密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

石橋を叩いて壊す民主党。『野党が強力に反対するから中止した』どこが不都合?

3月25日の野党5党幹事長・書記局長による定例会合 共通政策について協議のなかで、消費税率10%への引き上げ凍結について枝野幹事長は増税反対を唱えたら、安倍晋三首相が『野党が強力に反対するから中止した』と言いかねない」として慎重に検討する意向を表明したそうだが、野党の強力な反対に寄って消費税凍結に成功したのであれば、野党の大手柄。選挙の前に争点の一つを勝ち取ったと云う事で、何が不都合なのだろうか?


時事:消費増税凍結、3野党が提案=民主は慎重—幹事長会談
http://jp.wsj.com/articles/JJ12601811698655094598919624596491773969886
民主、共産、維新、社民、生活の野党5党は25日午前、幹事長・書記局長による定例会合を国会内で開き、夏の参院選に向け打ち出す共通政策について協議した。共産、社民、生活の3党が「消費税率10%への引き上げ凍結」などを盛り込んだ原案を提示。来週以降に引き続き協議することになった。


 ただ、消費税増税凍結について、民主党の枝野幸男幹事長は「増税反対を唱えたら、安倍晋三首相が『野党が強力に反対するから中止した』と言いかねない」として慎重に検討する意向を表明。共通政策についても、大まかな方向性を出すのにとどめるべきだとの考えを示した。 


[時事通信社]


選挙直前に、経済の専門の提言を考慮したとして、安倍政権が自主的に消費税増税凍結を行うと宣言すること、またしても増税延期を問う選挙です、などと口当たりのいい 選挙争点を上げさせない事が大事な訳で、それには、野党が共闘態勢で、「消費税率10%への引き上げ凍結」の意見書を提出する既成事実が必要な訳だから、この期に及んでも、慎重に検討し、野党の立ち位置を不明確にする事は、民主党に取って、どんな思惑、利点があるのか?


衆議院選選挙協力にも慎重。石橋を叩いて壊す民主党。


一体何の為に、民主党執行部はいつもいつも歯に物の挟まったような、釈然としない対応を取り続けるのか? 未だに自分たちのこういう態度が国民の間で、民主党アレルギーになりつつあることの(もうなっている?)自覚がないのだろうか?
国民には小沢アレルギーも共産党アレルギーもない。ただ、民主党が大事な局面で必ずグズグズ言うのをみると、頭を掻きむしりたくなるイライラがこみ上げてくる。これこそまさにアレルギーそのものではないか?



PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら
下のバーナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村