密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

TVドキュメンタリー”30days"を見る。

10年前にスタートした、TVドキュメンタリーシリーズ "30days" のDVDBOXを購入した。そもそもは,日本のテレビ番組で、TPP特集で、『アメリカの最低賃金生活体験のドキュメンタリーがあった』と云うのを聞いて調べてみたら、毎回”30日間特定の状況で生活してみる”と云う番組で、ゲイコミュニティーや、ムスリムコミュニティー,刑務所、何ど様々な体験を,一般志願者?が行う。45分番組だが
無意識の差別意識、偏見、などアメリカ社会の問題点を個人の体験を通して明らかにし、人間同士の交流
によって、理解を深めてゆく様は、心揺さぶられる。これから,時々紹介したい。


第一エピソードは、" Minimum Wedge最低賃金生活” 若い白人カップルが、オハイオで所持金400ドルで、アパートをさがす。この予算では、危険な地域しか借りられない。家主は「階下はつい最近クラックの摘発をうけた。でも,作っていただけだから危険はないよ」!? 背に腹は代えられず契約(アメリカは敷金礼金なし。アパートはキッチン、バス、リビンクルーム、ベットルームは日本の感覚からすと,とても広いし、キッチンシステム(ガスやレンジ,冷蔵庫など)ベット付き。 翌日,仕事探し。時給7ドル(税金を引かれ8時間労働で一日45ドル)で、彼女は皿洗い、彼は大工下働き。数日で,彼女は疲れ果て,手荒れ、床に座る食事にストレスをため泣きが入る。翌日(アメリカの男性ははパートナーの女性の泣き言を重大にとらえ,解消に向けて行動する傾向強し)低所得者用のセカンドハンドストアーへ、食器、衣類、家具など全ては寄付なので,全部無料。食器と木の丸いダイニングテーブルセット、とリビングのソファーセットをゲット。トラック(19ドル)を借りて自宅に運び、彼女は大満足。その後、慣れないハードワークで彼女は感染症になり、無料の診療所に行くが,長蛇の列で、やむなく救急ヘ(コレで45ドル出費)、仕事ができなかったので,3日無給が痛い。その後,彼の兄の子供たちが訪れ,映画代、外食代など全部持ち出し。なんでこんな時に、兄貴気を使えよ!,でも断れない−断りたくない彼。加えて、なんと彼女の誕生日(アメリカ人はパートナーの誕生日がすごく大事)で、バスでレストランへ。不幸な事に、この日は終バスの時間が繰り上げで、やむなくタクシー(45ドル)。予想外の出費に落ち込む二人。その上、彼も無理が祟り、腱鞘炎に。救急で、500ドル。そのうち包帯代で40ドルにショックを受ける怒る二人。職安で知り合った友人は子供二人、一体どうやって生活しているのか?首をひねる彼。そしてついに,出費が稼ぎを食いつくし二人の30日が終わった。毎日ノートに入出金を書き出し頭を抱える生活からの解放。二人の顔に安堵がひろがった。


実際,体験低所得生活だど、メディケイド(低所得者医療保険)にも申し込めないし、未だ節約に計画性が身に付いていない為,意外な出費が襲う。それでも、子供がお風呂の入れなくてシラミが湧至り、餓死寸前になったり、昼夜働いても生活が賄えないと云う,死ぬか生きるかのぎりぎりに追いつめられているか,と云うとそこまでではないように思う。もっと、貧困のパーセンテージはアルコールとかドラッグとかに溺れ無気力かし,子供の養育を放棄している層がより,問題は深刻だろう。


と,とりとめがないのですが、”30days”第一話でした。


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