密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

1.4兆円規模キャンペーン明るい未来の創出、上ばかり見る権力者

野党が見直しを求め、国民の悲鳴を届けても、安倍政権は一向に聞く耳持たない。
野党のいうことを聞いたら死ぬ病? 10万円給付も野党が散々言っても無視していたのに、公明党のプッシュで実現。何が何でも野党を無視政策?


野党が大きく反発する”Go to ~”キャンペーン予算1兆6794億円 
たとえば、衆院予算委員会では、日本共産党の志位和夫委員長が、医療現場へのさらなる財政措置や、「文化・芸術・スポーツは人間として生きていくために必要不可欠な酸素のような貴重なもの」だとしてイベント自粛にともなう補償を訴えたが、安倍首相はそれらをことごとく拒否。志位委員長は「Go Toキャンペーン」について「この非常事態のもとで収束後の事業に呑気にお金を付けている場合かと怒りが広がっている」と指摘。「収束後の事業につぎ込む予算が1.7兆円もあるのなら、まずは目の前の感染爆発、医療崩壊を止め、一刻も早い収束のために使うべき」と追及をおこなった。
 

だが、このごく当然の要求に、安倍首相はこんな反論をおこなったのだ。
「文化・芸術振興のための予算もですね、この『Go Toキャンペーン』のなかには入っているわけでありまして、こういう、まさに文化・芸術に触れようというキャンペーンもおこなっていくわけでございます。で、ありますから、いままさに厳しい状況ではございますが、この収束後について、いつ収束するのかってことについてはまだ確たることは残念ながらお答えできませんが、その後にですね、しっかりと、いま大変苦しい思いをしているみなさんにとって、将来の灯火となるような政策もしっかり示していく必要がある、こう考えているところでございます」(リテラより)


灯火だぁ?まさに、欲しがりません勝つまでは精神。さすが戦前回帰主義者だ。
シアターや小劇場が今日明日にも廃業に追い込まれかなないのに、灯火だけで持ちこたえろというのか?音楽家は、演奏て収入を得るほか、生徒をとって不安定な収入を補填している人が多い。しかしの両方の収入の道が絶たれている。日頃から、自分のやりたいことをするために、貧しい収入をやりくりしたり、バイトもしたりして、やっている多くの
あと関係者、安倍総理がお食事を共にする、売れてるTV役者ばかりではないのだ。
展覧会は中止、いつ再開するかわからない。取引画廊が閉廊すれば、他を探すのも結構難しい。多くのビジュアルアーチストも路頭に迷う。生徒を取っている人もいるがもちろんその収入源を断たれている。賃貸で住居、スタジオを持つ人は、今戦々恐々だ。


老舗旅館、地元の土産物屋、個人営業の名物食堂ほど苦しい、歌舞伎に欠かせない老舗弁当店「木挽町辨松(こびきちょうべんまつ)」も閉店を決めざるを得なくなった。


コロナ収束後、歌舞伎はデパ地下の弁当(歌舞伎座に近い三越が生き残っていればだが)旅行ガイドの泊まってみたいベスト10、ここに行くべき、オススメスポット・オススメ食堂 その頃はみんな廃業。Go to Travel、Go to Eat  でも、以前のような味のある場所はなく、アパホテルに泊まって、大手ファミレスのご当地メニューを堪能する?


インディペンデントの面白い演劇やパフォーマンスを支える場所が失われ、大手も安全な表現を大量生産的に生み出す場所が生き残る。


文科省お墨付きの文化、大企業紐付きの作り物の和風旅館、大手資本の居酒屋チェーン
レストランチェーン そんなのばっかりになり兼ねない。旅館も居酒屋もレストランもコンビニ化。雇われ店長とバイトをこき使って、V字回復。外国人観光客向けに作られた、Cool Japan のGo to〜キャンペーン


ブッシュ政権で起きた本当の話、ニューオリンズがハリケーンカテリーナに襲われ、ダム決壊で大被害。その事後整理で、海岸沿いに何十年と住んでいた低所得者を強制移住させ、その跡地に、企業が、リゾートホテル・マンションを建設。以前からその場所をねらつていたが、立ち退かせることができなかったのでこの機に乗じて政権ぐるみで再開発名目せ、長年住んでいた人を大した保証もなく追い出した。


そういうのを狙っているんじゃなかろうか?安倍政権が好まないものを一掃し、潰れるものは潰してしまって、その後を、大企業が乗っ取ってゆく。今の安倍政権の、現状無視で未来の灯火に予算をつぎ込む態度にこんな思惑が見え隠れする。


この1兆6794億円の行き先がもう決まっていて、だから見直すわけにはいかないのだろう。貧乏人と年寄りを一掃してくれるコロナ様様ですか?!


しかしそうは問屋が卸さない。日本の感染者数隠蔽・改ざんは世界の知るところ、収まりました、ようこそJapann・Go to Travel と謳っても、本当に〜??という反応になりかねない。検査を渋ることで、大きな数字が出なくても、ずるずると感染者が後を絶たない、収束しないという場合もある。そんなヤバい国に誰が来る。そしておもてなしは誰がする。


アメリカでは、金持ちは、優秀な自分たちが稼いだお金をなぜ貧乏人をケアするのに使わなくてはならないんだ、と考え、小さな税ふを標榜する。そしてメキシコからの労働者を
締め出すトランプに拍手する、しかしその安い労働力で、富を作っているのは、共和党支持の大金持ちだし、彼らのプロダクトを買うのも、彼らが虫けらのように思っている一般市民だ。


話は変わるが、志位さんが質疑の最後に、「コロナが収束できたら、プレミアつけなくてもみんな行きますよ。早く収束焦ることが重要なんです」と抜本的な変更を求めた。


ほんと、耳障りのいいカタカナ(英語)計画と税金の横流し、此の期に及んでも安倍政権のお家芸は変わらない。


ところで、適菜収氏が、こんな提案をしている。
非常時には常識に立ち戻ることが大切だ。マスクは直接鼻や口に当てるもの。正体不明の粗悪品をあえて使う必要はない。
 ちなみに受け取りを拒否する方法は簡単だ。布マスクが自宅の郵便受けに投函されていたら、開封せずに「受け取り拒否」と書いて押印または署名。そのまま近所の郵便ポストに入れるか、郵便局に持っていけばいいだけ。切手を貼る必要もない。


こういう抗議の仕方もある。

PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら、両方を
クリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