密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

「呼ばれたタレントは、再来年、なかなか行きづらいよねえ」当然再来年、桜を見る会が再開され、同じように呼ばれるつもりの安倍なタレントたち

「呼ばれたタレントは、再来年、なかなか行きづらいよねえ」リテラによるとこれは松本人志氏が発した言葉だという。
この人は当然、この騒動はそのうち収まり、”本人が決めた”という来年の中止という禊を済ませれば、同じような我が世(安倍世)の春が続くと思っている。案外安倍本人もそう思っているのかもしれない。


このほかにも、太田光は、17日放送の『サンデージャポン』(TBS)で「(桜を見る会を)やめないで、来年また安倍さんやってほしいんだよ俺は。で、また俺を呼んでほしい」「ここでやめちゃうとなんか、俺らがみんな悪いことしたみたい」
別に招待された側は悪いことをしていたわけではないが、公平公正に無自覚で、無批判に権力者に重宝され、特権意識の味をしめた発言をすることの方が、コメディアンとして劣化している。”また呼んでほしい”が、ジョークだったとしても、「ここでやめちゃうとなんか、俺らがみんな悪いことしたみたい」は本音だろう。いくら太鼓持ちを生業としているお笑い芸人でも、その情けなさ、小ささが漂い出る。


成功した芸能人だと、何千万という収入を得ているので、こんな小さなお金に野党がガタガタ噛み付いて、国民が騒いで一体何なんだ、という感じなのかもしれないし、多分安倍応援団の成功者?たちもそう思っているだろう。


しかしこの問題は、安倍政権7年の問題の縮図であり、国民にとって最も分かりやすい事象であり、安倍行政私物化の象徴である。


当ブログでは触れずに来たが、香港の苛烈なデモは5ヶ月を超え、彼らの自分たちの権利を守ること、権力に押さえつけられ支配されることにNOと声を上げる、身を呈して抵抗する、まるで天安門事件を彷彿とさせる中国政府(香港警察)の弾圧に何千という市民がこれだけの長きにわたって抵抗を続ける、その強さに圧倒される。


日本は、喉元過ぎれば熱さを忘れ、長いものに巻かれ、朱に交わって赤くなる、そんな処世術の国であるけれど、もう少し、法における公正さと国民主権の意識に目覚めてもいい。お金持ちの太鼓持ち長者たちはさておき、やはり格差が広がり困窮する人、その予備軍が増え、歳を取っても身を粉にして働かないと生活できない世の中に固定され、将来に不安しかない多くの人たちの怒りは募っているだろう。


政権の税金私物化、お友達にいろんなところから利権を与え、国民は口当たりのいいスローガン、他国への敵対感情、数の力で隠蔽・改ざん・時間稼ぎを続けて来た安倍政権にその怒りが吹き出してもいい頃だ。


とんでもない問題をいくつも起こしながら、その厚顔無恥と、数の力で、何度も危機を乗り切った安倍政権の成功体験からくる傲り緩みの発露が、この桜を見る会問題だ。


いい加減終わりにしないと、改憲で、国民主権を奪われ、命ぎりぎりまで搾取されてから、身を呈して抵抗(共産党諸氏や、山本太郎氏はするかもしれないが)、そんなことは日本人には無理なのだから、今止める。選挙の一票が自分の手にあるうちに、このお軽い独裁者チームを権力の座から駆逐しないと、搾取されるだけの声なき市民の地位が確定してしまうだろう。


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