密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

岡田代表は『市民連合』を『連合』を取り違え、「まあ、ちょっと『市民連合』ってよくわかりませんので」と発言

このところ立て続けに民主党について書いているが,この記事を読んで、民主党が何を目指しているか,いままで、色々と不自然な動きの理由が飲み込めた。
IWJ Independent Web Journal
「まあ、ちょっと『市民連合』ってよくわかりませんので」――岡田代表

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/285069
岡田代表の目には,市民運動で声を上げる国民の姿など映っていなかったのだ。いや,映るっているのかもしれないが、自分たちと支持団体を後押しして,政権奪回の為の,追い風くらいには思っていたのだろう。 どちらにしろ、頓珍漢なポスターで,誤摩化せるくらいの存在であり、安倍政権に負けず劣らず、愚民誘導が政治、国民は難しい事は考えずとも、我々に任せてさえいればいいと云う上から目線に他ならない。ポスターの『すぐに信じなくてもいい、野党として止める役目をやらせてください。』−言い換えれば,あなたたちには理解の及ばない事なので、私たちに任せていればいいんです。とも読める。


学者の会、ママの会 SEALDs 立憲デモクラシー、総がかり行動、多くの人たちが戦争法反対で声を上げ、今も諦めず、戦争法廃止を訴えている。この国民の声に真っ正面から答えようとした,志位共産党、国民のため民主主義を取り戻そうと、調整に奔走する小沢一郎代表、草の根街頭記者会見で国民の声を拾い打倒安倍政権の動きを広めようとしている山本太郎議員。 民主党も一見同じ気持ち賛同しているが、共産党アレルギーでもたもたしていると考えられていた。市民団体も,共産党も,小沢氏もそう考え,なんとか纏まれる道を模索していた。


しかし、岡田民主党は,この動きを、民主党政権返り咲きのチャンスととらえ、かつ共産党の排除で、2大政党実現、安倍自公と未来のキャッチボールを夢見ている。


大企業の為の自民党、創価学会の為の公明党.。

連合新会長の神津氏は、基幹労連の出身。基幹労連とは日本の主要な基幹産業である金属産業のうち、鉄鋼、造船、非鉄鉱山、航空・宇宙、産業機械、製錬、金属加工、情報関連・物流産業、建設のほか、多くの関連業種の労働組合が結集した産業別労働組合。防衛産業に直結しており、安倍内閣の防衛予算増額で潤っている産業の労組であり、安倍内閣の安保政策に反対の立場をとらない、と言われている

連合(日本労働組合総連合会)の為の民主党


真に国民のために,政策を考える、外交方針を打ち出し、税金を再分配し、適切な防衛を行う、極端な経済的格差の是正に努め、思想言論報道の自由を保障し、なによる憲法を遵守する、そういう政府が欲しいとみんな心から願っている。心ある野党と,市民連合と共に、打倒安倍政権を目指し、あと5−6ヶ月の間に,特定政党支持団体に属さない国民を巻き込んで、参議院選に望んでいくべきだろう。

「まあ、ちょっと『市民連合』ってよくわかりませんので」と云うような人に分ってもらう必要はない。民主党は民主党で連合票を保持してやればいい。一人区も、民主党と、市民連合+共産党+生活太郎+社民で、合理的比率で住み分けし、比例区で国民の支持がどこにあるのかを示せばいいだけの事である。

民主はいらない、国民のための野党共闘を望む。

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以下、転載1月30日の民主党党大会後の記者会見記事。


フリーの記者から、「新潟選挙区は『市民連合』とかが中心になって、森裕子さんで行こうということにほぼ固まっているんですが、報道によると民主党から菊田真紀子さんを立候補させるということが決まったように伝えられております。それはいかがなんでしょうか?」との質問に対して、岡田代表は「まず、森さんでかたまっているという認識は、私はそう思っておりません。今まで『連合』、各党が集まって議論してきました。そこではまだ結論は出ていないというのが、私の認識です」



なんと、岡田代表は『市民連合』を『連合』(日本労働組合総連合会)と取り違えたと思われる回答を始めたのです。質問した記者が思わず、「私が『連合』っていうのは、『市民連合』です!『市民連合』!!」と念を押しました。すると、岡田代表は、「まあ、ちょっと『市民連合』ってよくわかりませんので。少なくとも、各党プラス『連合』で今まで話し合ってきたと、いうことです」と答えたのです。


大企業の正規社員の組合が集まった『連合』の方を見ているのであって、様々な党派あるいは無党派の市民・学生・知識人らが集まった『市民連合』の方ではないことは明らかではないでしょうか!?


 「まあ、ちょっと『市民連合』ってよくわかりません」という物言いも、かなり『市民連合』に対して失礼なのではとも思います。結局、『市民連合』の存在自体が、民主党にとっては、票田、集票組織として見たら、取るに足らない小さな存在なのだろう、ということなのかもしれません。



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