密接な関係にある他国から

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人情根性感染対策 岩田教授動画を削除、しかし海外は下船後14日隔離

これが日本だ。日本社会だ。みんなで頑張っている努力を非難するのか、って、動画削除圧力。頑張っている人の心を傷つけるのか?努力を認めないのか?って、その努力している人も危険でしょう。人情根性で感染が防げるはずもない。それとこれとは話が別だ。



新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号をめぐり、感染対策のあり方を批判する動画を公開していた岩田健太郎・神戸大教授が20日、動画を削除した。岩田さんは「ご迷惑をおかけした方には心よりお詫(わ)び申し上げます」とのコメントをツイートしている。
 

岩田さんは感染症の専門家で、18日に船内で活動する災害派遣医療チーム(DMAT)の一員として乗船。船内の状況について、同日夜にユーチューブに公開した動画で、船内は「どこにウイルスがいるかわからない状態」などと批判し、「悲惨な状況」などと説明していた。この投稿に関しては、同船で感染症対策に携わる医師がフェイスブックに「下船していく乗客の方々、現場で頑張っている方々を追い詰めかねない内容」と投稿。当時の状況に関して「(岩田さんが)船内におられたのは2時間弱」としている。


多くの現場経験をした専門家が危険を感じたのだ。その視点には注視すべきものがある。また、”感染症対策に携わる医師”の来歴が、教授以上に実現場経験のある医師であるとは限らない。事実教授はべつのインタビューで、政府の感染症対策は細菌学者などで、感染対策とは分野を異にする、とも述べていた。
努力している人を傷つけるのか!!は日本の特にこの政権が多用する高度同調圧力型言論封鎖法(頑張ってくれている自衛隊を違憲にするのか!!とかね)


また、岩田さんが、船内ではウイルスがない安全な区域とそうでない区域の区分けが十分にできていないと指摘したのに対し、完全とはいえないまでも「実際はゾーニングはしっかり行われている」と反論。船内で「患者さんとすれ違った」という岩田さんの主張については、疑義を呈している。
これは藪の中だ。言った言わない。教授の動画は政権の無策と傲慢を告発する結果になった。削除させお詫びさせ、、、ANAコンチネンタルさながらに、いくら教授が個人の意見病院大学とは関係ないと言っても、脅す奴は病院や研究機関の助成金取り下げなどで恫喝がお手の物の厚労省だ。


岩田さんは20日、日本外国特派員協会(東京都千代田区)で開かれたテレビ会見に参加。動画を削除した理由について「クルーズ船の状況が昨日、多くのメディアで報道されたため。感染のリスクが存在しているという私の主張は変えない」と説明した。さらに「私の意図は、誰か個人を批判することではなかったが『批判している』という意見があった。誤解が続かないよう動画を削除した。合理的、科学的な議論が状況を変えると思っている」と話した。(松浦祐子、三上元)



この動画について教授は20日朝、ツイッターで「動画は削除しました」と報告したが、同日にはビデオ経由で東京の日本外国特派員協会で記者会見し、船内の感染対策の不備を重ねて指摘した。(BBC)



もはや日本では、外国人記者クラブぐらいしか、安倍政権に忖度しない発言をできる場所はないようだ。和泉・大坪政権パワーに恫喝された CiRA・京都大学iPS細胞研究所の所長・山中教授もそうだった。



さて、現場の口を封じ、証言者も恫喝できても、すでに海外の対応は何の忖度もなく、
ダイアモンドプリンセスは、各国の乗船者を感染させ世界にばらまく、世界的な感染拡大の発生源を作った対応と認識されている。



新型コロナウイルスの集団感染が起きた客船「ダイヤモンド・プリンセス」における日本政府の感染対策について批判が高まるなか、ウイルス検査で陰性となった乗客の下船と帰宅が始まっている。


横浜港に停泊中のダイヤモンド・プリンセスに乗船した感染症対策の専門家は18日、船内の感染対策が混乱状態にあったと批判した。


米疾病対策センター(CDC)は同日、船内の感染拡大を防ぐための措置が「十分ではなかったかもしれない」とコメントを発表している。


ウイルス検査で陰性となり19日にダイヤモンド・プリンセスを降りた約500人の乗客は、待機していたバスやタクシーに乗ってその場を離れた。そのまま帰宅して通常の生活に戻ることが認められたが、数日中に政府が連絡を取り健康状態を確認すると、日本の厚生労働省は説明している。この対応について日本政府は、船内感染の大半は今月5日に健康観察期間に入る前に起きたものだと説明している。


