密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

トランプ、KKKに支持を表明される。

トランプのマッチョな差別発言に刺激されてか、KKKが表舞台にでてきた。
27日にはカリフォルニアでKKKのデモ隊とこれに反対するデモ隊の衝突があった。


同時期にKKK元最高幹部、デービッド・デューク氏がとランプ支持を表明。
これには、流石のトランプも対応に窮した模様。


もっとも、窮した所がトランプで、本来政治家なら、KKKなどの差別団体の支持は即座に拒否、支持表明されただけでマイナスになる。


共和党極右のテッドクルースでさえ、「人種差別が間違っていることや、KKKが許しがたい団体であることに異論はないはずだ」とツイート。


ネオナチとツーショット、ナチスに学べ、黒人を奴隷の子孫と認識している発言などしても社会的立場を保持できる日本では、信じられないかもしれないが、アメリカの人種差別に対する社会の目は本当に厳しい。こうした事に無関心に許容してしまうことも本来は罪が大きい。隣国や在日外国人、女性や性的マイノリティーにたいする差別的な言葉、表現を、政府の人間が平気で口にするこの国、それなのに、世界の中心で咲き誇るなんて、そういう発想そのものが恥ずかしい。


CNN:KKK元幹部が「支持」表明 トランプ氏の対応に非難集中
http://www.cnn.co.jp/usa/35078660-2.html
ワシントン(CNN) 米大統領選の共和党候補者指名を目指す実業家ドナルド・トランプ氏に、白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」の元最高幹部、デービッド・デューク氏が支持を表明したが、これを受けたトランプ氏の対応に非難が集中した。
デューク氏は25日、フェイスブック上で、トランプ氏は移民問題に強く、メディアの「うそ」を暴いて白人社会を発展に導く候補だなどと主張。同氏への支持を表明していた。
トランプ氏は28日、CNNのインタビュー番組で「デューク氏からの支持を断るか」と問われ、デューク氏という人物について「何も知らない」と答えた。
司会者はトランプ氏に、KKKと距離を置く考えがあるかという質問を3度繰り返した。同氏は「白人至上主義者のことは何も知らない」「どの団体のことを言っているのか分からない」と言うばかりで、はっきりとした態度を示さなかった。
共和党のライバル候補からはただちに、こうした発言を批判する声が相次いだ。


マルコ・ルビオ上院議員はバージニア州での集会で、トランプ氏はデューク氏のことを知っていたはずだと指摘し、「白人至上主義を否定できないような候補を指名するわけにはいかない」と訴えた。
テッド・クルーズ上院議員は「人種差別が間違っていることや、KKKが許しがたい団体であることに異論はないはずだ」とツイート。ジョン・ケーシック・オハイオ州知事もツイッターで「米国内に憎悪団体の居場所はない」と強調した。



また、民主党の候補者指名を目指すバーニー・サンダース上院議員は「米国初の黒人大統領の後を、KKKを容認する扇動者に継がせてはならない」とツイートした。



トランプ氏は26日の記者会見で同様の質問を受け、「デービッド・デュークが私に支持表明したって? よし分かった、断るということでいいか」と発言していた。
トランプ氏は結局、28日のインタビューの数時間後にツイッターへの投稿で、この時の発言通りにデューク氏の支持を「拒否する」と明言した。

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