ディズニーだのカジノだの，娯楽に対する発想が貧困

2016/01/24 18:29

宜野湾市長選、開票中。自公公認の佐野氏の売りは、ディズニーリゾート誘致構想。ディズニーのエンターテイメントは画一的でかつ人工的、沖縄にそんな物が必要なのか？
そんな、がちゃがちゃ忙しい物を作らなくても、バハマやカリブ海の島々のように，本当の癒やしのリゾートの場所として理想的−もし基地がどんと場所を占めていなければ。

これは翁長知事も言っていた。海外のリゾートホテルから沢山のオファーがあるようだ。そうなると，無粋な基地はマイナスイメージ。人工的に作る施設は，他に取り柄のない所の開発向き。政治屋さんの発想は、カジノだのディズニーだの，目先の利益ばかりで，品がない。

家から、車で一時間ちょっとのところに　オーランドと云う町がある，言わずと知れたディズニー王国の町がある。昔はテイストのある小さな町だったそうだが、今は、ピカピカの巨大コンドミニアム，ホテルが立ち並び、もちろんユニバーサルや、ダイナソーランド、子供たちの喜ぶ施設が町中を覆っている＋アメリカ最大のアウトレット。　この様子はカジノとショービジネスの不夜城ラスベガスのファミリー版。

べガスも，オーランドも、美しい海はない。フロリダの美しい海沿いは、海を眺め、楽しみ、酒を飲み、美食し、マリンスポーツに興じ、のんびり浜辺で本を読む為に使われている。世界有数の美しい海のある沖縄，海外の人たちは、ディズニーのある所で，本当のリゾートをしようとは，決して思わない。ディズニーやカジノとは楽しみの質が違うのだ。世界中にディズニーはある。沖縄の海は沖縄にしかない。ディズニーで楽しむ人々の何百倍も本当の憩いを求める人たち，自然の中でのびのび遊びたい子供たちのあこがれの休息の地となるだろう。

ディズニー沖縄は馬鹿げたアイデアである。