密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

イラン反撃 のこのこ巻き込まれにゆく日本

7日夜半、イラク国内で米軍が駐留する少なくとも2カ所の空軍基地が、十数発の弾道ミサイルで攻撃され、カセム・ソレイマニ司令官が殺害されたことへの報復だと宣言した。


被害状況は明らかにされていなが、イランが発射した弾道ミサイルは計22発。
アル・アサド基地を狙った17発のうちは2つは不発で、アルビル基地を狙った5発はいずれも有志連合軍の本部を狙っていたという。


イランは、「アメリカのテロ軍に基地を提供したすべてのアメリカの同盟国に警告する。イランに対する攻撃行為の出発点となるあらゆる領土は標的になる」と表明した。


まあ当然そうなるだろう。何が『戦争を止めるためートランプ発言』だ。
今回は、「何もかも大丈夫だ(All is well)!」などという、泣いてる子供を慰める時に使う言葉を発し、「イランからイラクにある2つの軍事基地にミサイルが発射された。被害者と損傷の把握が進んでいる。これまでのところ、順調だ! 我々は世界のどこより最強で装備万全の軍隊を持つ! 私は明朝に発言する」と、今まで攻撃されていなかった基地を、自分の命令でイラン高官を暗殺したために、報復攻撃を受けたのだ。何も順調ではない。被害状況を明らかにしないのは、米兵士が命を落とした場合、子供を軍に送っているトランプ支持者である南部の労働者両親からもトランプ非難がまきおっこるからだろう。


攻撃を受けて、トランプ大統領が国民に対してテレビ演説をするのではないかと憶測があったが、ホワイトハウスは今晩の演説はないと表明した。
消息筋によると、大統領の側近たちが演説原稿を整えていたという。BBCより


さすがに、側近たちはトランプがこの事態に向けて強気のトンデモ演説するのを引き止めているのだろう。


イラン側の声明、アメリカ側の動向、なごBBCが詳しく載せている。

「イラクの主権を傲慢に侵害し、国の尊厳をあからさまに攻撃した」と非難していたとの別、イラクのアブドルマハディ首相の声明はもっともだ。


フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外相は、「フランスはあらためて(イスラム国に対する)連合の同盟国や協力国との連帯を示し、イラクの主権と安全保障を重視する姿勢を表明する」と述べた。さらに、「暴力の連鎖は終わらなくてはならない。フランスは断固として、緊張緩和に向けて働いていく。我々は全当事者に連絡と取り合い、自制と責任ある行動を促している」と強調した。


ボリス・ジョンソン英首相「中東におけるイギリスの国益保全のためできる限りのことをしている。英艦ディフェンダーとモントローズは厳戒態勢を敷き、ペルシャ湾の海上輸送を護衛する姿勢だ」と説明しした。


自体はこれだけ緊迫している。そんな中、呑気な金ボケ大臣蓮の馴れ合い決定で、”調査・研究”に送り出される自衛隊。 不必要な”調査・研究”で一触即発の地域に送り出され、巻き込まれたら、閣議決定した大臣たちはどう責任を取るつもりか?またぞろ、いかんの念を示し、謝罪もせず、これから気をつけます!!デスだろう。そして片や巻き込まれた自衛官が殉職でもすれば、英霊に仕立て、憲法改正の旗を振るだろう。
しかし、自衛艦が殉職し、または生涯に残る障害を負った場合、無傷の大臣たちのペラっとした言い訳で済まされる話ではない。閣議決定した彼らは、人の命、その人生、取り巻く家族のことを真剣に考えているとは到底思えない。


安倍・麻生は軍艦や潜水艦に乗るのが大好きなようだ、いっそ”調査研究”に同行してはどうだろう。そうすれば、矢のように振る注ぐ桜吹雪の攻撃から逃げられる。


自分たちが現地に行く覚悟もなく、若者を、しかも不必要な任務で送り出す、安倍政権の
平和ボケと冷血。外交のなんたるかもわからず飛び回って血税をばらまくお大臣総理の無策は許されるものではない。総理大臣として森羅万象取り扱うと自認しているのなら、せめて、いいなりの閣僚を集めて、情勢不安定により、自衛隊派遣の閣議決定を取り消す、くらいはしなければならない。


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