密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

加藤厚労大臣の詭弁 4日ルールは現場で運用・国民の解釈

先週St Petersburgは、症状のあるなしを問はず、望む人全てがドライブスルー検査を受けられる体制が整った。Pharmacy(薬剤師のいる薬局と生活用品ーバーベキューグッズまで置いてあるお店)で検査を受けられるようになった州もある。
このPharmacyで、風邪の予防接種を受けられる。店の一区画で薬剤師さんが注射してくれるのだが、あまりにカジュアルで驚いた。


もとい、多人種他宗教のアメリカでは、余計な条件をつけていたら物事が進まない。
給付金も納税記録をもとに口座に振り込まれる。日本では給付の際に何か申請書のようなものが来て、それを提出してから給付されると聞いた。なぜそんな面倒ことをさせるのか?水際作戦と国とお役人が国民を信じていないから自分たちがコントロールできるように査定できるように色々考えすぎてことを複雑にし、後手後手に回る。


4日ルールもその最たるものだ。この運用によって、たくさんの死ななくてよかつた人がなくなった。そもそも、37度5分の熱で、何の手当てもされず4日も寝込んでいること自体、大変苦しい思いをするし、体力も消耗する。一人暮らしの人は、食事もままならないし、悪化して助けを呼べない場合もあるからとても怖い。
独身時代、あれ、風邪かなぁと感じると、とりあえず水と保存食と電話機を手の届くところに用意しておいたものだ。一人でいることの怖さを感じるときである。そのとき医者に診てもらえて、薬を処方してもらえれば、安心して寝込んでいられるが、待機、しかも新型コロナという命に関わるウィルスの可能性もありのだから、その恐怖は大変なものだ。


この4日ルールを言い出した加藤厚労大臣は、今、言い訳に必死だ。言い訳よりも現状の改善が先だろうが、言い訳ばかりが先に出る。

加藤厚労相といえば、4月29日の参院予算委員会で “4日ルール”について問われた際、「『37.5度4日』というのは、ようするにそこ以上超えるんだったら必ず受診をしていただきたい、そういうことで出させていただいた」などと強弁。国民もメディアも「熱が出ても相談・受診するのは4日以上待て」という意味だと受け止め、実際に「まだ日数が足りない」「4日経っていない」と検査してもらえないケースが相次ぐなど現場で運用されてきた現実があるというのに、加藤厚労相は“自分は最初からそんなことを言っていない”と開き直った。
 そして、目安の変更について質問が及んだきょうの厚労委員会でも、こんなふうに強弁したのだ。
「この『受診・相談の目安』は検査機関に対するものではまったくございません。これは従前から申し上げているとおりであります。国民のみなさんに『そうした状況になったら必ず受診をしてくださいね』と。そして当時、2月の当初はですね、新型コロナウイルス感染症はいったいどういった症状をもたらすのか、ま、必ずしもわかっていませんでした。国民のみなさんもわかっていなかった。しかも当時は2月ですから通常の風邪、あるいはインフルエンザ等の他の疾患もありました。そうしたなかで『ま、風邪だから』ということで待つのではなくてですね、4日続くのであれば、これは新型コロナウイルスの疑いがあるので受診したり相談してください。そういう趣旨でつくったものなんです」

この答弁は、”必ず”が肝である。必ず、と言っていれば、解釈は変わる。しかし加藤大臣は、2月27日の発表では帰国者・接触者相談センターにご相談いただく目安ですが、風邪の症状で37.5度以上の発熱が4日以上続いた方、強いだるさや息苦しさ、呼吸困難がある方は、センターにご相談ください。また、解熱剤を飲み続けなければならない方も同様に考えていただきたいと思います。」と発言、相談の目安は風邪の症状で37.5度以上の発熱が4日以上続いた方とはっきり言っている。
メディアもそのように広報している。
新型コロナウイルスの感染確認が相次いでいることを受け、加藤勝信厚生労働相は17日午後、医療機関の受診の目安を発表した。37.5度以上の発熱が4日以上続く場合などは、各都道府県の「帰国者・接触者相談センター」に相談した上で、センターが指定する医療機関で受診するよう求めている。


2月27日時点は帰国者・接触者相談センターへの相談が先で、そこから医師の診断を受けられるとされている。この時はまだオリンピックの延期が決定されておらず、オリンピック開催の印象操作、感染者の数を抑え込むことを目的とした、高いハードルを設けた愚かな水際作戦でしかなかった。小池議員が国民に誤解を生むので、『帰国者・接触者相談センター』という名称を、『新型コロナ相談センター』などのように変更してはどうか、と言われても、頑として「国民に定着しているので混乱を招く」などと言い受け付けない。
コロナはあくまで外からの感染であり、それを防ぐことが最善というかそれを防ぐだけで十分対応できるという甘い考えと、印象操作の産物でしかない。
今になって、日本はクラスター感染防止に成功したが、、、などという報道があるが、
武漢帰国者の対応にしても、クルーズ船対応にしても、ひどいもので、成功などしていない。痛恨の失敗は、たった一度の検査、それも日にちが経っている検査で陰性の人たちを、そのまま公共交通機関で帰宅させたことだ。こういうのを成功というのか?


まずいことはなかったことに、これが安倍政権のポリシーだ。加藤大臣は、今の事態を自分の責任と感じていない。だいたい、目安なんてことを言い出してる時点で逃げ道を作っている。どんな酷いことになろうとも、自分の逃げ道だけはしっかり考えて、とにかくオリンピックのため感染者を低く抑える使命で、対応してきた。


日本の人たちは、自粛で辛い思いをしているし、倒産の危機、生活の危機に直面し、もういい加減収まって欲しいと思っているだろうが、外から見ると、日本はコロナ対策を始めていないに等しい。国民には我慢を強いているが、政府はほぼ何もしていない。混乱に乗じてロクでもない法改悪を強行しようとさえしている。冷血なだけでなくか悪辣だ。
やっぱり安倍政権がひどいと思うこの所行 「緊急事態宣言」をしておきながら政権にとっての「重要」法案の成立を狙う 検察官定年延長問題 - 弁護士 猪野 亨のブログ


必死に検査数を増やし、状況の把握をまず際優先にしなけれなならないのに、このところゴールデンウィーク以降東京の感染者数は50を下回っている。まるでピークを過ぎて自粛の効果が出てますよ〜というように。しかし検査数も110以下なのだ。減って当たり前。こんなの検査しているとは言えない。死者数が少ない?コロナによる血栓の発現による血管の梗塞や子供達に川崎病のような症状もらわれていると報告されている。
コロナは血管に何らかの作用を引き起こす。安倍総理の大嘘の肺炎死亡者にはCT検査、
どころか、脳梗塞や原因不明の突然死で処理されら人も中にコロナ感染も疑われる。


ドイツ・韓国・中国などが、収束に向かう中、怖いのは日本政府が自分たちも!!と印象操作に走ることだ。日本はコロナと向き合ってさえいない。いたずらの国民に我慢と犠牲を強いているだけで、政府はやるべきことをほとんどやっていない。だだしい道筋を歩んでこその収束だ。各都道府県の首長が独自で対策をしているのを尻目に、責任回避の屁理屈と、収束後のV字回復という都合のいい考えしか頭にない安倍政権の思惑どうりにはいかないのではないか? 臭いものには蓋、そうすればやり過ごして国民は忘れる、そんな程度に考えているのではないか?


本当に薄気味悪い人たちだ。


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