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共産党、選挙協力には協議が必要はもっともな意見

熊本で民主党と共産党とも共闘で、候補の一本化が成立した。
ところが、12日「日経」が「共産、候補取り下げ柔軟に」との見出しで、党幹部が他の野党に「(安保法制=戦争法案の廃止)法案の共同提出を大義に選挙協力を柔軟にできる」と伝えたとする記事がでて、これに対して小池晃政策委員長「このような事実はまったくない」と否定しました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-02-13/2016021302_01_1.html
小池氏は「1人区で選挙協力するためには真剣な協議と、しっかりとした合意が必要だと繰り返し述べている。現時点で、民主党からわれわれの提起に対する回答がないというのが現状だ」と説明しました。 その上で、「(戦争法案に)反対した5党で廃止法案を出すことは重要だが、選挙協力ではそれとは別に真剣な協議が必要だ」と改めて強調。民主党に対しては「われわれが問題提起し、呼びかけていることを真剣に受け止めて答えを返してほしい」と語りました。(赤旗新聞)



この事について、また共産党たたき的な意見も聞かれるのですが、熊本では、市民連合も加わり、きちんとした協議が行われた結果、あべ熊本選挙区予定候補と市民連合が調印の協定書がかわされました。


共産党は、黙って候補を下げればいいんだと云うのは、スジの通らない乱暴な意見で、協定書をつくることも、最近の様に、自分の都合、所属の党の主旨鞍替えが起これば、共闘した他の党、市民連合、投票した国民への裏切りになります。色々方針立ち位置の違う党が共闘するのであれば、後のトラブル回避の為に、入念に協議をし、協定書も作ると云う事にいささかの不都合もないと思います。


野党が早く纏まって欲しいのに、共産党が頑として候補を下げない事を、非難するのは、非難の矛先が違う。こういう所を空気読んで曖昧に、なあなあにやってゆく結果は、けして良い方向には向かない。共産党に取って、議論を尽くす事、根本をしっかり定めることが、そうして合意された結果が必要である、誰がそれ異を唱えられるでしょうか? 

それどころか、空気を読みすぎの馴れ合いの果てに、友達人事、友達利権、金権汚職、失言も最後まで追及せず、なあなあでほとぼりを冷ます。波風立てないのが一番のこの国の悪しき伝統に対する共産党の愚直さこそ、見直されるべきと思います。


もとより、きちんとした話し合いを持とうとしない岡田民主党幹部の態度の方が、問題なのですから、”民主党が話し合い拒否なので(共産党アレルギーは、仕方ないから)しかし、野党第一党だから、共産党だまって候補おろせ” これは、民主的ではないでしょう。熊本の様に、みんなが納得する形の協議を行う姿勢が、他の地域にも広がってゆく事を望みます。


安倍親派の「放送法遵守を求める視聴者の会」は、吉永小百合さんを共産党の広告塔と叩くいてきているようです。共産党=怖いの反応がまだ国民の多勢にわたっている

と信じている古典的バッシング。 日本共産党の何が悪い? 日本会議の広告塔といわれれたら、吉永小百合さんは、抗議するでしょうが。

リテラ:岸井攻撃の安倍側近が吉永小百合攻撃   安倍首相お抱え、NEWS 23岸井攻撃の仕掛け人が今度は吉永小百合を標的に!

「共産党の広告塔」と陰謀論丸出し

http://lite-ra.com/2016/02/post-1973.html


民主党をなめている安倍一派の攻撃は共産党へ、今後はもっと、国民感情が離反するプロパガンダを繰り出してくるでしょう。一人一人が、誰のいっている事が、納得できるのか、誤摩化しがないのか、筋が通っていると感じるのかで、しっかり情勢を見極めてゆく事が、大切になってゆくと思います。その上で共産党は嫌いそれもいい。 ただ、ステレオタイプや、イメージ操作に容易く引っかからないぞ、と云う気持ちが大切だと思います。



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