密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

帰国者接触者センター名にこだわる加藤大臣;アメリカコロナ事情

安倍政権は、とどのつまりコロナ対応のまずさの責任もうやむやにしてゆく腹積もりであると思う。現状に向き合うより、事態を収束させる努力より、後で言い逃れができるようにと準備をしている。


加藤厚労大臣が国会で小池議員の再三の、”帰国者接触者センター”という名称を、新型コロナ対策センターなどに変えるべきと提案しても、国民がね衣装に馴染んでいる、と頑なに拒否し続ける。


これは、帰国者(海外から感染を持つこまれた)接触者(その感染者に接触した)が全ての原因であると言いたいためであり、またそうだったと文章上残すためであると思う。
安倍政権と厚労省の痛恨の失策、ダイアモンドプリンセス号の対応。乗船者をきちんとした対処もせずに、またその環境の適正性を検証もせずに閉じ込め、感染を蔓延させ、かとおもえば、ここの感染時点がバラバラであるにも関わらず、一定の14日で区切り、陰性が出た人を(陰性から陽性に転じるレウが出ていたにも関わらず)公共交通機関を使用しての帰宅に向かわせ、後になって経過報告だの何だのと(その遠きはもう家族や周囲に広がっていてもおかしくない)後手後手の対応。しかも全国に散らばらせてしまったという犯罪的大失態を、矢面に立たせないために、帰国者接触者センターなんて、名前に固執しているとしか思えない。


感染経路不明者より、いまだに海外から帰国した人が感染を持ち込む的なイメージで報道されている。


進め一億総おもてなしコロナも根性で勝てるぞオリンピックも、国際社会の情勢の前には、しゅんと延期を余儀なくされ、鼻息冷めやらぬのに、まるで自分たちから決断したような、哀れな体裁を整えている。その翌日には東京の感染者数が前日の4倍以上に跳ね上がるし、緩んできている世相とは反対に、小池知事は、危機感をあらわにして、3蜜を避けようなどと、密な座席の会見でぶち上げる。


これも困ったことになる前にエビデンス的に言ってるだけでに見える。


日本のそんな、ゆったり感とは裏腹に、ゴーストタウンと化したNYCおよび、州全土にわたって戒厳令状態のようだ。結局、NYに戻るに戻れなくなっているのだが、フロリダ州では、NYから飛行機で来た人たちには、2週間の自己隔離を要請している。しかし、誰ぞしる、、。メイン州の小さな島々は、リッチな人たちの夏のバケーションハウスがあるが、そこに現在居住している人々が、NYやボストンからのハウスオーナーのこれからの滞在を拒否する地域法を可決した。 
友人がセカンドハウスを持つペンシルバニアでは、弾丸の売り上げが何倍にも伸びている(アメリカ全土でもそのようだ)なぜなら、彼らはNYからピカピカの車でやってくる短期滞在者を敷地から追い出すために銃を携帯する、という(これはいささか大げさではないか?と思うが、友人は真剣だった、だからセカンドハウスには行けない、と)
ボルチモアでは、また暴動や打ちこわしが起こる可能性に備えて、州兵が出動している。 


そもそも、なぜ、特にNYCやシカゴのような大都市でこれほど蔓延したかと考えると、密集アパートや、高層の集合住宅でのエレベーターの共有が考えられる。これはオフィースでも同じ。一戸建てが主の地方と比べて、感染経路の特定が非常に難しいし、人数も多いのであっという間に広がる。その個々人が週末に地方の家族の家に帰ったりして拡散している。


武漢も東京規模の大都市であったというし、春節という里帰り時期がかかさなったのも不幸だった。環境の近い東京など、日本の都市部も、これから、オリンピックバリアが解かれれば、どういう状態が露呈するかわからない。


それでも、そういう時だからこそ、科学的見地のアドバイスを周知し、冷静に効率よく対応してゆくことが必要になるだろう。
こんなことを書いていて、さて、画材を買いに行こうと思ったら、ネット注文しろとDさんに言われた。その通りだな、、、と思った。


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