密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

共産党の第二歩

11月5日、志位委員長定例記者会見は、今までと、少し違って来た。以前は、リーダーシップは民主党を尊重,と云うような遠慮がみられたが、今回は,明らかに、共産党がリーダーシップをとってゆかなければならないという、決意をにじませていた。最初の大きな一歩を踏み出した共産党が、第二歩を踏み出した感がある。


小沢氏の激励や,市民運動の人たちとの交流で、最初は自分たち共産党が前面に出ては,共産党フォビア、共産党アレルギーで、巧く行かないだろうと,懸念していたのが、いつまでも野党第一党がそれにふさわしい行動にでないため、業を煮やした反安倍の国民が、共産党を野党第一党に望んだというところだろう。国民の要望には全力で答えると決心した,志位共産党は、二度目の腹をくくったのだ。


もちろん,民主党が考えを変えたり(まあ,無いか。)民主党議員が個人として賛同したり(あって欲しいけど、無理かねぇ。)場合も考えての慎重な答弁ではあるけれど、民主党の出方待ち、どうしても一緒にやってゆかなければ、というこだわりは、もうふっ切れたように見えた。沖縄での超党派選挙戦に続き,各地で共産党主導で超党派選挙協力を行い、市民グループが後押しをする,協力体制が、構築されてきている。大阪W選は、おおさか維新の、人権無視、地方分断独裁制作に反対し、超党派で、候補者をおうえんするという。今、国民には自分たちの発する電波をキャッチして,束ねて強力にかつ正当に発信する電波塔が必要なのだ。


志位委員長の記者会見でいつも感心するのは、聞かれた質問にきちんとポイントをあわせて分かりやすく答える。答えられない事は,はっきり答えられないと云うが,相手を失望させない気くばりがある。だらだら長くしゃべるのに聞かれた事に何一つ答えない政治家や木で鼻を括ったような心の無い返答しかしない政治家も多い中、当たり前のようで,希有な才能だ。論客なのに,ゆるキャラも希有。


記者たちも、国民連合政府、選挙協力の他にも、沖縄、TPP、原発再稼働、消費税増税、と、多岐にわたり次回国会での追求方針を質問。「なにぶん党の持ち時間が短いもので、、TPP、辺野古にしぼって追求することにしています。」と,苦笑い。次の選挙では、野党連合過半数、そして、堂々と野党第一党に成って、国会でも持ち時間をたくさんゲットして、鋭い追求をし,安倍政権の暴走に歯止めをかけ、追いつめ、国民連合政府で政権を奪還!!”この道しか無い”ですね。


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