密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

Mr.フィルバスター安倍首相VS民主党若手三羽烏善戦

もはや,国会の品位も何もなく,カジュアルに振る舞う安倍総理。答弁はもはやフィルバスター(議事妨害)。そんな安倍首相に鋭く切り込む、民主党若手”三羽烏”。


玉木雄一郎議員は、 金融財政について追求。日銀がマイナス金利公式発表前に,某メディアのサイトのこの情報が掲載,−漏洩の疑い(インサイダー取引)株、債券で不当利益の可能性があるものの、現行法では規制無しという。 


黒田日銀は、 憶測の可能性も含め調査中。と答弁。玉木議員は政府内閣内財務省内の調査も必要とし、調査を求めた。


そして、軽減税率,低所得者に配慮としているが,実態は財源の11%しか低所得者にいかず,より中高所得者に利する。ならば,同額1兆円の財源を遣って,低所得者対策をするべき、給付付き税額控除を検討すべきと、述べた。


この先が,著津と分らない、財源に遣う税収について。想定より税収があった、上ぶれは恒久財源にはなり得ず、アベンミクスの成果?によって出た税収底上げは、新しい分野に投入。全ての財源が不足する中、底上げを新分野に遣ってしまっては、経済破綻、してしまう財政状況に無知と断じて質問を終えた。


これに激した安倍総理は質問時間終了なのに、「ああいう話をしているから民主党政権は財政再建を一銭も出来なかった、」と民主党攻撃。本当に,この頃とみに、子供の喧嘩レベルの態度が酷い。玉木議員が適切な方向性を示しているのだから,総理としては,懐深くかつ謙虚に耳を傾けるべき。安倍氏には、”言われたら言い返す”という低レベルの討論しか出来ない。


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山尾志桜里議員は、遠藤大臣の口利き疑惑の追及,次いで本題の、子育て支援0.3兆円の子育て支援の削減をとりあげた。安倍総理の表層的詐欺テクニックとも言える女性就労者数のデーター発表を、待機児童嬉しい悲鳴と発言,これを受けて,女性全体を調べても意味がない子育て世代の就業は横ばい(高齢者が働かざるを得なくて就業している)と指摘。減少傾向にあった待機児童数が安倍政権で増加に転じた.年齢分布も調べずに,安易に嬉しい悲鳴などと,浮かれた発言である。調査結果を報告して欲しいと述べた。


それをうけて、安倍首相は,調査ををしていなかったのではなく、突然の質問に、かくにんをきした。ここはクイズの場ではなく,深い議論をする所、あらかじめ質問通告するのが当然と開き直る。(盗人と猛々しいとはまさこのこと。どの口が言うか!!!)22才から42才の女性就業者数も11万人増えている,これが待機児童増加に繋がったと答弁


(山尾議員の,『同じ事はいいです』と云う抗議を尻目に不必要な繰り返し答弁を行い、もうフィルバスターですよ。これは。)しかし山尾議員のツッコミは凄い.この後の総理答弁で
『2014年から15年は横ばいですが』(減ってるんだって!!)しかし12年から13年は」(関係ない!!)絶妙のタイミングの突っ込みです。流石の安倍首相もオロオロ
見ている方は,溜飲が下がる思いでした。



安倍トリック、山尾議員の質問の2014−2015の待機児童像か原因の分析を、の答えに2年前の2012年の就業者が増えたからのデーターを採用、実際は同時期であ20万人減である事を指摘。本当にぼんやり聞いていると、いやよく聞いていても,実際の数字、自信たっぷりの言い切り、しかも安倍語では、何となく成果があるのかと云う気にさせられてしまう。しかも,増加と云っていても,人口が減少しているため,就業率は上がるが,実質横ばい。待機児童の増加理由は的外れと断じた。待機児童像か原因は子供を預ける施設がまに合わない、子育て支援が追いついていないため、と論じた。本来は,こういう山尾議員の反証などを新聞が取り上げて、安倍トリックを,国民に知らしめなくてはならない。


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階猛議員、安倍氏の議会に対する、常軌を逸した態度(野党に対案責任をもとめることや個人攻撃、野党攻撃)、は憲法の議会尊重義務違反であると指摘。内閣は議員の質問に答えるのであって、対案責任をもとめる立場にない、と述べた。


しかし,懲りない安倍首相は、憲法前段には、説明義務だけでなく,発言する権利が認められている。国民は闊達な議論を望んでいる。厳しい質問をすれば厳しい反論も返ってくるのは当然。その覚悟を持たなくては行けないと,反撃。



階議員、前段の引用は,”議題について発言する”となっている。野党の立証責任、議員へ政党への抽象は権利に含まれない。国会は行政監視が役割であると,きれいに決めた。


緊急事態時要項と、報道の自由についてキャスター降板−萎縮効果についてただした。


ここで安倍首相、『言論機関がまるで,萎縮しているかのような発言,そんな事はない−日刊現代を見てみろ.どこが萎縮しているのか?返って安倍政権弁護が貫き通しにくいと云う意見もあるくらいだ。こういう事ははっきり言っておかないと外国から誤解を受ける.まるでそんな国だと思われる。


これには呆れてものが言えない。厚顔無恥も甚だしい。大体外国から”そういう国”だと思われたくないなら,国連の言論の自由調査のデビッド・ケイ特別報告者をすぐにでも受け入れればいいだろうが!!!


本当に、まともな神経では,発言できない内容を平気で、のたまう。


3人の真摯でまじめな質疑、提案も,薄ら笑いを浮かべて対応。どうしてこんなにいい気になっているのか? 政府批判も出来ない大手メディアと、優秀な若手を抱えているわりに、執行部が情けない民主党が、安倍をつけあがらせている。



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