して少なくないアメリカ人が、トランプと同じ考えを持っているということです。トランプは、アメリカ国民の声を代弁したに過ぎないと考えた方がいいでしょう。時期は分からないが、いずれアメリカから『日米同盟を一から考え直したい』と、同盟関係の解消を切り出される可能性はゼロではないと思う。国益最優先のアメリカは、そういう国です。戦後７０年間、“対米追随”一本やりの外交をしてきた日本は、その時“自主外交”を迫られ、途方に暮れる恐れがあります」

民主、共和格候補者から、
トランプ『北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）への関与を見直すべきだとの主張を展開』
世界情勢についての知識が全くない（ＮＡＴＯが崩壊すればロシアのプーチン大統領の長年の狙い通りになると警告』ークルーズ

トランプ『パレスチナ情勢をめぐり、イスラエル支持を掲げておきながら「中立の立場」を表明して批判を招いている』
「思いつきでものを言う人物」『月曜に中立を主張し、火曜に親イスラエルを唱え、水曜には何を言うかわからないような大統領では困る』ークリントン

「事実に反する発言が多い」多数の移民、女性に対する差別発言。

そのうえ、メキシコ国境のトランプの壁建設も、５６ビリオン（５兆６千億・１ドル＝１００円）以上かかるのを問われると、メキシコに払わせる、とメイャクチヤ。

大統領に就任したら、現在テルアビブに置いている在イスラエル大使館を、イスラエルが首都と定めるエルサレムへ移転するとも表明した。

クリントンは『対イスラエル政策では、米大使館のエルサレム移転はイスラエル・パレスチナの２国家共存による解決策の一環でない限り、争いをあおる結果になると警告した。」

アメリカには、数多くのイスラム教徒も、移民の有色人種も、自立した女性達もいる。

オバマ大統領は民主党の大統領で、初の黒人大統領を誕生させたのも、民主党支持者の

民主主義への情熱だ。

低所得の白人層、妄信的なコンサバティブのおばさん未だに軍国頭の貧しい退役軍人、黒人大統領を憎む差別主義者、が彼の支持者。クレージ右翼のサラ・ペイリンと、何が狙いか？クリス・クリスティーNJ知事（市民の反発でもう次はないとの噂）

彼らは共和党員であり支持者でもある。その共和党内で、多くの中心的党員、下院上院議員達はトランプへの不支持を表明している。共和党首脳部がだましだましやってきた、面倒に人たちがトランプに殺到しているだけだ。彼らは突然現れた訳ではなく、常に、トンデモ極右翼差別主義を標榜し、中絶反対の法制化を求め、学校での祈り義務化公約に上げる事を要求、進化論の否定を標榜、同性愛者の排除を叫んでいる。そして、共和党候補はこういう人たちの喜びそうな公約を上げる事を常としてきた。

トランプ人気はより自分に近い人を大統領にと考えるアメリカ人の致命的に愚かな感覚に支えられたもの。ものを深く考えず、自分の周囲の事が世界の中心で、肌の色の白さの無条件の優位性を信じ、自分たちの神が全てだと思う、そういう無知で自己中心的な一部のアメリカ市民の狭い見識によるもの。大体彼らは日本がどこに在るかも知らない。

多分、興味もない。

”もしトランプが大統領になったら、対米従属から自主外交への転換を迫られ途方に暮れる？　残念ながら、日本はトランプの力を借りずに、その転換を考えるべきである。

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