下船が許可された乗客は、ウイルス検査で感染が確認されず、症状の出ていない人たち。日本メディアによると、対象者全員が下船し終わるのは21日の見通し。ただし、検査で陽性となった人と同室にいた人たちは検査で陰性となっても、健康観察期間の終了日が延びるため、隔離期間が続く。


ダイヤモンド・プリンセスの乗客の出身地は50カ国以上で、世界的な感染拡大の発生源になる懸念が出ていると、横浜で取材するBBCのローラ・ビッカー記者は指摘する。


アメリカではさらに14日隔離
ダイヤモンド・プリンセスから香港で降りた乗客の感染が確認された後、船は今月5日から横浜港で隔離状態に入った。その時点の乗客乗員3711人のうち、これまでに少なくとも621人が感染しており、中国大陸以外で最大の集団感染の発生場所となっている。


アメリカをはじめ複数の政府が船内の自国民を退避させる方針。米政府は16日、市民数百人を政府チャーター機で帰国させた。米空軍基地に到着した人たちは、米軍施設で14日間にわたり隔離される。


英外務省は船内の自国民に、今週後半に予定される政府チャーター機での帰国の手はずが整うまで船内に留まるよう指示しているフェイスブックなどソーシャルメディアを通じて状況を頻繁に報告していたイギリス人夫妻は19日、ウイルス検査で陽性判定が出たと確認した。


米政府のほか、カナダ、オーストラリア、イギリス各国の政府も、ダイヤモンド・プリンセスから帰国した人たちは14日間にわたり隔離し、健康状態を観察する方針。



韓国は、自国民以外はダイヤモンド・プリンセスの乗客の入国を禁止する方針を示している。



米CDCは18日の発表で、自国民を帰国後にさらに14日間、隔離することについて説明。「ダイヤモンド・プリンセス上で防疫措置を講じた日本政府のずば抜けた努力をたたえる」と切り出した上で、「防疫態勢は感染を遅らせるため、公衆衛生にとって多大な利益を与えただろうと考えられるが、CDCは船内の個人間の感染を防ぐに十分ではなかったかもしれないと判断した。CDCは、船内で新たな感染者が増えているペース、特に症状のない人たちの感染が増えているペースは、引き続きリスクだと考えている」と述べた。
その上でCDCは、「アメリカ市民の健康を守るため、船の乗客・乗務員全員の移動を制限し、ダイヤモンド・プリンセスを下船してから少なくとも14日間はアメリカに戻れないこととする」と明らかにした。



感染症の専門家、客船内の感染対策を批判 BBCが独占取材神戸大学医学研究科感染症内科の岩田健太郎教授は18日、ダイヤモンド・プリンセスに同日に乗船して見た状況についてYouTubeに投稿したビデオで報告した。岩田教授は、ウイルスがまったくない安全区域(グリーンゾーン)とウイルスがいるかもしれない区域(レッドゾーン)を、船内で明確に区別していないと指摘。船内の感染対策を批判した。
岩田教授はさらに、エボラ出血熱や重症急性呼吸器症候群(SARS)の大流行の最中に現場にいた時よりも、客船内の方が怖かったと述べた。
この動画について教授は20日朝、ツイッターで「動画は削除しました」と報告した。

(英語記事 Coronavirus: Passengers leave Diamond Princess amid criticism of Japan)


5日から2週間の観察期間で乗客乗員3711人のうち感染者が542人に達したことから、船内の感染対策を疑問視する専門家の声も出ている。教授の動画削除は、その後も彼が自分の科学的見地に確信を持っているとしていることから、ああまた、安倍政権の仕業かぁと思ってしまう。報道の自由度下落、女性の地位・権利の意識の低い、性暴力被害者へのひどい扱いをしている、歴史修正主義のあの国か、と妙に納得させられるだろう。
まあ目先のことしか考えない安倍政権は、今、自分たちの失態を隠し、国民をごまかせさえすればいいと言った程度だろう。


しかし、この対応が、国際社会の信用を確実に失っている、この評価がオリンピックにどう影響するかということなら少しは真剣に考えることもできるだろう。
これでもし、500人の人たちから感染者が出たら、、、いやそれでも彼らは責任をなすり合い、屁理屈でごまかし、自分の椅子にしがみつくだろう。痛みは不必要に感染させられた人たちの上に残るのみ。


これだけの無責任、強権、無知の独断、隠蔽を蔓延させた安倍晋三とその一派、彼らが思うほど国民はバカでも無力でもない。この付けはきっと払わせてやろう。まずは支持率をもっと下げ、選挙で惨敗させることだ。


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