密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

核はアンダーコントロールなど出来ない、と改めて思う

日本のテレビは見られないけど、YouTubでNHKスペシャルがみられるとは!!

原発メルトダウン 危機の88時間(概要−予告)

http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160313


当時、日本が大地震で津浪に襲われていると云うニュースに、本当にザァーと血の気が引引いた事を覚えている。アメリカでの情報と、日本の家族、友人からの情報の食い違いは大きく、情報を共有しようとしても、巧くいかなかった。

5年の歳月をへて、現場の人たちの、臨場の混乱、恐怖、そして努力。最近評判の悪いNHKだが、渾身の取り組み。 図解で説明されても今一つ理解が出来なかったメルトダウン、爆発、冷却、放射能の拡散も、ビジュアルイメージでよく解った。

前後編

http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/295.html

後編

原発メルトダウン 危機の88時間

https://www.youtube.com/watch?v=3smad-bJYeQ


当時の所長の故吉田昌郎さん(2013年7月に58才で、食道癌で他界)のメモを元に再現ドラマ実際の証言も交えて、状況分析している。吉田さんは、東日本が壊滅してもおかしくない状況だったと語っている。
ウィキペディアには、吉田さんの病状と、被爆の因果関係は薄いと診断されたとでていつが、番組をみると、被爆していない方がおかしい。一番の当事者にさへこのような診断をするのだから、内部被曝の被害者を認定に難色を示す行政の姿勢は見て取れる。

所長として、体調不良を押しながら4号機燃料プールの補強工事を行っていたが、人間ドックで食道癌が発見され、2011年11月24日に入院した。

その後2011年12月1日付で病気療養のために所長職を退任し、本店の原子力・立地本部事務委嘱の執行役員に異動となった。東京電力によると被曝線量は累計約70ミリシーベルトで、医師の判断では、被曝と病気との因果関係は極めて低いとされている。米山公啓聖マリアンナ医科大学医学部第二内科元助教授は職責などからくる極度のストレスが原因ではないかと指摘している(byWiki)


吉田さんが病床で書き残した言葉
10人くらい昔から知ってるやつ、こいつ等だったら死んでくれるかな、と思った。
今回ね、あんな凄まじい状態だったんですけど、そういう何か、微妙な所でですね、天の助けがないとね、もっと酷い事になってた。

この言葉は重く受け止められなくてはならない。”天の助けがないと”
浅はかな目先の欲得で、再稼働、多くの知識と経験のある人たちが福島で死を覚悟して作業に当たり、全く予測もコントロールも出来なかった。”天の助けがないと扱えない”様な物は、扱ってはいけないのだろうと思う。


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