密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

臆病ものの煩悶、分厚い皮膚を持つ方法

PCに水をこぼしたため、、後数週間はiPadでしのがなくてはならない。古いのでタッチの感度が悪く、コピペもままならない。

腕を縛って書いている気分だ。記事の転載もできないので、最近の出来事、つらつら考えさせられたことを書いてみようと思う。

ーー

昨日まで友人夫妻が我が家にゲストとして投宿していた。アーチスト+キューレター+美術評論家で、こちらには企画展のキューレーションできていた。イタリア系、陽気でパワフルでポジティブで不屈。何かあるとすぐ凹む、周りを気にしてすぐ引っ込む日本人気質を克服できないワタクシにこんな、アメリカの言葉を教えてくれた。

Have a tough skin (thick skinとも言うようだ)

つまり硬い皮膚を持て。分厚い皮膚を持て。と言うことだ。心の皮膚が薄いことこの上ないワタクシにとっては、いかに皮膚を鍛えて行くかは大きな課題だ。


生きづらさを抱える日本の社会は皮膚の薄い人たちは密集して暮らしている。 突かれれば皮膚は簡単に破れ、血を流し、膿、大きな傷跡を残す。摩擦で擦れた皮膚はますます薄く敏感にヒリヒリと外界と接するようになり、人によっては閉じこもってしまう。


どうしたらHave a tough skin を持つことができるのだろう。友人はオープンマインドで自分から会話をスタートさせる、が人の話もよく聞き、よく褒める。イニシアチブをとっている。こう言うことは誰にでもできることではない。


ただ、自分から心を開き巻いてから見返りを期待しすぎない、この辺が心構えかと思える。

日本社会は相手に期待しすぎる社会でもある。だから期待に応えようと無理をし、期待に答えてくれないと失望し怒る。それが相互の関係を苦しくし生きづらさを助長する一因かもしれない。