イラン・アメリカの関係悪化の歴史を振り返る。

2020/01/06 07:42

BBCのニュースでイラン・アメリカの関係悪化の歴史を振り返る動画を日本語字幕付きで放映しているので是非ご覧ください。

そもそもから、欧米の石油目当ての植民地支配とその傀儡政権に対する現地市民の抵抗の歴史。今世界各地で同じ構図で迫害弾圧が起こり、搾取し迫害する側は、常に同じ理屈を広め、自分たちが正しいかのように宣伝する。
ドナルド･トランプは3日、カセム・ソレイマニ将軍（62）の殺害は「戦争を始めるためでなく、止めるため」だったと述べた。バカなの？　始まっていない戦争を止めるという表現も語るに落ちている。自分たちが一番強く、力でおどかせば相手が引き下がるという子供っぽい幻想を抱き、その単純な発想で状況を最悪に導いてゆく。そして、自分は歯牙にも掛けない、怒れる市民たちの命がけの反発に驚かされる。
トランプに代表されるアラガント・アメリカンたちは、中東の市民に対して、同じ人間としての尊厳を認めていないから、こういう馬鹿げた行動に出られるのだ。安倍政権と沖縄もしかり、中国政府と香港市民デモしかり、どこも同じ構図の抵抗が勃発し、支配を唯々諾々と受け入れない勇気ある人々が血を流して戦っている。

トランプアメリカ・中国政府・安倍政権は恥を知るべきだ。