密接な関係にある他国から

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”シンクライアント”が次なる墓穴 官僚たちの意趣返し?

本会議安倍答弁を聞いていて、あれ?こんな具体的な方式名挙げて平気なの?と
心配(?)になった。多分すぐに、このシンクライアント方式は調べられ、専門家から意見が出され、流行語大賞に滑り込みノミネートされるだろう。


案の定、このシンクライアント方式は安倍総理が信じ切って答弁したようなものではないらしい。今復元機能が上昇し完全に削除が難しいから、小渕事務所はドリルで壊したりしなければならなかったのではないか。



安倍首相は2日の参院本会議で、桜を見る会の招待者名簿の電子データ復元は不可能だと改めて説明。その説明理由に挙げた「シンクライアント方式」について、ネット上では「意味を分かっているのか」と疑問の声が上がっている。


安倍首相は名簿を管理する内閣府の電子データの保存環境について「“サーバ”でデータを保存する『シンクライアント方式』を採用」とし、「“サーバ”のデータを廃棄後、バックアップデータの保管期間をおいた後は、復元は不可能」との報告を受けたと答弁した。


 安倍首相も「サーバー」を「サーバ」と発言するあたり、ロクに理解していないのだろう。シンクライアント方式とは、個々の端末にデータを保存せず、サーバー側でデータ処理を集中管理し、端末から必要なデータだけをアクセスさせる仕組み。おかげで、データの消去リスクは低いのだ。


端末1台当たりのコストを削減でき、セキュリティー対策面でもメリットがある。そのため、官公庁でも導入が進んでいるようだが、安倍首相の答弁はデタラメの極み。内閣府は「バックアップデータの保管期間は8週間」(大臣官房サイバーセキュリティ・情報化推進室)と日刊ゲンダイに答えたが、「それでも元データが消えるなんて、あり得ません」と言うのは、ITジャーナリストの井上トシユキ氏だ。こう続ける。


「シンクライアント方式は完全なデータ消去が困難なシステム。単なる中継サーバーならともかく、集中管理している大本のサーバーが現在も稼働していれば、元データは確実に残っています。削除しても特殊なソフトウエアを使えば復元可能です。完全にデータを消すにはサーバーに物理的な攻撃を加え、木っ端みじんにするしかない。それこそ東京地検特捜部の家宅捜索前に、ハードディスクを電動ドリルで破壊した小渕優子事務所のような荒っぽい手口を用いるしかありません」


もちろん、そんなことをすれば内閣府全体の業務全般がストップ。完全にマヒする。それだけバカげた答弁で、報告した内閣府の事務方は、よほど安倍首相に恨みを抱いているとしか思えない。


あまりの“墓穴答弁”に「シンクライアント」はツイッターのトレンド入り。野党議員は「シュレッダーを見る会」の次に「サーバーを見る会」を実施すべきだ。


【字幕】安倍首相が「内閣府はシンクライアント方式」と発言!⇒履歴は全てサーバーに残るシステム 名簿も確定か 田村智子 #桜を見る会 20191202参議院本会議


自分が理解できない、また、理解しようと努力することも放棄して、答弁書に書かれた通り答弁する安倍総理。国民が耳慣れないカタカナワード(総理自身がサーバーを、サーバ・サイバと言い間違えている)やイニシャルワード(TPP/FTA /ACPなど)で国民をケムに巻くのは安倍政権の常套手段だが、今回はヘタを打った。
そもそも、こんなことを官僚が知らないわけもなく、またネットシステムに関して多くの国民が、高い水準の知識を有している日本で、こんな見え透いたことが通用すると思っているとしたら官僚諸氏も相当国民を舐めている。というより、わざと?と思ってしまう。


だいたい、脳足りん総理の無責任発言の尻拭いがメインのお仕事とかした官僚たち。
出世と天下りのためだけに、自分の誇りも捨て、くだらないつじつま合わせに知恵をしぼる。嫌になる人が出ても無理はない。 


シンクライアント方式発言について、安倍総理は、そう報告を受けている、と逃げても、
この方式を採用している以上、名簿データーの復元 提出は必至となる。


これは桜問題を大きく進展させる、その状況を総理自身の口から言わせる。官僚たちの意趣返しかもしれない。


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